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「追体験 霧晴れる時」が2刷決定。「どの哲学書よりも、私にとっては人生の道を照らす哲学書です」

「追体験 霧晴れる時」今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ

2021.06.30 21:30

株式会社ペンコム(本社:兵庫県明石市/代表取締役 増田 幸美)では、2019年7月11日に、「追体験 霧晴れる時」〜今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ〜を出版。このたび、2刷が決定致しました。コロナ禍で心を病む人が増える中、精神障がいのある人の家族の人生に焦点をあて、15家族を紹介する同書に注目が集まっています。
青木聖久・著「追体験 霧晴れる時」

家族は精神障がいのある人の家族である前に自らの人生の主人公

4人に1人が精神疾患をもつ時代。当然のことながら、本人には家族がいます。親が、子どもが、きょうだいが、精神を病んだとき、家族はどう折り合いをつけて、自らの人生を歩んできたのか。
「追体験 霧晴れる時」の著者は、精神障がいのある人の家族研究者・青木聖久教授(日本福祉大)。青木先生は本書の中で繰り返し訴えます。「家族は精神障がいのある人の家族である前に自らの人生の主人公」
家族への眼差しが優しい同書に、多くの人たちが救われたと話します。
読者の方からはがきで寄せられた感想をご紹介します。

どの哲学書よりも、私にとっては人生の道を照らす哲学書

読者の方からの感想
「追体験 霧晴れる時」の「はじめに」と「読者の皆さんに感じていただきたいこと」は心にぐっときました。繰り返し読んで自分の血肉にするよう理解の深まりを意識しています。
各々の方の体験談を楽しく、また、苦しく、共感して読みました。
どの哲学書よりも、私にとっては、人生の道を照らす哲学書だと思いました。

著者プロフィール

青木聖久(あおき きよひさ)日本福祉大学教授 社会福祉学博士(精神保健福祉士)。1965年、淡路島出身。1988年、日本福祉大学社会福祉学部卒業後、PSWとして、慈圭病院(岡山)、関西青少年サナトリューム(神戸)という精神科病院で約14年間勤務。その後、サポートセンター西明石(作業所)の所長として4年間勤務。2006年より現職。
2004年に京都府立大学大学院福祉社会学研究科修士課程、2012年に龍谷大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。
主な社会的活動として、全国精神保健福祉会連合会理事、日本精神保健福祉学会理事。
著書は、『精神障害者の生活支援』法律文化社(2013年)、『第3版 精神保健福祉士の魅力と可能性』やどかり出版(2015年)等。

生きづらさの解消に向けて『みんなねっとライブラリーシリーズ』を創刊

「みんなねっとライブラリー」シリーズ
「追体験 霧晴れる時」は「みんなねっとライブラリー」シリーズの第1弾として出版されました。

「みんなねっとライブラリー」とは、公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)監修のもと、生きづらさを抱える本人と家族、きょうだい、配偶者が安心して暮らせる社会をめざし、ペンコムが出版している一般向け書籍シリーズです。

これまでに、「家族」「こども」「妻」の立場から、それぞれ異なる困難の現状とその乗り越え方、必要な支援などについて、当事者と研究者が執筆したシリーズを出版しています。

シリーズ1・『追体験 霧晴れる時』
今および未来を生きる 精神障がいのある人の家族 15のモノガタリ

シリーズ2・『静かなる変革者たち』
精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り

シリーズ3・『心病む夫と生きていく方法』
統合失調症、双極性障害、うつ病… 9人の妻が語りつくした結婚、子育て、仕事、つらさ、そして未来

統合失調症、双極性障害、うつ…いまや、心の病は4人に1人と言われています。
同シリーズを通じて、家族、当事者、医療、福祉、介護、研究者など、多方面の著者が執筆し、分かりやすく、広く「こころの病」について理解を深めていただきたいという願いを込めています。

出版社ペンコム

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