クオリティア調べ web会議利用で出現した“困った社員”ランキング TOP7は「一切発言しない沈黙マン」 「周囲がうるさい雑音マン」「発言が重なる被せマン」 「キーボード音がうるさいカタカタマン」 「しょっちゅう固まるフリーズマン」 「ミュートに気づかず話し続ける口パクマン」 「誰にも話させない演説マン」
~ビジネスコミュニケーションに関する調査2021~
株式会社クオリティア(東京都中央区、代表取締役:松田 賢)は、2021年4月6日~4月7日の2日間、全国の20歳~59歳の会社員・公務員・団体職員を対象に「ビジネスコミュニケーションに関する調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
[調査結果]
《仕事でのコミュニケーション》
●仕事でのコミュニケーション自己評価 「社内のコミュニケーションを上手く取れていない」27%
●社外の人とのコミュニケーションは? 「取引先とのコミュニケーションを上手く取れていない」30%
全国の20歳~59歳の会社員・公務員・団体職員1,000名(全回答者)に、仕事でのコミュニケーションについて質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、仕事でのコミュニケーションに対する自己評価を聞いたところ、【社内のコミュニケーション】では、「非常に上手く取れている」11.0%、「どちらかといえば上手く取れている」61.9%で、合計した『上手く取れている(計)』は72.9%、「全く上手く取れていない」4.6%、「どちらかといえば上手く取れていない」22.5%で、合計した『上手く取れていない(計)』は27.1%となりました。社内の人と十分にコミュニケーションを取れていないことに悩んでいるビジネスパーソンは少なくないようです。
年代別にみると、『上手く取れていない(計)』と回答した人の割合は、上の年代ほど高く、50代では29.6%でした。
また、社外の人とのコミュニケーションについても聞いたところ、【取引先とのコミュニケーション】では、『上手く取れている(計)』は70.2%、『上手く取れていない(計)』は29.8%となりました。
年代別にみると、『上手く取れていない(計)』と回答した人の割合は、30代(32.8%)と50代(30.8%)では3割を超えました。
●ビジネスパーソンのコミュニケーションツール使用率 「メール」76%、「web会議」37%、「ビジネスチャット」20%
●テレワーカーのコミュニケーションツール使用率 「メール」93%、「web会議」76%、「ビジネスチャット」44%
●テレワーカーが最もよく使うコミュニケーションツール 「メール」がダントツ
仕事を効率よく進めるうえで、コミュニケーションツールは大きな役割を果たします。では、どのようなツールを使っているビジネスパーソンが多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、仕事でどのようなコミュニケーションツールを使っているか聞いたところ、「電話」は81.9%、「メール」は76.4%、「web会議」は36.5%、「ビジネスチャット」は20.2%となりました。コロナ禍以降、テレワーク制度を導入することと併せて、web会議やビジネスチャットなどの新しいコミュニケーションツールを取り入れる企業が増えたのではないでしょうか。
男女・年代別にみると、「web会議」は20代男性(47.2%)が特に高くなりました。20代ビジネスマンには、仕事でweb会議を活用している人が多いようです。
テレワークを行うことがある人(362名)の回答をみると、「メール」は93.4%、「電話」は82.9%、「web会議」は76.2%、「ビジネスチャット」は43.9%となりました。
また、仕事でコミュニケーションツールを使っている人(914名)に、使用しているコミュニケーションツールの中で、最も使用頻度が高いものを聞いたところ、「メール」(46.4%)が最も高く、次いで、「電話」(42.0%)、「ビジネスチャット」(7.5%)、「web会議」(4.0%)となりました。
テレワークを行うことがある人(362名)の回答をみると、「メール」(58.0%)が突出して高く、以降、「電話」(17.7%)、「ビジネスチャット」(15.5%)、「web会議」(8.8%)が続きました。
●仕事でのコミュニケーションツール利用時の困りごと
1位「メールの処理に時間がかかる」2位「メールが上手く書けない」3位「web会議で相手の反応が読みづらい」
