豊⽥市、国内最⼤規模となる公⽴こども園60施設にて 保育I...

豊⽥市、国内最⼤規模となる公⽴こども園60施設にて 保育ICTシステム「コドモン」導入 保育業務の「業務負担の軽減」「保護者の利便性」「質の向上」をめざす

株式会社コドモン(以下、コドモン社)は、豊田市およびNTT西日本グループと連携し、市内の公⽴こども園60施設へコドモン社が提供するこども施設向けICTシステム「CoDMON(以下、コドモン)」の利用を今年度順次進めていくことをお知らせします。2021年11⽉までに全施設へ導入完了予定です。

国内最大規模※1
コドモンを導入している126自治体の中で最大規模(2021年8月時点)

<背景とこれまでの取り組み>

豊田市は、子どもの権利を保障し、子どもにやさしいまちづくりを推進するため、2007年10月に「豊田市子ども条例」を制定し、2010年3月には『子ども・親・地域が育ち合う子どもたちの笑顔が輝くまち豊田』を基本理念とする「豊田市子ども総合計画」を策定しました。
この基本理念を継承しつつ、子どもの目線に立った総合計画として2020年「第3次豊田市子ども総合計画※2」を策定しました。その中でも重点事業となっている「情報通信技術を活用した子育て支援サービスの充実」を実現するため、未来の保育現場の在り⽅について、かねてより検討を進めて参りました。

コドモン社は、保育・教育・育児現場における様々な課題をテクノロジーで解決し、子どもを取り巻く環境を改善、また子ども施設と世の中の様々なサービスや情報をつなぐことで、子どもの学びの機会を拡げるために環境づくりをこれからも支援してまいります。

NTT西日本グループは、地域社会の課題を解決するソーシャルICTパイオニアとして、これまでもICT活用による保育・教育分野での職員の業務効率化や子どもたちへの保育・教育の質向上等に尽力して参りました。
そして2020年度より、保育現場へのICT導入の実証実験を3者で連携し実施。現場からの評価も高く、当初の目的である「事務効率の向上」「幼児教育・保育の環境の向上」において効果が見込めたため、2021年度「豊⽥市保育業務⽀援システム導⼊」事業としてコドモンが選定され、全60園へ正式に導入することとなりました。

保育業務のICT化を通して、現場保育⼠の負担を軽減するだけなく、現場保育⼠の⼈材育成(魅⼒向上)および、保育の視える化を図ることで、保護者や地域と連携した関係の構築をめざします。そのために、園児・園・保護者向けICT導入や新保育手法「保育ドキュメンテーション」の導入検討に向けた既存業務の見直し、新運用ルールの策定、それらの基盤となるインフラ整備までをワンストップで対応できる連携体制を整え、豊⽥市、コドモン社、NTT⻄⽇本グループの3者協働で豊田市の保育現場改革を進めてまいります。

※2 第3次子ども総合計画 概要版
https://www.city.toyota.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/037/343/gaiyo.pdf

導入初年度である今年度は、現状アナログな登降園管理業務や園と保護者間における連絡のICT化を全60施設に展開、業務負担の軽減と、コロナ等感染症対策として園児の健康状態の確実かつ効率的な管理を実現します。
 また保育士の更なる「働きやすい環境の整備」を図る上で、コドモンの「保育ドキュメンテーション」機能の導入も検討中です。
なお、コドモン「保育ドキュメンテーション」機能の導入を検討する中で、共同開発者である株式会社ベネッセコーポレーション協⼒の元、本機能の監修をしている⽟川⼤学教育学部教授⼤⾖⽣⽥先⽣にご指導頂いており、講演会やワークショップの開催を実施することで、現場保育⼠のスキルアップ機会創出も並行して進めています。
<玉川大学教育学部教授大豆生田先生による講演会の様子>
<玉川大学教育学部教授大豆生田先生による講演会の様子>
(2021年6月25日)
(2021年6月25日)

<各社の役割分担>

●豊田市
・公立園へのコドモン導入に向けた計画策定 等

●株式会社コドモン
・コドモンのサービス提供

●NTT西日本グループ
西日本電信電話株式会社
・保育園版サポートデスクの運営・総括管理

NTTビジネスソリューションズ株式会社
・コドモン専用の通信インフラ等の手配、整備

豊田市におけるコドモン導入機能 (抜粋)

●園児台帳

園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児毎にあらゆる情報を一元管理する事が可能、園内での園児ごとの情報共有が容易になります。

●登降園・出退勤管理

園児の登降園記録は、QRコードを使った打刻機能で自動管理となります。保護者はスマホアプリを使用し登降園時刻などの確認が可能です。

●お知らせ一斉配信

コドモンの緊急連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことができます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができます。

●遅刻・欠席・お迎え・延長

登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できます。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告することができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。保護者、保育園双方にとって利便性の高い機能です。

●指導案・日誌作成(導入検討中)

現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できます。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能です。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案及び保育品質の向上が期待できます。

●保育ドキュメンテーション(導入検討中)

「ドキュメンテーション」とは、子どもが活動に夢中になっている瞬間をとらえて写真とコメントで記録するもので、「子ども主体の保育」を実現するうえで有効な手法として近年注目されています。ドキュメンテーションを活用することで、保育士・保護者・子ども、それぞれに対話を生み出し、子どもの世界を拡げて学びを豊かにすることができます。コドモンのドキュメンテーション機能は「写真つきの日々の記録」を行うだけで、一括で「日誌・掲示物・連絡帳・週日案」が作成され、同じ内容を何度も記入する必要がありません。掲示物も自動的にレイアウトされるため、写真の切り貼りなどの作業も不要、現場の負担を最小限に保育ドキュメンテーションを実践できます。
https://www.codmon.com/service/connect/documentation

●給食管理システム(導入検討中)

園児台帳・登降園情報などと連携した献立作成機能や、保護者アプリを使った献立表配信など、 単一の給食管理ソフトでは実現できなかった業務フローで、業務負担を軽減しながら管理栄養士・調理師・保育士間の連携を強化。栄養・アレルギー管理はもちろん、給食の安全性・効率性・経済性の向上と、こどもの食環境改善・食育推進の両立を支援します。

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株式会社コドモン
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