業界初・欧州10カ国で配給されている琉球泡盛「RYUKYU1429」を日本で販売開始　～世界のトップバー業界に進出した琉球泡盛の凱旋～

2021.06.15 13:15

RYUKYU1429株式会社(本社：沖縄県那覇市、代表取締役：小川潤)は、欧州10カ国で配給されている自社泡盛ブランドRYUKYU1429(商品「MIZU」「TSUCHI」「KAZE」)の国内販売を2021年6月15日に解禁し、公式ホームページ等で販売を開始いたします。

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RYUKYU1429シリーズ。左から「TSUCHI」「KAZE」「MIZU」。

「RYUKYU1429」公式オンラインショップ

https://shop.ryukyu1429.com/

「RYUKYU1429」公式サイト

https://ryukyu1429.com/japan

■RYUKYU1429」開発の背景

琉球泡盛の新たな販路開拓を目指し、2016年に県内コンサルティング会社と酒造メーカー3社が手を組み事業を開始しました。およそ600年前に誕生したとされる琉球泡盛を、世界に広めるフラッグシップ・ブランドを目指し、琉球王国建国の年にちなんで「RYUKYU1429」と命名しました。2019年には欧州規格に適した商品「MIZU」「TSUCHI」「KAZE」を開発し、アイスランドとオランダに向けて輸出を開始しました。2020年には、イギリス、スペイン、イタリア、スウェーデンなどの市場を開拓し、ヨーロッパ10カ国で配給を可能としました。各国トップクラスのバーやレストランで、琉球泡盛がカクテルベースとして提供され始めています。

■RYUKYU1429の特長

1. 欧米のバー市場をターゲットとした、フラッグシップ・ブランド

RYUKYU1429は、琉球泡盛の伝統文化、歴史、製造方法、味わい、高いアルコール度数、そして古酒化など、他の蒸留酒では見られない特徴を見出し、ヨーロッパやアメリカのスピリッツ市場のニーズに合わせた商品ブランディングを行いました。イタリアのガラス工房で欧州規格(内容量：700ml)に適したオリジナル・デザインボトルを製造し、全て英表記で統一し、琉球泡盛文化を伝承する甕をモチーフにしたデザインを施しています。これまでにないボトルの誕生により、琉球泡盛の魅力が一層に伝わりやすくなりました。

2. 世界のバーテンダーやソムリエに届けられる商流と物流の構築

世界最古のバーテンダー協会として名高い英国バーテンダー協会(UK Bartender's Guild)や、英国ソムリエ協会(UK Sommelier Association)とパートナーシップを結び、業界のプロフェッショナル向けにセミナーや試飲会を定期的に開催しています。その活動はバーテンダーからバーテンダーへ、ソムリエからソムリエと国を渡り、世界中に広い人脈を作ることに成功しています。業界からの関心を高め、各国の輸入配給会社と直接取引を締結するなど、輸出をも自社で行っております。現在では、欧州2箇所に物流拠点を整備することで迅速な商品供給を実現しております。

3. 琉球泡盛の新たな楽しみ方の提案

国内ではアルコール度数25度から30度の泡盛を、水で割って飲む「水割り」が一般的とされています。一方、欧米市場で流通している蒸留酒の多くは40度前後、そして「カクテルベース」として愛飲されています。RYUKYU1429は、アルコール度数43度を基準とした商品ラインアップを、世界で活躍するバーテンダーにカクテルベースとしてのポテンシャルを生み出していただきました。琉球泡盛の伝統的な製法はそのままに、新たな体験と味わいを世界に広げる活動をしております。

■RYUKYU1429の製品概要