●テレワーカーが仕事でのコミュニケーションツール利用で困っていること
1位「メールの処理に時間がかかる」「web会議で相手の反応が読みづらい」3位「web会議で発言タイミングがつかめない」4位「web会議で相手の声が聞きづらい」5位「バラバラのツールで業務が煩雑になる」
では、仕事でコミュニケーションツールを使う際に、どのような“困りごと”に直面している人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、仕事でのコミュニケーションツール利用において、どのようなことで困っているか聞いたところ、1位「メールの処理に時間がかかる」(15.1%)となりました。大量のメールを処理することに多くの時間を割いているビジネスパーソンが多いようです。次いで、2位「メールが上手く書けない」(11.7%)、3位「web会議で相手の反応が読みづらい」(9.8%)、4位「web会議で発言タイミングがつかめない」「web会議で相手の声が聞きづらい」(いずれも9.1%)となりました。メールに関する困りごとのほか、web会議を使っているときに直面した困りごとも上位に挙がりました。そのほか、「バラバラのツールで業務が煩雑になる」(7.0%)や「メールとチャットの使い分けに悩む」(4.3%)といった、複数のコミュニケーションツールを使っていることで生じた悩みもみられました。
テレワークを行うことがある人(362名)の回答をみると、1位「メールの処理に時間がかかる」「web会議で相手の反応が読みづらい」(いずれも20.7%)、3位「web会議で発言タイミングがつかめない」(19.3%)、4位「web会議で相手の声が聞きづらい」(19.1%)、5位「バラバラのツールで業務が煩雑になる」(13.8%)と、web会議に関する困りごとが多く挙がりました。テレワーカーには、コミュニケーションツールが多種多様になっていることで、業務効率低下を招くと不満を感じている人が多いようです。
《新しいコミュニケーションツールの利用で出現した“困った社員”》
●web会議利用で出現した“困った社員”ランキング
TOP7は「一切発言しない沈黙マン」「周囲がうるさい雑音マン」「発言が重なる被せマン」「キーボード音がうるさいカタカタマン」「しょっちゅう固まるフリーズマン」「ミュートに気づかず話し続ける口パクマン」「誰にも話させない演説マン」
仕事でweb会議やビジネスチャットを使っている人(409名)に、新しいコミュニケーションツール(web会議システムやビジネスチャットなど)の利用によって職場に出現した“困った社員”について質問しました。
仕事でweb会議を使っている人(365名)に、web会議の利用によって出現した“困った社員”が職場にいるか聞いたところ、「web会議で一切発言しない沈黙マン」(14.5%)が最も高くなりました。web会議に参加しているにもかかわらず、積極的に発言しようとせず終始無言を貫き通すといった困った対応をする人があらわれているようです。以降、「web会議で周囲がうるさい雑音マン」(12.6%)、「web会議で発言が重なる被せマン」(8.2%)、「web会議でキーボード音がうるさいカタカタマン」(7.4%)、「web会議でしょっちゅう固まるフリーズマン」(7.1%)が続きました。雑音やキーボード音で騒がしくしたり、タイミングの合わない発言をしたり、通信環境が悪く頻繁にフリーズしたりすることで、web会議でのコミュニケーションの流れを止めてしまう人もあらわれていることがわかりました。そのほか、「web会議でミュートに気づかず話し続ける口パクマン」(6.8%)が6位、「web会議で誰にも話させない演説マン」(5.8%)が7位となりました。
●ビジネスチャット利用で出現した“困った社員”ランキング
TOP7は「既読なのに返事をしない既読スルーマン」「長文を送ってくる長文マン」「すぐの返信を求めてくる即レス要求マン」「言いたいことだけ言って去っていく自己中マン」「書きかけの文章を送ってくる誤送信マン」「妙にフレンドリーな馴れ馴れしいマン」「『お疲れ様です』から始めるメールマナーマン」
