没後25年司馬遼太郎、待望の漫画化!歴史小説の傑作を『墨攻』...

没後25年司馬遼太郎、待望の漫画化! 歴史小説の傑作を『墨攻』の森秀樹がコミカライズ。 『幕末』6月24日(木)より発売開始!

 株式会社文藝春秋コミック編集部は文春時代コミックス『幕末』(原作・司馬遼太郎、作画・森秀樹)を刊行します。全国書店にて6月24日(木)より発売を開始します。電子版も同時配信し、マンガアプリでも配信を開始します。





歴史はときに、血を欲する──幕末動乱期を活写した司馬遼太郎のロングセラー歴史小説を、時代劇画の第一人者である森秀樹がコミカライズしました。司馬作品としては、初の漫画化となります。原作の連作短編集中、「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の2編を収録しました。



 「桜田門外の変」は、尊皇攘夷派の薩摩藩士・有村治左衛門が水戸藩の脱藩志士17名と共に、大老・井伊直弼を襲撃するまでを描いた作品。安政の大獄で父と兄が獄死した松子と治左衛門との、淡い恋も綴られます。この暗殺事件から、幕末狂瀾の時代が始まります。



 「花屋町の襲撃」は、海援隊の陸奥陽之助(宗光)が、暗殺された坂本竜馬の仇を討つまでの物語。同士として頼ったのは京女のお桂と、剣客「後家鞘の彦六」。竜馬との奇妙な恩義で結ばれた3人の復讐劇の直後、王政復古の大号令が下り、幕末は終わりを告げます──。



 「国のため、民のため、斬る!」──本作は週刊文春において2017年5月から10カ月にわたって連載され、動乱の時代を彩った志士たちの群像描写と緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。



 なお、司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春時代コミックス」シリーズとして、2021年6月刊の今作を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定です。ご期待ください。



■書誌情報■

書名:幕末

販売価格:900円(税別)

体裁:B6判 並製カバー装

詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901032


■関連情報

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◎マンガアプリ「ピッコマ」で6/24より配信開始

https://piccoma.com/web/


■著者プロフィール■


司馬遼太郎(しば・りょうたろう)

1923年大阪府生まれ。産経新聞在職中の60年に『梟の城』で直木賞を受賞。66年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』『関ヶ原』『功名が辻』『峠』『菜の花の沖』など多数。幕末時代を扱った作品としては、『燃えよ剣』『新選組血風録』『最後の将軍』『十一番目の志士』などがある。96年、逝去。


森秀樹(もり・ひでき)

1961年鳥取県生まれ。82年、「増刊少年サンデー」に掲載の「チェイサー」でデビュー。95年、『墨攻』(原作・酒見賢一)で小学館漫画賞を受賞。主な著書に『ムカデ戦旗』、『新・子連れ狼』(原作・小池一夫)、『戦国自衛隊』(原作・半村良)など。


 

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