不正なパスワード共有を把握するための 「Suspicious Activity Report」を発表
PIANO Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:江川 亮一)は、サブスクリプションサービスの不正なパスワード共有を把握するための「Suspicious Activity Report」を発表いたしました。
新型コロナウイルス感染症の流行に起因した、メディアサブスクリプションの増加に伴い、住居を共にしない家族や友人間でのアカウントパスワードの共有も、当然のことながら増加しています。Netflixが不正共有を取り締まるための警告表示を開始( https://mobilelaby.com/blog-entry-netflix-account-sharing-crackdown-test.html )したことで、収益損失が危ぶまれるパブリッシャーも後に続き、動き始めています。
PIANOはこのパスワード不正共有問題を受け、新たに「Suspicious Activity Report」をリリースいたしました。このソリューションは、パブリッシャーがパスワードを不正共有しているユーザーを特定し、そのユーザーと適切なコミュニケーションを図ることで、正規の価格・条件でサイト訪問させるよう導きます。不正共有が起こる頻度を把握することにより、発生件数を抑え、正規会員登録者数増加を促進します。
「Suspicious Activity Report」は、リアルタイムでパスワード共有の疑いのあるユーザーを把握することができ、PIANOを採用している他社のパブリッシャーと比較したベンチマークデータの他、パスワードを不正共有しているユーザーを取り締まる機能を提供します。レポートは次の3つのカテゴリーに基づき、モニタリング結果を表示します。
1. かなり疑わしい:異なる場所から、複数のデバイスでコンテンツにアクセスしているユーザーです。自社サイトのこの層の数値を、PIANOを利用している他のサイトの数値と比較することが可能です。
2. 疑わしい:2つの異なるデバイスから同時にコンテンツにアクセスしているが、必ずしも異なる場所にいるとは限らないユーザー(「かなり疑わしい」カテゴリーのユーザーは除く)
3. 疑わしくない:同一アカウントで、重複したセッションがないユーザー
このレポートから取得できるインサイトは、以下の項目を実行することにより、サブスクリプションビジネスの更なる拡大が期待できます。
●パスワード共有を行っているユーザーに、パスワード共有に関する規制や、新しいサービスの提案についてのコミュニケーションを取る
●A/Bテストや、多様なサブスクリプションオファー(例:ファミリー共有サービスなど)を導入して、サブスクリプション戦略を発展させる
●企業向けのサブスク契約(サイトライセンス機能)を導入し、1つの契約で複数のユーザーが簡単にアカウントにアクセスできるようにする(BtoBビジネスの場合)
Suspicious Activity Reportについての詳細はこちら( https://docs.piano.io/suspicious-activity-report/ )をご覧いただくか、お気軽に担当のアカウントマネージャーまでご連絡ください。
【PIANO、PIANO Japan株式会社について】
PIANOはサブスクリプションビジネスを実施、促進するための統合したプラットフォームを提供しています。
グローバルで業界をリードする350社以上のお客様にご導入いただいており、その多くはメディア企業となります。
AIやマシーンラーニングを利用し、性別や年齢、年収といった様々な顧客のデモグラフィックデータを構築することで、有効なマーケティング施策や、広告収益の向上にご活用いただいています。
PIANO Japanの製品に関する詳細は https://piano.io/ja にてご確認いただけます。
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