Rosso、「サクッとAI」で コーヒー豆の不良検知と品質保証を簡単に! 大規模システム不要で、小規模生産業者のブランド価値を守る - デモ機の稼働テスト開始 -
2021.07.28 18:45
手軽に導入可能なAIソリューション「サクッとAI」を展開する株式会社Rosso(ロッソ、東京都渋谷区、代表取締役:鹿庭 貴志、以下:Rosso)は、クラウド上で完結できるコーヒー豆の品質保証を目的とした不良検知を簡単に行えるシステムを開発。デモ機の稼働テストを開始しました。簡単な利用方法で導入ハードルを下げ、資金力のない小規模コーヒー豆業者の本格的なIT化に向けた第一歩を支援します。
【コーヒー市場は品質重視の傾向へ】
国際コーヒー機関の統計資料によると、国別1人当たりのコーヒー消費量が世界第4位(2019年)と、今や多くの日本人が日常的にコーヒーを飲むようになりました。また、近年では美味しさと安全性が保証されたスペシャルティコーヒーの市場も拡大を続けており(※)、今後はコーヒー豆の品質が、より重視されるようになると予測されます。
※ REPORT OCEAN調べ(2021年2月24日発行レポート)
【品質重視の時代だが、品質保証は簡単ではない】
■課題(1):選別作業による品質保証
通常、生産者→精製業者→仲介業者の段階で、割れていたり腐敗が見られる等の欠点豆を取り除く選別が行われ、品質が担保されます。機械での選別も広まりつつありますが、品質にこだわるブランド豆などは手作業で丁寧に選別されることも多いです。
しかし、ここでどれだけ慎重に選別されたとしても、仲介業者→輸出業者などその後の流通過程で一部別の豆が混入することがあります。せっかく良質な豆を出荷しても、バイヤーが手にする段階で品質が下がるとブランド価値まで低下してしまいます。
■課題(2):流通構造の改革による品質保証
例えば、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティーコーヒーであれば、生産段階から流通、販売、消費までの追跡が可能となります。しかし、各工程における欠点豆の混入状況までは提示されません。
この2つの課題を解決するべく、手軽に導入可能なAIソリューション「サクッとAI」を展開するRossoが、クラウド上で完結できる不良豆検知システムをテスト開発しました。
使用工程のイメージ
【サクッとAIによる不良豆検知システムの概要】
カメラ撮影した豆の中に欠点豆があれば赤枠でアラートされるシンプルなシステムです。
最初の選別は今まで通り手作業で行いますが、各工程での品質確認の際にこのシステムを利用し結果を記録・提出できます。トレーサビリティーの仕組みの中に取り入れることで、流通過程で問題が生じた際に、豆自体の評価が不当に下げられることを防ぎ、ブランド価値を守ります。
また、焙煎所や販売店で最終確認を行う際や、個人のコーヒー愛飲家が趣味で選別する場面でも手軽に利用でき、「良質なコーヒーに、適正価格を払いたい」という時代にもマッチしたシステムです。
システム概要
【今後の展開】
・不良検知の精度向上
・Rossoがすでに所有している需要予測システムを応用した、コーヒー豆の収穫予測システムの開発
・今後これらの技術を応用した事業開発をお考えの方に、無料相談会を開催
【Rosso事業・サービス内容】
・サクッとAI https://www.rosso-solution.com/ai
・サクッとクラウド https://www.rosso-solution.com/cloud
・受託開発(AI/機械学習、webアプリケーション、インフラ構築・運用)
・AI/機械学習ソリューション提供(自然言語処理、画像/映像処理、深層学習)
・システムエンジニアリングサービス(SES)
・PoCサポート、web分析レポート提供
・サクッとAIサービス紹介動画 https://youtu.be/yEH9zD0Kxmw
【お問い合わせ先】
株式会社Rosso
〒150-0047 東京都渋谷区神山町7-12 グランデュオ神山町5F
ホームページ: https://www.rosso-tokyo.co.jp/
担当者 : 宮地 貴士
E-mail : takashi_miyaji@rosso-tokyo.co.jp
TEL : 03-6427-9037
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