クラシックバレエ関連の事業を展開する「一般社団法人バレエセラピスト協会」(大阪府大阪市淀川区)は、2021年4月26日より、専門家による本格的なバレエトレーニングをオンラインで指導する「バレエの家トレ(TM)」をスタートいたします。

オンラインバレエスクール(1)

オンラインバレエスクール(2)

■「バレエの家トレ(TM)」スタートの背景

きっかけは長引くコロナ禍で、外出して集団でバレエのレッスンを受けることが難しい状況が続いていることです。断続的な緊急事態宣言の発令により多くのバレエ教室において、バレエレッスンの中止や時間短縮、内容変更を余儀なくされています。また、海外留学においても、受け入れ先の国によってロックダウンによる休校やオンラインレッスンへの変更が見られています。どの場合においても、レッスン量の低下や環境の変化によるストレスで、個々人のダンサーがベストなパフォーマンスを保つことが難しくなっています。

「バレエの家トレ(TM)」は、バレリーナのトレーナーとして活躍しており体のしくみに精通した理学療法士が、バレエに特化したエクササイズをオンラインでマンツーマン指導し、姿勢改善やパフォーマンスアップをサポートするオンライン型のバレエ教室です。

■長引く環境の変化で、小中学生にも姿勢のくずれ、心身の不調が増加！

新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校 及び特別支援学校等における一斉臨時休業から約一年が経過しましたが、小中学生の中にはその後も心身の不調を訴えるジュニアダンサーが増えています。「体がかたくなった」「体が重い」「マスクで息がしづらい」という訴えから、最近では「もう慣れちゃった」と言葉が変化してきています。気持ちは慣れたと感じていても、運動量の減少、家で座っている時間の増加、マスクによる呼吸筋への影響等で特に上半身を中心とした体の柔軟性が低下し、動作のパフォーマンスは低下しています。

小中学生が家にいる時間が増えたことに伴い、スマートフォンやタブレットの使用時間も増加し、首、肩、腰を中心に姿勢の崩れが増加しています。姿勢がくずれた状態で長時間座っていると、筋膜や筋肉が硬くなり癒着(ゆちゃく)を起こして形状記憶されてしまうからです。また、マスクを装着した状態での運動やバレエレッスンにより呼吸のしづらさを感じるため、呼吸補助筋である首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋)を過剰に使用する傾向があります。「肩が上がる」状態となるため、呼吸の質としても外見的にもデメリットが大きくなり、そのままレッスンを続けると姿勢の崩れが助長されます。

バレエは全身をバランスよく使う運動です。正しい姿勢や呼吸ができた上でレッスンを行うことで、体を支えるインナーマッスルをしっかりと鍛え、姿勢や循環の改善が望めます。

「バレエの家トレ(TM)」では、基本的な姿勢を専門家がしっかりと指導することで、パフォーマンスのベース作りをサポートします。一般の主婦の方から、本格的に留学やプロを目指す方まで幅広くどなたでもご受講いただけます。

■AIによる姿勢分析

専門家の分析を可視化するツールとして、東京大学発の技術系スタートアップによるAI姿勢分析システムを使用しています。体の歪みを3D解析アルゴリズムで分析、トレーニング前後の効果を可視化しますので、誰でも理解しやすい形でご自身のスマホで確認することができます。

■サービス概要

「バレエの家トレ(TM)」の流れ

・AI姿勢分析(自宅で写真を撮影して事務局にメールで送付)

・姿勢のチェックと説明(トレーナーが姿勢のクセの特徴を解説)

・予習用動画で、体の仕組みとトレーニング内容を予習

・Zoomマンツーマン指導で、トレーニング指導

・復習用のトレーニング課題を自宅で実施

2021年4月26日よりサービス開始。

費用　　　　　： 初回相談　60分 5,000円(税込)

　　　　　　　　 →オンライン相談、姿勢分析含む

　　　　　　　　 6回コース　72,600円(税込)

　　　　　　　　 →オンライン指導、予習動画、姿勢分析、ツール代、

　　　　　　　　 　アフターフォロー含む

対象　　　　　： 小学5年生～60代

お申し込み方法： 下記詳細ページよりオンラインお申し込み

詳細　　　　　： https://www.bta-alliance.com/ietore/index.html

運営　　　　　： 一般社団法人バレエセラピスト協会

■法人概要

法人名： 一般社団法人バレエセラピスト協会

所在地： 大阪市淀川区西三国1-28-4-108

代表　： バイオメカニクス・アドバイザー／理学療法士　灰方 淑恵

メール： bta.kyokai@gmail.com

URL　 ： http://www.bta.or.jp/