また、仕事でビジネスチャットを使っている人(202名)に、チャットの利用によって出現した“困った社員”が職場にいるか聞いたところ、「チャットで既読なのに返事をしない既読スルーマン」(13.4%)が最も高く、次いで、「チャットなのに長文を送ってくる長文マン」(12.9%)となりました。ビジネスチャットを利用していて、既読しているにもかかわらず反応がない人や、読みづらい長さの長文をチャットで送ってくる人に遭遇したという人が多いようです。以降、「チャットですぐの返信を求めてくる即レス要求マン」(7.9%)、「チャットで言いたいことだけ言って去っていく自己中マン」(7.4%)、「チャットで書きかけの文章を送ってくる誤送信マン」「チャットだと妙にフレンドリーな馴れ馴れしいマン」「チャットなのに『お疲れ様です』から始めるメールマナーマン」(いずれも6.9%)となりました。やり取りのしやすさがチャットの利点である一方で、その利点を自分勝手に解釈し、“即レスを求めてくる”“一方的に言いたいことだけ言ってくる”“馴れ馴れしく接してくる”といった、マナーをわきまえない人があらわれているようです。また、メールソフトと勝手が違い文章を途中で送ってしまっている人や、メールと同じような書き出しを徹底している人に遭遇した人もいることがわかりました。
《セキュアなイメージの人物・アニメキャラ》
●絶対に秘密を守ってくれそう!悩み事を相談したい! セキュアなイメージの芸能人
1位「タモリさん」2位「有吉弘行さん」3位「マツコ・デラックスさん」4位「天海祐希さん」5位「所ジョージさん」
●セキュアなイメージの歴史上の人物 1位「徳川家康」2位「織田信長」3位「坂本龍馬」4位「聖徳太子」5位「明智光秀」
●セキュアなイメージのアニメキャラ 1位「ドラえもん」2位「江戸川コナン」3位「竈門炭治郎」、「ロロノア・ゾロ」が5位、「ケンシロウ」「ゴルゴ13」「孫悟空」が6位に並ぶ
仕事でのコミュニケーションでは、自社や取引先などに関する秘密を漏らさないことが不可欠で、危険がないという印象や安心感を与えられるような対応を取ることが大切です。この“安心な”“危険がない”といったことを、情報セキュリティの分野では“セキュア”という言葉で表現することがあります。そこで、絶対に秘密を守ってくれるセキュアなイメージの人物・アニメキャラについて質問しました。
全回答者(1,000名)に、絶対に秘密を守ってくれる(悩み事を相談したい)と思うセキュアな(安心な、安全な、堅牢な、危険がない)人物・アニメキャラを自由回答で聞いたところ、【芸能人】では、1位「タモリさん」(43名)、2位「有吉弘行さん」(34名)、3位「マツコ・デラックスさん」(30名)、4位「天海祐希さん」(28名)、5位「所ジョージさん」(20名)となりました。2位に挙がった有吉弘行さんは先日夏目三久さんとの結婚を報告し、2人の周囲の人でさえ交際について知らなかったということが話題となりました。有吉弘行さんなら大事な情報や秘密を徹底的に守ってくれそうだと感じる人が多いようです。
男女別にみると、男性回答では1位「タモリさん」、女性回答では1位「天海祐希さん」でした。タモリさんのような博識で安定感のある印象の人や、天海祐希さんのような正義感や責任感のある印象の人であれば、「秘密を守ってくれそうだ」「悩み事を打ち明けたい」と安心感を抱く人が多いのではないでしょうか。
【歴史上の人物】では、1位「徳川家康」(69名)、2位「織田信長」(67名)、3位「坂本龍馬」(53名)、4位「聖徳太子」(52名)、5位「明智光秀」(25名)となりました。3位に挙がった坂本龍馬は、幕末期犬猿の仲にあった長州藩と薩摩藩の間に立ち、両藩からの信頼を受け薩長同盟成立に向けて秘密裏に奔走する人物として歴史ドラマや歴史小説で描かれることが多いためか、「秘密を守ってくれそうだ」「秘密を共有しても安心だ」というイメージを持たれているようです。
【アニメキャラ】では、1位「ドラえもん(ドラえもん)」(80名)、2位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(74名)、3位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(57名)、4位「アンパンマン(それいけ!アンパンマン)」(23名)、5位「ロロノア・ゾロ(ONEPIECE)」(18名)と、真っ直ぐで素直な性格のキャラクターや困ったときに頼りになるイメージのキャラクターが上位に挙がりました。また、5位に挙がったロロノア・ゾロは非常に仲間思いのキャラクターとして作品中で描かれており、どんな悩みでも相談できそうだと感じる人が多いようです。以降、6位には「ケンシロウ(北斗の拳)」「ゴルゴ13(ゴルゴ13)」「孫悟空(ドラゴンボール)」(いずれも13名)が挙がりました。
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