養命酒製造株式会社調べ 東京で働くビジネスパーソンの6割が“...

養命酒製造株式会社調べ  東京で働くビジネスパーソンの6割が“夏バテさん”、 30代・40代女性では7割半と突出

~東京で働くビジネスパーソンの夏バテに関する調査2021~

養命酒製造株式会社は、「東京で働くビジネスパーソンの夏バテ」というテーマで、インターネット調査を2021年6月25日~6月30日の6日間で行い、一都三県在住で、東京都で働く30歳以上のビジネスパーソン1,000名の有効回答を回収しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

コロナ禍により生活環境や労働環境が大きく様変わりし、夏バテ対策と感染症対策がともに求められる今年の夏、東京で働くビジネスパーソンには、夏本番を前にすでに夏バテを感じている人がいるのではないでしょうか。養命酒製造株式会社では、日本経済の中心地である東京で働くビジネスパーソンの夏バテについて実態を探りました。 


[アンケート総括]

【東京で働くビジネスパーソンの夏バテ実態】

◆東京で働くビジネスパーソンの6割が“夏バテさん”、30代・40代女性では7割半と突出

◆東京で働くビジネスパーソンの3割強が“こころの夏バテ”に悩む、30代女性では5割強


一都三県在住で、東京都で働く30歳以上のビジネスパーソン1,000名(全回答者)に、今年の夏バテ実態について質問しました。


まず、全回答者(1,000名)に、夏バテを感じているか聞いたところ、「感じている」は59.5%、「感じていない」は40.5%となりました。夏本番を迎えようとするところで、東京で働くビジネスパーソンの多くが、すでに夏バテを感じているようです。

夏バテを感じている人の割合を性年代別にみると、30代女性と40代女性(いずれも75.2%)が突出して高くなりました。


また、こころの夏バテ(よく眠れない・何もやる気が起きない・イライラする・落ち込みやすい状態)を感じているか聞いたところ、「感じている」は31.6%、「感じていない」は68.4%となりました。夏の暑さのためこころの不調を感じている人は少なくないようです。

こころの夏バテを感じている人の割合を性年代別にみると、30代女性(51.2%)が特に高く、半数を超えました。


◆夏バテ4大症状 「ダルい」「疲れやすい」「疲れがとれない」「肩こり・腰痛」

 60代以上女性の夏バテ症状では「肩こり・腰痛」が最多


どのような夏バテ症状を感じている人が多いのでしょうか。


全回答者(1,000名)に、実感している夏バテの症状を聞いたところ、「からだがダルい」(28.6%)が最も高く、次いで、「疲れやすい」(27.4%)、「疲れがとれない」(24.6%)、「肩こり・腰痛」(21.5%)となりました。倦怠感や疲労感に悩まされている人が多いようです。そのほか、「よく眠れない」(18.3%)、「何もやる気が起きない」(13.7%)、「イライラする」(11.3%)など、“こころの夏バテ”にあてはまる症状も上位に挙がりました。

性年代別にみると、60代以上女性では「肩こり・腰痛」(30.4%)が夏バテ症状として最多となり、他の層と比べて高くなりました。


◆冷えや自律神経の乱れにつながる生活習慣や日常の過ごし方が夏バテリスクを高める?

 夏バテさんの3割半が「冷たいものばかり飲む」「人がいない場所でもマスクを着用」、約3割が「クーラーがきいた部屋に長時間いる」「夜更かし」「休日は家でダラダラ」


次に、全回答者(1,000名)に、夏バテの予防につながる生活習慣・過ごし方と夏バテにつながる可能性のある生活習慣・過ごし方をいくつか提示し、自身にあてはまるものを選んでもらいました。

