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【北海道 東川町】「写真甲子園2021」本戦大会がいよいよ開幕!

今年は大会史上初のオンライン大会で、全国写真部日本一を決定します

2021.07.27 22:00

毎年、北海道東川町にて開催される、高校写真部日本一を決める大会「写真甲子園」の開会式が7月27日、オンラインで行われ、本戦出場を果たした全国18の高校が一堂に会しました。

写真甲子園 本戦大会

例年は大会の開催地である北海道「写真の町」東川町に全国11ブロックの代表校が集結し、3日間の大会日程の中で、撮影・セレクト・審査会を行い優勝校を決定する形でしたが、今年は感染症拡大防止の観点から東川町への選手の招聘は行わず、代表校はそれぞれの地域で作品制作を行います。開閉会式や公開審査会もブロック審査会同様にオンラインで行われ、最終日に高校写真部日本一が決まります。

開会式

大会の開会に先立ち、開会式が開催されました。
開会式では、全18校の学校紹介や選手宣誓がオンラインで行われました。
学校紹介
学校紹介
松岡市郎東川町長 挨拶
立木義浩審査委員長 挨拶
選手宣誓

本戦大会の流れ

テーマ発表

本戦大会進出校は、ファースト公開審査会、ファイナル公開審査会それぞれで全校共通のテーマに沿って作品制作を行います。ファースト公開審査会のテーマは7月12日、ファイナル公開審査会のテーマは7月27日の公開審査会終了後にそれぞれ発表されます。
*ファイナル公開審査会のテーマについては、台風8号の影響を考慮し7月25日19時に発表が前倒しされました。

作品制作

発表されたテーマに基づいて作品制作を行います。制作はそれぞれの学校の地元で行われますが、写真甲子園本戦大会の全校「同一条件」の理念に基づき、例年同様学校には撮影のためのカメラ・レンズ・プリンター・インク・写真用紙が貸与され、全校同一の機材で作品制作を行います。ファースト公開審査会は7月20日、ファイナル公開審査会は7月28日にそれぞれ作品提出期限が設けられており、提出された8枚の組み写真と作品プレゼンテーションにより審査されます。

公開審査会

提出された作品のプレゼンテーションと審査委員講評によって公開審査会が実施されます。審査会はブロック審査会同様、オンラインで行われます。大会の模様は、開会式から各審査会、表彰式、閉会式まで全て生配信されます。

表彰式

ファースト公開審査会・ファイナル公開審査会の2回の審査会によって賞が決定し、大会最終日にはオンラインで表彰式が行われます。
賞は優勝1校・準優勝1校・優秀賞5校・敢闘賞11校に授与し、出場した選手による投票で決まる「選手が選ぶ特別賞」や東川町民からの投票で決まる「町民が選ぶ特別賞」もオンライン投票によって例年通り受賞校を決定します。大会の模様は、インターネットで生配信されるほか、大会終了後にも引き続き 大会公式YouTubeにて視聴することができます。

本戦大会出場校

【北海道ブロック代表】
 北海道岩見沢高等養護学校(北海道岩見沢市)

【東北ブロック代表】
 青森県立弘前南高等学校(青森県弘前市)

【北関東ブロック代表】
 群馬県立富岡実業高等学校(群馬県富岡市)
 樹徳高等学校(群馬県桐生市)

【南関東ブロック代表】
 翔凜高等学校(千葉県君津市)
 神奈川県立横浜清陵高等学校(神奈川県横浜市)
 
【東京ブロック代表】
 東京都立総合芸術高等学校(東京都新宿区)

【北陸信越ブロック代表】
 富山県立富山中部高等学校(富山県富山市)
【東海ブロック代表】
 名古屋経済大学高蔵高等学校(愛知県名古屋市)
 東邦高等学校(愛知県名古屋市)

【近畿ブロック代表】
 帝塚山学院高等学校(大阪府大阪市)
 和歌山県立神島高等学校(和歌山県田辺市)

【中国ブロック代表】
 出雲北陵高等学校(島根県出雲市)
 山口県立防府高等学校(山口県防府市)

【四国ブロック代表】
 香川県立坂出商業高等学校(香川県坂出市)

【九州・沖縄ブロック代表】
 佐賀県立致遠館高等学校(佐賀県佐賀市)
 八代白百合学園高等学校(熊本県八代市)
 沖縄県立沖縄工業高等学校(沖縄県那覇市)

審査委員(敬称略)

審査委員長: 立木 義浩(写真家)
審 査 委 員: 鶴巻 育子(写真家)
       公文 健太郎(写真家)
       中西 敏貴(写真家)
       須藤 絢乃(写真家)
       野勢 英樹(北海道新聞社編集局写真部部長)

全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」

1994年に北海道「写真の町」東川町で始まった全国の高等学校写真部日本一を決める大会「写真甲子園」は2021年で28回を数えます。これまで全国から延べ8,483校、25,449名の高校生が挑戦し、その腕を競い合ってきました。
この大会では、全国の高校写真部・サークルなどから、共同制作による作品(組写真)を募集し、初戦審査会(1回戦)での作品審査、全国11ブロック毎に行われるブロック審査会(2回戦)でのプレゼンテーション審査によって優秀校18校を選抜し、例年は本戦大会開催地である東川町に集結し、東川町・美瑛町・上富良野町・東神楽町・旭川市を撮影フィールドに同一機材・同一撮影地で高校写真部の全国一を目指します。
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