コダック アラリスによるセキュアなスキャンソリューションが、 機密データを保護し、パートナー様に 新しい成長軌道をもたらします
INfuseソリューションにユーザー認証が組み込まれ、 セキュリティリスクが最小限に抑えられるようになりました。
2021.07.15 11:00
コダック アラリス ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒匂 潔、以下 コダック アラリス)は、2021年6月29日、INfuse拡張モジュールのリリースを発表しました。これには、6つの新規ソフトウェアアドオンに加えて、これまでよりも安全かつ効率的にドキュメントをスキャンできる、サードパーティ製カードリーダーアクセサリのサポートが含まれます。独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレーターなどのパートナー様は、これらのモジュールの1つ、または複数を独自のソリューションに追加することで、主要なINfuseサービスをカスタマイズできるようになります。
INfuse AXスキャナー
コダック アラリスの製品ラインマネージャーであるJim Forgerは以下のようにコメントしております。
「アクセサリを追加して、システムの機能性を高めることは、大半の業務用デバイスや消費者向けデバイスで広く普及しているコンセプトです。スマートフォンやコンピューターで行われているだけでなく、Kodak S2000シリーズスキャナーでも、パスポートやフラットベッド向けアクセサリを追加しています。当社では、この機能をINfuseスマート接続スキャンソリューションで導入することにしました。」
INfuseソリューションを他のアプリケーションに統合することで、ユーザーはこれまで以上に正確かつ高速にタスクを完了できるようになります。これまでは数日を要していたタスクが、今では数分、数時間で済むようになります。
INfuseには、パートナー様のソフトウェアアプリケーション、INfuse管理ソフトウェア、INfuse AXスキャナーという3つの主要コンポーネントが含まれます。パートナー様は、APIやプラグインモジュールを使用して、INfuseソリューションを独自の事業用アプリケーションに統合し、請求書処理、医療記録管理、顧客アカウント管理といった、ネットワークに接続された効率的なドキュメントソリューションを構築できます。
■ドキュメントのセキュリティを強化
INfuseでは、データパス、制御パス、認証パスを分離することで、機密性の高いコンテンツを隔離して安全に送信することができ、エンタープライズレベルのセキュリティを提供します。INfuseの拡張の一環として、次の3つの新しいユーザー認証モジュールで、セキュリティが強化されます。
1) LDAP認証モジュール。
2) PaperCut認証モジュール。
3) パートナー様向けのカスタム認証モジュール開発機能。
これらのモジュールではすべて、スキャナーから直接、お客様の認証システムに認証情報を提供します。お客様は単一の認証権限を利用して、効率性を向上し、書類受け渡し記録の管理を強化できます。
■新しいカードリーダーにより、追加のセキュリティレイヤーを提供
コダック アラリスでは、サードパーティ製カードリーダーを使用した、INfuse AXスキャナーへのセキュアなアクセスのサポートを開始しました。HID OMNIKEYスマートカードリーダーは、組織が既存のユーザーIDシステムを活用して、セキュリティを強化しながら、ユーザーフレンドリーな操作性を提供するためのコスト効果の高い方法です。
たとえば、請求書を処理する必要がある銀行員は、INfuse AXスキャナーに近づいて、社員証をスワイプするだけで、請求書をスキャンできます。従業員やIT部門がすでに使用している既存の認証を活用できるため、追加のトレーニングはほぼ不要です。組織は、信頼する認証ソリューションの拡張としてのスキャンソリューションに、セキュリティ面で自信を持つことができます。
■業務用スキャンプロセスの合理化
既存の標準コネクタやパートナー様がカスタマイズしたコネクタに加えて、接続先に直接接続できる4つの新しいコネクタモジュールが提供され、主要なクラウド接続に対するデータチャネルの効率性が最適化されます。これらのコネクタモジュールを使用することで、仲介地点を経由せずに、Microsoft Azure Blobストレージ、Amazon S3ストレージ、Alibaba OSSストレージ、Tencent COSストレージにスキャナーから直接、スキャンドキュメントを送信できます。これにより、セキュリティが強化されると同時に、コスト、遅延、メンテナンスの複雑さが排除されます。
■パートナー様およびエンドユーザーに向けた重要なオプション
コダック アラリスサブスクリプションライセンスモデルでは、新しいINfuse拡張モジュールを提供するようになり、パートナー様は各顧客に最適なソリューションを柔軟に構成できます。「当社は、テクノロジーや顧客ニーズの変化に応じて、モジュールをさらに拡張できるように取り組んでいます。パートナー様は、ユーザー認証および接続先へのコネクタにおいて、顧客中心のオプションを必要としています。最新のアップデートでは、スマート接続スキャンのセキュリティをこれまで以上に強化する、ハードウェアおよびソフトウェアを介した柔軟なオプションを提供しています。」と、Jim Forgerは述べています。
■業界の認知と使用例
INfuseスマート接続スキャンソリューションは、Buyers LabのOutstanding Achievement in Innovation Awardをはじめとする、業界からの称賛を複数得ています。その一方で、世界中の使用例リストは引き続き拡大しています。
ここでは、INfuseによるビジネスプロセスの高速化と効率化が可能な、いくつかの方法を紹介しています。
●請求書処理ワークフローでは、レシートや請求書などのドキュメントをこれらのシステムに容易に直接取り込めます。
●人事部の記録を安全かつ効率的に保管でき、ユーザーはドキュメントの送受信時にリアルタイムで通知を受け取ります。
●INfuseソリューションはコンパクトでナースステーションに配置できるため、医療記録を瞬時に送受信できます。
●多数の集荷場を備えた物流企業では、各拠点にINfuseを配置することで、作業員が配達証明(POD)ドキュメントや他の配送通知を送信できます。
新しいINfuse拡張モジュールにより、コダック アラリスおよびそのパートナーは、このリストが今後も増加していくものと考えています。詳細については、コダック アラリスのウェブサイトをご参照ください。
■コダック アラリスのAlaris事業部について
コダック アラリスは、ビジネスプロセスを簡素化する情報キャプチャソリューションの大手プロバイダーです。弊社は、数十年にわたるイメージサイエンスの革新がもたらした、スマートで接続されたソリューションを提供し、情報を理解するための支援を世界的に行っています。弊社の受賞歴を誇るスキャナー、ソフトウェア、サービスは、弊社のチャネルパートナーネットワークを通じて世界各地で販売されています。
詳細については、AlarisWorld.com ( https://www.alarisworld.com/ )にアクセスするか、@AlarisWorld
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(C)2021 Kodak Alaris Inc. TM/MC/MR: Alaris
使用されているすべての商標および商品名は、各権利保持者の所有物です。コダックの商標およびトレードドレスはイーストマンコダック社の許可のもとに使用しています。
■関連リンク
INfuse Smart Connected Scanning Solution
https://www.alarisworld.com/ja-jp/landing-page/infuse-smart-connected-scanning
INfuse拡張モジュール
https://www.alarisworld.com/ja-jp/landing-page/infuse-smart-connected-scanning-expansion-modules
■会社概要
商号 : Kodak Alaris Japan 株式会社
代表者 : 代表取締役社長 酒匂 潔
所在地 : 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-9 KDX御茶ノ水ビル
設立 : 2013年9月
事業内容: インフォメーション マネジメント事業・業務用スキャナー・
ソフトウェア・サービス・マイクロフィルム関連
資本金 : 2億2,800万円
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