夏バテの実感別に結果をみると、夏バテを感じている人では「冷たいものばかり飲む」が34.6%、「夜遅くまで起きている」が29.1%、「休日は家でダラダラ過ごす」が28.1%と、夏バテを感じていない人(順に15.3%、17.8%、16.0%)と比べて10ポイント以上高くなりました。“夏バテさん”ほど、体の冷えや胃腸バテにつながるような食生活や、疲労蓄積・自律神経の乱れにつながるような過ごし方をしていることがわかりました。また、夏バテを感じている人では「人がいない場所でもマスクを着用する」が36.1%、「クーラーがきいた部屋に長時間いる」が27.9%、「食べるのが早い」が26.6%と、夏バテを感じていない人(順に27.4%、22.5%、20.5%)と比べて5ポイント以上高くなりました。“夏バテさん”には、マスク熱中症や体温調整機能低下につながるおそれのある過ごし方や、胃腸に負担のかかる食生活をしている人が多いこともわかりました。


◆夏バテのイライラを倍増させる家族の振る舞い

 TOP3「ものを片づけない」「電気をつけっぱなしにする」「ダラダラしている」


夏バテの症状として、イライラを感じている人が少なくないことがわかりました。では、どのような周囲の行動がイライラ度を高めてしまうのでしょうか。


全回答者(1,000名)に、夏バテのイライラを倍増させると感じる家族の振る舞いを聞いたところ、「ものを片づけない」(20.2%)が最も高く、次いで、「電気をつけっぱなしにする」(15.9%)、「ダラダラしている」(15.2%)、「頼んだことをやらない」(14.0%)、「約束を守らない」(12.6%)、「家事をしない」(12.2%)、「TVや動画ばかり見ている」(11.4%)となりました。家の中で家族にだらしない行動をされるとイラっとする人が少なくないようです。

男女別にみると、女性では「ものを片づけない」が23.0%、「電気をつけっぱなしにする」が18.6%、「頼んだことをやらない」が17.4%、「家事をしない」が15.8%、「手洗い・うがいをしない」が13.0%と、男性(順に17.4%、13.2%、10.6%、8.6%、7.8%)と比べて5ポイント以上高くなりました。


◆夏バテのイライラを倍増させるテレワークでの振る舞い

 TOP3「業務時間問わず連絡」「都合を聞かずオンライン会議設定」「オンライン会議に遅刻」


また、夏バテのイライラを倍増させると思う職場の人のテレワークでの振る舞いを聞いたところ、「業務時間に関係なく連絡してくる」(17.4%)が最も高く、次いで、「都合を聞かずオンライン会議を設定する」「オンライン会議に遅刻する」(いずれも12.2%)となりました。テレワークの際に、配慮のない行動や時間にルーズな行動をされると、イライラが募ると感じる人が多いようです。そのほか、「オンライン会議をすっぽかす」(11.9%)や「オンライン会議システムでの呼び出しに反応しない」「お菓子を食べながらオンライン会議に出席する」(いずれも8.9%)、「オンライン会議でリアクションが薄い」(8.8%)といった振る舞いが上位に挙がりました。

出勤よりもテレワークが多い人(334名)についてみると、「業務時間に関係なく連絡してくる」(20.4%)が最も高く、「オンライン会議でリアクションが薄い」(15.6%)が続きました。テレワーカーには、オンライン会議中に反応が乏しい人に接するとイラっとする感情が高まる人が多いようです。


◆夏バテだけじゃない! 今年の夏に流行すると思う“バテ”

 TOP5「マスクバテ」「自粛バテ」「除菌バテ」「テレワークバテ」「オンライン会議バテ」


今年の夏は、新型コロナウイルス感染症対策が求められる環境下、どのような“バテ”に悩む人の増加を予想するビジネスパーソンが多いのでしょうか。


全回答者(1,000名)に、今年の夏に流行すると思う“バテ”(夏バテを除く)を聞いたところ、「マスクバテ」(49.0%)が最も高くなりました。猛暑でのマスク着用によって、息苦しさや体温上昇を感じたり、疲労でぐったりしたりする人が増えると考えている人が多いようです。以降、「自粛バテ」(39.4%)、「除菌バテ」(10.5%)、「テレワークバテ」(10.0%)、「オンライン会議バテ」(8.0%)と、コロナ禍と関わりの深い“バテ”が上位に挙がりました。

