千葉県のベンチャー企業が一般的な立体マスクを 「張りつかないマスク」に変えるアイデアで特許を取得! 該特許を無償で使用許諾する意向を発表
2021.04.19 11:30
株式会社エンズウェル(本社:千葉県松戸市、代表取締役:佐柁ユウ巳(サダユウミ))は、立体マスクに内蔵して使う「プロテクトボーン」の仕様で特許を取得しました。
つきましてはこの特許を無償(条件あり)で提供いたします。マスクの製造実績のある企業様、奮ってご応募ください。
プロテクトボーン構造
【特許の概要】
立体マスクに内蔵する線状部材「プロテクトボーン」を内蔵することで、吸気による凹みを生じさせず「張りつかないマスク」が実現します。布製でも不織布製でも実現可能です。
<特許明細から引用>
[要約]
・課題
立体形状マスクにおいて、マスクのフィット性を向上させ、かつ呼吸時においてマスクと口元との間の空間を確保するための技術を提供する。
・解決手段
立体形状マスク中央の接合線をなぞる形のワイヤーを設置し、かつ該ワイヤーは該マスク上端付近で左右の上辺方向に屈曲させ、下端付近で左右の下辺方向に屈曲させる。
※ワイヤー=プロテクトボーン
特許明細(画像)
【無償使用許諾の条件】
1. コロナで急増した「生活困窮者を支援する団体」に10万円以上寄付することをお約束してください。団体の指定はいたしません。
2. 製造販売予定を明確にした簡易な計画書をご提出ください(販売する気がない事業者様には使用許諾いたしません)。
3. 製品パッケージに「エンズウェル社のライセンス」であることを記載してください。
4. 特許実施契約を交わしていない事業者が、本特許に抵触する商品を販売することは認めません。ライセンス料はいただきませんので、必ず当社と契約を結んでください。
【無償使用許諾に至った背景】
まずは公益性を重視しました。
弊社は規模が小さく、しかもあまり商売がうまくありません。弊社でコツコツ作ってもたくさんの人にお届けできないし、「いち早く、リーズナブルに」を実現できる体制にないのです。どうすればより多くの方にこのアイデアを使った快適なマスクを使ってもらえるように、と考えました。それには特許を自由に使って製品化してもらえるよう、他社様のお力を信じようと思った次第です。
ですので、強要はしませんが、できるだけ弊社の商品より、安価で提供できて、広い販売網を持つ事業者様の応募を期待します。
また、コロナでたくさんの方が職を失い、路上生活者が急増しているというニュースに胸が痛みました。弊社も寄付という形で支援したいと思っていますが、弊社のわずかな生産力から得られる利益の一部提供では焼け石に水でしょう。より多くの寄付をお届けできるように、特許のライセンス料を頂く代わりに寄付をしていただけるようお願いすることにしたのです。
代表取締役 佐柁ユウ巳(サダユウミ)
特許証 ※個人名で取得しております。本名並びに住所は一身上の都合により伏せましたことご了承ください。
■本特許を利用したマスクの一例:当社商品紹介
名称 : 『COOLスポーツマスク』
販売開始日: 2021年4月16日
販売料金 : 3色セット10,000円(税込)~
サイズ : Mサイズ/Lサイズ
カラー : アイボリー・ブラック・ネイビー
販売 : 株式会社エンズウェル
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