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沖縄出身のバレエ・アーティスト 緑間玲貴による [能楽×琉球文化×古事記]の新作バレエ  10月31日(日)新国立劇場 小劇場で上演決定!

~「ヤマトタケル」主題で能楽師・関直美と共演~ 独自の世界観で新たな文化を生みだす舞踊作品を創造

沖縄県出身のバレエ・アーティスト 緑間玲貴を中心に構成しているバレエ公演「トコイリヤ」は、7回目の公演の開催を決定しました。2021年10月31日(日)に新国立劇場 小劇場で新作バレエを発表いたします。

緑間玲貴による演出・振付の新作品の主題は「ヤマトタケルの剣(つるぎ)」。

古事記の有名人「倭建命(ヤマトタケル)」の伝説をベースに「分断」と「調和」というテーマを掲げ、現代社会に人類の在り方を問います。今回、ヤマトタケルに剣を授ける倭比売命(ヤマトヒメノミコト)役には、関直美(宝生流能楽師)が決定。バレエを基軸に能楽や琉球文化を随所に散りばめる演出で、沖縄最古の琉球文学である「おもろさうし」をこれまでの研究を元に新しい創造物として蘇らせながら、琉球文化と大和文化の共通点を炙り出します。衣裳デザインにも、水引などの日本の伝統文化を取り入れ、新規製作中。どの様な芸術作品が立ち上がるか注目です。


「出演者」イメージ(左から:緑間玲貴、関直美、前田奈美甫、柳元美香)


公演詳細:

トコイリヤWEBサイト: https://www.tokoiriya.com/

緑間玲貴WEBサイト : https://www.ryoki-midorima.com/



【新作バレエ 趣旨】

天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を主題とするバレエ作品です。

天叢雲剣とは、通称、草薙剣と呼ばれており、三種の神器のうちのひとつです。

本作は、古事記の有名な登場人物であり、この剣を授かったヤマトタケルの人生になぞらえる「剣(つるぎ)」の本質を表現する舞踊作品です。

これまでの人類社会において、剣は「闘う」側面を持ってきました。一方、地球規模で多様性に目を向け始めた現代の人類において剣は、「勇気」「強靭さ」「祓い」「守護」「意志」などの側面を持つ象徴に変化しました。

剣に対するそうした新しい抽象的観念は、既に我が国には浸透していると思われますが、「分断」と「調和」というキーワードと共に、今一度、その意味を本作で問いたいと思います。



【演出上の特徴】

本作では、作曲・構成などの部分に、沖縄最古の琉球文学である「おもろさうし」と「能楽」の要素を取り入れることを試みています。

「おもろさうし」は首里王府によって編纂された歌謡集で、そのルーツは祭祀における祝詞であったと考えられており、かつての琉球・沖縄文化と、忘れ去られた日本古語を知る上で大変重要な、沖縄県那覇市が誇る、国内第一級史料です。


本作では、西洋のバレエをベースに、古い日本文化と琉球文化が舞台上で交錯します。

コロナ禍を経て、新しい価値創造が求められる時代において、舞台芸術は、困窮を極める現代社会に、「立ち直る強さ」を提供し、人類の精神面の軸とその強さを、本作で表現する剣と重ね合わせ、観客をはじめ、本企画に関わる全ての人の「生き抜く力」を養う一助となりたく新制作で発表いたします。



【主な出演者】

倭建命  :緑間玲貴

弟橘比売命:前田奈美甫

倭比売命 :関直美

天叢雲剣 :渡久地真理子

自然主  :柳元美香

音楽   :YURAI(Ema / 慧奏 / 友比古)



【トコイリヤについて】

沖縄出身のバレエ・アーティスト緑間玲貴を中心に構成しているバレエ公演企画「トコイリヤ」は、バレエ、琉球舞踊、日本古来の巫女舞、観音舞、能楽、雅楽などの各パフォーマンスに共通する世界観を基に、新たな文化を生みだす舞踊作品を継続的に創造することを追求し、国内外への発信をしています。 2015年5月の東京初演が成功し、2016年1月に沖縄の自然の洞窟「ガンガラーの谷」で第2回公演を開催。独自の世界観に反響が広がり、同年6月に再演を果たしました。その後、第4回東京公演、第5回東京2日間連続公演と活動を重ねており、第6回はコロナ禍において劇場からの無観客生配信や、映像制作からなる「アートムーヴィング」企画と2日間の劇場公演も開催。2021年は7回目の公演を迎え、新作を公開いたします。



【関直美 プロフィール】

能楽シテ方宝生流能楽師 職分

(公社)能楽協会会員、(公社)宝生会正会員

宝生流第19代宗家宝生英照、第20代宗家宝生和英に師事

初舞台平成15年「海人」子方、初シテ平成21年 能「花月」

St.Francis College 心理学部卒業(NY, USA)

東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院音楽研究科終了 音楽博士

平成30年度東京都女性活躍推進大賞優秀賞 受賞


関直美 イメージ


【開催概要】

公演名  :バレエ・アーティスト 緑間玲貴 バレエ公演

      「トコイリヤ RYOKI to AI vol.7」

読み方  :トコイリヤ リョウキ トゥ エーアイ ヴォリューム セブン

日時   :2021年10月31日(日) 13時30分 開演

会場   :新国立劇場 小劇場

演出・振付:緑間玲貴


<チケット>

発売日 :6月26日(土)ファンクラブ先行発売開始

販売窓口:緑間玲貴WEBサイト( https://ryoki-midorima.com/ )

     トコイリヤWEBサイト( https://www.tokoiriya.com/ )

主催  :一般社団法人 トコイリヤ・ソサエティー



※本公演は、政府および東京都が定める新型コロナウイルス感染症対策の方針に従って、公演の準備を行っております。



【一般社団法人 トコイリヤ・ソサエティーについて】

本社 : 〒902-0067 沖縄県那覇市安里1-1-5 りゅうきゅうプライム1002

代表者: 緑間玲貴

URL  : http://www.ryoki-midorima.com/

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