出勤よりもテレワークが多い人(334名)についてみると、「テレワークバテ」(15.9%)が3位となりました。テレワーカーには、テレワーク継続に疲労感を覚える人が増えると予想している人が多いようです。


◆テレワークをしたい避暑地 「軽井沢」がダントツ、2位「上高地」


全回答者(1,000名)に、テレワークをしたい避暑地を聞いたところ、「軽井沢」がダントツでした。高冷地気候の軽井沢は日本を代表する避暑地の一つとして知られ、毎年夏には多くの人が涼を求めて足を運ぶことでも有名です。真夏でも猛暑に悩まされることなく仕事に取り組めると感じる人が多いのではないでしょうか。以降、2位「上高地」、3位「箱根」、4位「那須」、5位「伊豆」が続きました。

出勤よりもテレワークが多い人(334名)についてみると、1位「軽井沢」、2位「上高地」、3位「八ヶ岳」となりました。


【東京で働くビジネスパーソンの夏バテ対策】

◆東京で働くビジネスパーソンの8割半が夏バテ対策に取り組む、60代以上の男女では約9割

◆夏バテ対策ランキング TOP3「水分補給」「しっかり睡眠」「エアコン温度を適温にキープ」

 60代以上女性は「バランスの良い食事をとる」「夏野菜たっぷりの料理を食べる」も実践中


今年の夏バテ対策について質問しました。


全回答者(1,000名)に、今年の夏バテ対策の状況を聞いたところ、「実践している」は84.2%、「実践していない」は15.8%となりました。東京で働くビジネスパーソンの大多数が、夏バテ対策に取り組んでいるようです。

夏バテ対策を実践している人の割合を性年代別にみると、40代女性(93.6%)が最も高く、次いで、60代以上女性(88.8%)、30代女性(88.0%)、60代以上男性(87.2%)となりました。


全回答者(1,000名)に、どのような夏バテ対策を実践しているか聞いたところ、「こまめに水分補給」(59.8%)が突出して高くなりました。夏バテの予防として、脱水症状にならないように日頃からこまめに水分をとることを心がけている人が多いようです。以降、「しっかり睡眠をとる」(33.1%)、「エアコンの温度を適温にキープ(下げすぎない)」(31.8%)、「バランスの良い食事をとる」(29.8%)、「夏野菜たっぷりの料理を食べる」(24.2%)が続きました。

性年代別にみると、60代以上女性では「バランスの良い食事をとる」(48.8%)や「夏野菜たっぷりの料理を食べる」(44.8%)が「こまめに水分補給」(67.2%)に続いて高くなり、半数近くは夏バテ予防を意識した食生活を心がけているという実態が明らかになりました。



◆今年の夏に食べたい“夏バテ解消グルメ”

 TOP5「ウナギの蒲焼」「焼肉」「夏野菜のカレー」「冷しゃぶ」「豚の生姜焼き」

 50代以上男性では1位「ウナギの蒲焼」、50代以上女性では1位「夏野菜のカレー」


また、夏バテを解消するために食べたい料理について質問しました。


全回答者(1,000名)に、今年の夏に食べたい“夏バテ解消グルメ”を聞いたところ、「ウナギの蒲焼」(41.2%)が最も高く、次いで、「焼肉」(37.5%)、「夏野菜のカレー」(37.0%)、「冷しゃぶ」(30.3%)、「豚の生姜焼き」(29.1%)となりました。疲労回復や夏バテ予防が期待できそうな、ウナギや豚肉などビタミンB1を含む食材を使った料理が上位に多く挙がりました。


性年代別にみると、男性については、30代では「焼肉」(29.6%)が1位、「冷しゃぶ」(26.4%)が2位となったのに対し、40代以上では「ウナギの蒲焼」(40代48.0%、50代54.4%、60代以上60.0%)が1位、「焼肉」(40代39.2%、50代40.8%、60代以上44.8%)が2位と、30代と40代以上で世代差がはっきりとあらわれました。

