「環境パイル工法」が60年相当の耐久性認証を取得
2021.08.16 10:00
地盤調査・地盤改良事業など住宅・建材に関わる業務を行う兼松サステック株式会社(所在地:東京都中央区、取締役社長:高崎 實、東証一部 証券コード:7961)は、自社工法である『環境パイル工法』、『環境パイルS工法』で使用する地盤補強用保存処理木材『環境パイル』の耐久性について、公益社団法人日本材料学会の『地盤改良に関わる技術認証制度』に評価申請を行い、技術評価されました。(評価証明番号:第1019号)
小規模建築物における地盤補強工法は、小口径鋼管杭、セメント系の地盤改良が主であり、木材を用いた工法は腐朽菌による木材の劣化やシロアリによる食害が懸念され、耐久性に課題があるとして使用範囲が限られていました。
当社はこの耐久性の課題を解決するために、当社技術である木材保存処理技術を環境パイル(木材を利用した地盤補強材)に用いて耐久性を飛躍的に向上させその結果を第三者機関おいて証明を取得しました「木材の地中利用としては業界初」。
更に木材を使用する事で従来工法より二酸化炭素排出量を抑制する事が出来る為、国が目指す低炭素社会を目指した技術であり、間伐材等の使用により国内の林業の活性化にも貢献可能な技術です。
『環境パイル工法』、『環境パイルS工法』は支持力機構について一般財団法人日本建築総合試験所から技術性能証明を取得しており、2021年6月末時点で累計棟数3万4千棟(使用材積数17万m3)を更新しています。
左上:試験片耐候操作状況 左下:野外暴露試験杭 右:技術評価証
■会社概要
商号 : 兼松サステック株式会社
代表者 : 取締役社長 高崎 實
所在地 : 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町6F
設立 : 1934年3月
事業内容: ジオテック事業
(地盤改良工事、各種地盤調査、沈下修正工事等の施工・販売)
資本金 : 33億2,560万円
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