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クラウドサービス情報開示認定機関ASPIC※1が、 人材派遣(特定個人情報)、IoTプラットフォーム (IaaS/PaaS IoT)、遠隔検針(ASP/SaaS IoT)及び 水処理プラント管理サービス(ASP/SaaS)等4件を新たに認定。 特定個人情報の認定は3件、IoT関連の認定は合計6件となり、 情報開示認定は累計277サービス。

~本情報開示認定制度は、平成19年から総務省ご指導の下、 ASPICが立ち上げ・推進しており、利用者が安心して利用できる クラウドサービスの普及推進を図っています。~

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)は、2021年3月31日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された下記4件のクラウドサービスについて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。

この認定は、サービスの安全性、信頼性に関する情報を正しく開示しているクラウドサービスにのみ与えられるもので、利用者の安心・安全なクラウドサービスの選定に資することを目的としたものです。今回の認定により、累計191社の277サービスが認定されました。


(申請日順)

【認定区分】特定個人情報ASP・SaaS

・株式会社アドソフト:「クオリード人材派遣クラウド」

【認定区分】IaaS・PaaS(IoTクラウドサービス)

・NECネッツエスアイ株式会社:「Symphonict プラットフォームサービス」

【認定区分】ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)

・アイルジャパン株式会社:「自動販売機の遠隔検針サービス」

【認定区分】ASP・SaaS

・オルガノプラントサービス株式会社:「オルトピアJクラウド」


図 新規認定会社ロゴとクラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク


※1 ASPIC

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(略称:ASPIC、東京都品川区、会長:河合 輝欣)は、令和2年4月1日に「特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム」(略称:ASPIC)から法人名称等の変更を行いました。

発表資料: https://www.aspicjapan.org/pdf/20200401_2.pdf



新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。

認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。



1. 新規認定サービス

新規認定した4サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。


■特定個人情報ASP・SaaS申請:1サービス(1事業者)

No      :1

サービスの名称:クオリード人材派遣クラウド

事業者の名称 :株式会社アドソフト

サービスの概要:人材派遣ビジネスにおいて発生するスタッフ管理、

        クライアント管理、受注管理、請求管理、

        給与管理業務等を統合的に支援する人材派遣業務支援サービス


■IaaS・PaaS(IoTクラウドサービス)申請:1サービス(1事業者)

No      :1

サービスの名称:Symphonict プラットフォームサービス

事業者の名称 :NECネッツエスアイ株式会社

サービスの概要:IoTシステム構築に必要なIoTデバイス、ネットワーク及び

        デバイスからのデータ収集・保管、データ整形、

        統計・可視化機能等をアプリケーション作成に簡易に利用できる

        APIとして提供するIoTプラットフォームサービス


■ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)申請:1サービス(1事業者)

No      :1

サービスの名称:自動販売機の遠隔検針サービス

事業者の名称 :アイルジャパン株式会社

サービスの概要:自動販売機に設置済みの通信回線を利用して、

        遠隔で自動販売機の電力使用量を把握でき、訪問回数の削減、

        データ入力による作業ミスを軽減できる

        自動販売機の遠隔検針サービス


■ASP・SaaS申請:1サービス(1事業者)

No      :1

サービスの名称:オルトピアJクラウド

事業者の名称 :オルガノプラントサービス株式会社

サービスの概要:水処理プラントの運転データを遠隔から収集し、

        プラントフロー画面やトレンドグラフ表示機能、

        異常検出時の自動メール送信機能等を備え、

        閉域ネットワーク内でセキュアに利用できる

        水処理プラント向け監視サービス


※ASPICでは、IoTクラウドサービス情報開示認定(ASP・SaaS及びIaaS・PaaS)の取得を推進しております。現在までに認定されたサービスは、次の通りです。


(1)IaaS・PaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/ip-iot/service_search.html

・IoT-EX株式会社:「IoT相互接続サービス」(認定日:2019.10.07)


(2)ASP・SaaS(IoT) https://www.aspicjapan.org/nintei/asp-iot/service_search.html

・株式会社NTTPCコミュニケーションズ:「セキュアカメラクラウドサービス」(認定日:2019.07.10)

・株式会社NJS:「SkyScraper」(認定日:2019.12.23)

・ユニテックシステム株式会社:「CORRECT TIME NAVI(コレクトタイムナビ)」(認定日:2020.03.02)



