1985年に「写真の町宣言」を行い、36年にわたってさまざまな写真文化の醸成・発信をしてきた「写真の町」東川町。長年の取り組みによって地域住民にも「撮る」「撮られる」ことから生まれる交流や、結びつきが根づいています。そんな東川を舞台に、写真界の第一線で活躍する6名のフォトグラファーたちが自ら被写体を選択し、思い思いのフィールドで作品撮りを敢行。初夏から始まった本プロジェクトでは、町の農家さんや中高生もモデルとなり、普段とは違った表情を見せてくれています。また、秋の撮影に女優の夏帆、冬にはモデルのKeigo Okazakiも被写体として参加。東川町の美しい季節の変化も感じながら、それぞれの個性が光る写真の数々をぜひご覧ください。

タイトル　６STORIES －東川町を写した写真家たち－
会　期　　2021年5月29日（土）～6月22日（火）
※5月29日（土）にトークイベントを開催予定。詳細は東川町文化ギャラリー公式サイト、各種SNSにてご案内します。
※イベント情報は変更となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。
場　所　　東川町文化ギャラリー
　　　　　〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1-19-8
　　　　　TEL 0166-82-4700
開館時間　10：00～17：00（会期中無休）
観覧料　　500円

主　催　　写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
企画制作　東川町「写真の町」実行委員会 + RCKT / Rocket Company*+ 山本マナ
協　力　　東川町民のみなさま
助　成　　THE ASAHI SHIMBUN FOUNDATION

※東川町での滞在・撮影順。

横浪 修（よこなみ・おさむ）

1967年京都府舞鶴市生まれ。
文化出版局写真部を経て中込一賀氏に師事し、その後独立。ファッションや広告など多岐にわたって活動。著者に写真集『100children』『1000children』『Assembly』『Assembly snow』『MIZUGI』『PRIMAL』などがある。 2020年に新刊『KUMO』をLibrarymanより刊行。

石田 真澄（いしだ・ますみ）

1998年生まれ。‪2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集『light years -光年-』をTISSUE PAPERSより刊行。2019年8月、2冊目の作品集『everything will flow』を同社より刊行。雑誌や広告などで活動。‬‬‬‬‬‬‬‬

Takako Noel

1991年東京都生まれ。
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション、Fashion Media and Communication科修了。帰国後、写真を軸としたVisual ArtistとしてLove and Peaceをコンセプトに活動中。写真へのペインティングや幻想的な世界観の作風で知られる。JRの広告やLUMINEやPARCOのウィンドウディスプレイディレクション、ファッション誌の撮影、サイケデリックロックンロールバンド踊ってばかりの国ミュージックビデオ制作などを手掛ける。

藤田 一浩（ふじた・かずひろ）

1969年生まれ。
大阪芸術大学写真学科卒業。文化出版局写真部、中込一賀氏のアシスタントを経て1997年渡仏。2000年帰国。主にファッション、ポートレイト、風景、静物の撮影を手掛ける。

水谷 吉法（みずたに・よしのり）

1987年福井県生まれ。
日本大学経済学部卒業後に、東京綜合写真専門学校で学ぶ。2014年にLensCulture Emerging Talents 2014 Top 50 およびFoam Talentに選出。パリ、ロンドンなど、世界各地で個展を開催。これまでに8冊の写真集を刊行し、今春、新刊『SAKURA』を発表。

川島 小鳥（かわしま・ことり）

1980年生まれ。
早稲田大学第一文学部仏文科卒業。主な作品に『BABY BABY』、『未来ちゃん』、『明星』、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』、『ファーストアルバム』、『道』、『violet diary』、小橋陽介との共作『飛びます』、『おはようもしもしあいしてる』、『まほう』がある。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。

リリースに掲載されている図版をデータにてご用意しております。東川町写真の町課までご連絡ください。
＊図版を掲載の際は、必ずクレジットの表記をお願いします。
＊図版の無断掲載はご遠慮ください。