「新型コロナワクチン接種」に関する意識調査
2021.08.12 15:00
■7月4日時点で、新型コロナワクチン接種1回目を「既に受けた」が14.5%、「予約した」が11.5%、「これから予約するつもり」が41.4%。
■「予約するか迷っている」「予約しない」は約30%を占めており、その理由は「副反応が怖い」「副作用が怖い」が多い 。
ーインサイトテック ユーザーアンケートー
株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「新型コロナウイルス」に関する調査を実施しインサイトデータ4,984件をユーザーから収集。回答の年代比較を行い自由回答については「ITAS」による分析を行いました。以下、結果をご報告いたします。
■ 分析結果 詳細
1: 7月4日時点で、新型コロナワクチン接種のお知らせは「6月に届いた」の回答が最も多い。(図1)
・新型コロナワクチン接種のお知らせが「届いた」とした回答者に、「新型コロナワクチン接種のお知らせが届いたのはいつ頃ですか」を伺うと、「6月に届いた」の回答が最も多く61.5%でした。
・60代以上では、5月までに届いたが約25%となり、他の年代よりも早めにお知らせを受け取ることができたことが分かります。
・20代から50代では7月に入ってからが30%~40%を占めている状況です。
2:7月4日時点で、新型コロナワクチン接種1回目を「既に受けた」が14.5%、「予約した」が11.5%、「これから予約するつもり」が41.4%。(図2)
・「新型コロナワクチン接種1回目は予約しましたか」を伺うと、7月4日時点で「既に受けた」が14.5%、「予約した」が11.5%、「これから予約するつもり」が41.4%でした。
・年代があがるにつれて、「既に受けた」「予約した」「これから予約するつもり」の合計値が高くなり、逆に若年層ほど「予約するか迷っている」「予約しない」が高くなる状況です。
・「予約するか迷っている」「予約しない」は約30%を占めており、特に20代~30代は約40%を占めている状況です。
3:新型コロナワクチン接種1回の接種場所では「個別接種実施場所(協力医療機関)」が最も多く39.7%。接種薬剤の製薬会社は「ファイザー」が67.3%。(図3-1、図3-2)
・新型コロナワクチン接種1回目を「受けた」「予約した」「これから予約するつもり」とした回答者に、「接種場所」を伺うと「個別接種実施場所(協力医療機関)」が最も多く、次いで「集団接種会場」となりました。
・10代や20代では学校などの「職域接種会場」も高い割合となっています。
・また新型コロナワクチン接種1回目を「受けた」「予約した」とした回答者に「どちらの製薬会社のものですか」を伺うと、「ファイザー」が67.3%、「モデルナ」が23.9%の状況でした。
・先行して高齢者にファイザーの接種が始まったこともあり、60代以上では約80%が「ファイザー」を接種している状況です。
4:新型コロナワクチン接種1回目を「予約するか迷っている」「予約しない」理由は、「副反応が怖い」「副作用が怖い」が多い 。 (図4)
・新型コロナワクチン接種1回目を「予約しない」「予約するか迷っている」とした回答者に、その理由を伺うと「副反応が怖い」「副作用が怖い」といった理由が多いことが分かりました。
・アレルギーがあり、過去にもアナフィラキシーショックを起こしたため、ワクチン接種で同じ症状が起きることが怖い。接種後に亡くなった人のニュースや報道を見て、怖くなったといった理由も見られました。
・また、幼い子供がいるため、副反応で体調が悪くなった場合に、誰も代わりになってくれない。副反応で体調が悪くなっても仕事を休めないといった理由も見られました。
・ワクチンと接種後に亡くなった人との因果関係が分からないこと、開発後一年も経たずに承認されたワクチンは心配、数年後に身体への影響や後遺症があるかもしれないからといった問題を指摘する声も見られました。
※下記は意見タグの件数ランキング。分析対象:1,625件のうち、不満のコメントがあった回答を分析。
※意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー
■調査期間:2021年7月4日
■有効回答数:4,984件
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2021.09.16 15:00