2. 認定更新サービス一覧

令和3年2月8日から直近までで認定更新した、12サービスを認定日毎に示します。認定は、認定日より2年間有効です。


■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和3年3月14日

No      :1

認定番号   :0223-1903

サービス名称 :AUTO帳票EX

事業者名称  :日本テレネット株式会社

サービスの概要:基幹システム等から出力される発注書、注文請書、

        出荷指示書などのテキストファイル、イメージファイルを

        インターネットでアップロードすることで、指定の宛先のFAXや

        電子メールに自動配信できるサービス


No      :2

認定番号   :0224-1903

サービス名称 :FNX e-受信FAXサービス

事業者名称  :株式会社ネクスウェイ

サービスの概要:既設のFAX機に専用のアダプターを設置することで、

        受信したFAXのイメージデータをクラウド上に蓄積、

        外出先や遠隔地からもWEBで閲覧、検索、コメントを記入し

        FAX返信を可能としたサービス


■更新申請:4サービス(4事業者) 認定更新日:令和3年3月26日

No      :1

認定番号   :0168-1303

サービス名称 :ヘルスデータバンク

事業者名称  :株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

サービスの概要:社員の健康診断データ、健康相談記録などを

        データベースとして一元管理し、健康管理スタッフ向けの

        各種業務支援機能や社員本人が健康診断情報を

        閲覧し健康管理に活用できる機能等を提供するサービス


No      :2

認定番号   :0169-1303

サービス名称 :SCWAREテナント管理システム

事業者名称  :SCキューブ株式会社

サービスの概要:ショッピングセンターの運営会社が行うテナントの売上状況管理、

        クレジット精算、家賃請求業務などデベロッパーの経験を

        活かした各種業務の支援機能を提供するテナント管理サービス


No      :3

認定番号   :0170-1303

サービス名称 :Smooth Fileクラウド

事業者名称  :株式会社プロット

サービスの概要:企業間で大容量のファイルを安全に送受信できる

        ファイル転送機能および細かなアクセス権限を設定できる

        ファイル共有機能を提供する法人向けファイル転送・共有サービス


No      :4

認定番号   :DC0001-1303

サービス名称 :東京第5データセンター

事業者名称  :エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

サービスの概要:高性能免震構造ビルに電力・通信設備等を冗長構成で備え、

        災害対策を強化するとともに、エアフロー管理、

        高電圧直流給電対応などグリーンICT技術を導入し

        PUE(電力使用効率)1.45以下を実現した都市型データセンター


■更新申請:6サービス(4事業者)  認定更新日:令和3年3月30日

No      :1

認定番号   :0184-1503

サービス名称 :総合行政情報システム WizLIFE

事業者名称  :日本電子計算株式会社

サービスの概要:「自治体専用クラウド Jip-Base」を

        インフラ基盤として利用し、住民情報パッケージシステム

        (住民情報系・税情報系・福祉情報系)を自治体単独、もしくは

        複数によるアプリケーション共同利用型として提供するサービス


No      :2

認定番号   :0185-1503

サービス名称 :Fleek シリーズ

事業者名称  :株式会社Fleekdrive

サービスの概要:社内、社外での文書共有に必要なアクセス制御、操作証跡管理、

        バージョン管理、ワークフロー管理を備えた文書管理機能および

        出力のオーバーレイ印刷が可能な帳票出力機能を提供するサービス


No      :3

認定番号   :0186-1503

サービス名称 :Academia Solution ~生徒募集管理~

事業者名称  :株式会社ユー・エス・イー

サービスの概要:入学志望者一人ひとりとのコミュニケーション履歴を一元管理、

        志望確度を数値化してランク分けし各志望者に合った的確な

        アプローチを可能とする機能等を提供する生徒募集管理サービス


No      :4

認定番号   :IP0008-1503

サービス名称 :自治体専用クラウド Jip-Base

事業者名称  :日本電子計算株式会社

サービスの概要:「JIPクラウドセンタ」にサーバ仮想化技術を用いて構築した

        自治体専用の共有型IaaSであり、自治体の住民情報系システムや

        庁内情報系システム、図書館システム、

        教育委員会システムなどを統合して運用可能な基盤サービス


No      :5

認定番号   :DC0005-1503

サービス名称 :JIPクラウドセンタ

事業者名称  :日本電子計算株式会社

サービスの概要:大型計算機センターとして発足。耐震・防水・耐火構造建物に

        2系統変電所から受電し非常用自家発電機も完備。

        金属探知機や顔生体認証等の導入による

        多段階セキュリティ管理も実現したデータセンター


No      :6

認定番号   :DC0006-1503

サービス名称 :東京第6データセンター

事業者名称  :エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

サービスの概要:免震構造建物に完全冗長化された電力、空調、通信設備を完備。

        高密度機器実装による高い価格性能比を実現。

        外気冷房システム、ロータリーUPS導入等により

        PUE値1.2(設計値)のグリーン性能も実現した都市型データセンター



3. 情報開示認定制度の経緯と現状

平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。

以降の経緯は下記リンクを参照ください。

https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html


これまでに認定されたサービスは、累計277サービス、191事業者となっています。



4. 本件連絡先(申請受付窓口)

一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会

(クラウドサービス情報開示認定機関)

クラウドサービス情報開示認定事務局

〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F

担当   : 岩田・門井・国松

TEL    : 03-6662-6854

Fax    : 03-6662-6347

mail   : aspic@cloud-nintei.org

認定サイト: https://www.aspicjapan.org/nintei/

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