他方、女性については、30代では「焼肉」(41.6%)が1位、「冷しゃぶ」(38.4%)が2位、「冷麺」(37.6%)が3位、40代では「ウナギの蒲焼」と「夏野菜のカレー」(いずれも36.8%)が同率1位、「担々麺」(32.0%)が他の層より高く4位、50代では「夏野菜のカレー」(51.2%)がダントツ、「焼肉」(37.6%)が2位、60代以上女性では「夏野菜のカレー」(45.6%)が1位、「ウナギの蒲焼」(44.8%)が2位、「夏野菜のパスタ」(33.6%)が3位となりました。


【夏バテとエンタメ】

◆夏バテ解消料理を作ってほしい!男性芸能人1位「速水もこみちさん」、女性芸能人1位「平野レミさん」

◆夏バテを知略で乗り越えそうな戦国武将 TOP2「信長」「家康」、上位に真田昌幸・信繁親子


最後に、“夏バテ”をテーマに、イメージに合う芸能人・戦国武将・アニメや漫画について質問しました。


全回答者(1,000名)に、夏バテ解消料理を作ってほしい芸能人を聞いたところ、男性芸能人ではYouTubeの公式チャンネルで自慢のアレンジ料理を披露している「速水もこみちさん」がダントツ、2位「タモリさん」、3位「木村拓哉さん」となりました。

他方、女性芸能人ではメディアで夏バテ解消料理を多数紹介している「平野レミさん」が1位となり、2位「新垣結衣さん」、3位「綾瀬はるかさん」となりました。


また、夏バテを知略で乗り越えると思う戦国武将を聞いたところ、「織田信長」がダントツ、2位は2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で松本潤さんが演じる「徳川家康」となりました。以降、3位「豊臣秀吉」、4位「武田信玄」、5位「伊達政宗」が続きました。そのほか、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で堺雅人さんが演じた「真田信繁(幸村)」が9位、草刈正雄さんの好演が話題になった、信繁の父「真田昌幸」が13位に挙がりました。


◆夏バテを忘れるくらいハマった昭和のアニメ・漫画 1位「ドラゴンボール」2位「巨人の星」3位「機動戦士ガンダム」

◆夏バテを忘れるくらいハマった平成・令和のアニメ・漫画 1位「鬼滅の刃」2位「ONE PIECE」3位「名探偵コナン」


全回答者(1,000名)に、夏バテを忘れるくらいハマったアニメ・漫画を聞きました。


【昭和のアニメ・漫画】では、1位「ドラゴンボール」、2位「巨人の星」、3位「機動戦士ガンダム」、4位「タッチ」、5位「ドラえもん」と、昭和のヒット作が上位に多く挙がりました。孫悟空や星飛雄馬、アムロ・レイといった主人公が強敵と熱い戦いを繰り広げるシーンなどに、夏の暑さが気にならないくらい夢中になったという人が多いのではないでしょうか。

年代別にみると、30代と40代では「ドラゴンボール」、50代では「宇宙戦艦ヤマト」と壮大な宇宙を舞台にした作品がトップとなり、60代以上では「巨人の星」と“スポ根”作品がトップとなりました。


他方、【平成・令和のアニメ・漫画】では、「鬼滅の刃」がダントツでした。主人公・竈門炭治郎をはじめとした鬼殺隊員と鬼たちとの手に汗握る戦いに、夏バテしていることを忘れるくらい没頭したという人が多いのではないでしょうか。以降、2位「ONE PIECE」、3位「名探偵コナン」、4位「ドラゴンボール」、5位「新世紀エヴァンゲリオン」が続きました。

  年代別にみると、いずれの年代でも「鬼滅の刃」が1位となったほか、「ONE PIECE」がTOP3に挙がりました。 


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