オービタルネット、 AI分析による再生可能エネルギー可視化サービスをローンチ
第一弾として屋根上太陽光可視化サービスβ版をWeb公開
2021.04.14 10:00
ディープラーニングと地理空間技術を軸に事業を展開する株式会社オービタルネット(本社:名古屋市中区、代表取締役:小林 裕治、以下「オービタルネット」)は、4月14日(水)午前9時、AI分析による再生可能エネルギー可視化サービスの第一弾として屋根上太陽光可視化サービスβ版をローンチしました。可視化サービスの内容は「屋根上太陽光発電設備ヒートマップ」、「屋根上太陽光発電設備カーネル密度推定マップ」関東・中部版になります。
昨今、2050年脱炭素社会の実現に向けカーボンゼロを表明する企業や地方公共団体が増えており、具体的方策を立案するうえで現状を地理的に把握することが重要になっています。当社はそのような活動を支援するためにAIで航空写真判読した屋根上太陽光発電設備の位置情報をデータベース化し、地理空間分析によって可視化したデータを一部無償公開することにいたしました。今後、全国版に拡充したのち様々な地図アプリ上で閲覧できるよう、地図APIを正式に公開いたします。
■公開URL
https://www.orbitalnet.jp/maps/rooftop_solar/
■サービスイメージ
屋根上太陽光発電設備ヒートマップ(※1)
屋根上太陽光発電設備カーネル密度推定マップ(※2)
※1 屋根上太陽光発電設備ヒートマップ
地理空間上で分割したグリッド(約1km四方)に含まれる屋根上太陽光発電設備の棟数を集計し段彩(グラデーション)表現した地図
※2 屋根上太陽光発電設備カーネル密度推定マップ
カーネル関数を用いてポイントの分布密度を連続的な密度局面としてモデル化し、可視化した地図
オービタルネットは、これまでに培ってきた地理空間分野での知見、技術力に加えAIを活用して、お客様の課題やニーズに合わせた最適なソリューションを提供できるよう今後も尽力してまいります。
■株式会社オービタルネットについて
オービタルネットは、FOSS4G(オープンソースの地理情報ソフトウェア群)を活用した業務支援システムの開発やツール開発、地理空間データ分析などの事業を展開してきました。
また、設立当初より地理情報の生産及び空間解析工程にディープラーニング・機械学習をいち早く取り入れ、業界のDX化を模索してきました。これからも幅広い分野で活用できる技術の構築を目指していきます。
企業名 : 株式会社オービタルネット
本社所在地: 〒460-0011
名古屋市中区大須四丁目13番46号 ウィストリアビル401号室
代表者 : 代表取締役 小林 裕治
設立 : 2018年