第1回「ニューノーマルな生活様式への意識」調査若者は時間の使...

第1回「ニューノーマルな生活様式への意識」調査 若者は時間の使い方、高齢者はコミュニケーションに 大きく影響か?

法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第1回「ニューノーマルな生活様式への意識」調査結果を発表いたしました。



[調査結果]

(1)生活様式や働き方に変化を感じていますか?

昨今の生活様式や働き方に変化を感じているか調査したところ、「変化を感じている」(回答率86.4%)が、「変化を感じていない」(同13.6%)を大きく上回り、約9割の人が生活様式や働き方に「変化を感じている」ことがわかりました。

男女別でみると、女性は(同88.4%)は、男性(同84.4%)に比べ、やや変化を感じているようです。

世代別でみると、変化を感じている割合は、年齢が上がるにつれて高まる結果となりました。変化を感じている割合は、60代(同93.0%)では、20代(同77.0%)に比べ16ポイント高く、高齢世代ほどニューノーマルを実感している様子がうかがえます。(図表A)


図表A_生活様式や働き方の変化


(2)ニューノーマルな生活様式や働き方として変化を感じているものは何ですか?

ニューノーマルな生活様式や働き方として変化を感じている項目について調査をしたところ、1位は「外出時のマスク着用」(回答率94.0%)、2位「外食の減少」(同52.5%)、3位「移動や人ごみの回避、ソーシャルディスタンスの確保」(同51.9%)となりました。

男女別でみると、女性は男性に比べ、「外食の減少」(同62.4%)が20.2ポイント、「身なりへの配慮、関心の低下」(同28.5%)が17.6ポイント高く、テレワークや外出の自粛によって、友人との外食の減少や、化粧やおしゃれに対する意識が低下している様子がうかがえます。

世代別でみると、「移動や人ごみの回避」の回答率は、60代(同64.5%)では、20代(同36.4%)に比べ28.1ポイント高い結果となりました。他人と密になる環境や飛沫飛散などによる罹患リスクの多寡が、世代間の行動の差に表れていると考えられます。また、「会食・宴席の減少」は、40代~60代(合計回答率49.6%)では、20代・30代(同36.3%)に比べ、13.3ポイント高く、管理職ポジションの世代で会食・宴席の機会が特に減少している様子がうかがえます。ニューノーマルな生活様式や働き方として実感する事象に関しては、世代別での格差が生じている結果となりました。(図表B)


図表B_変化を感じる項目


(3)ニューノーマルな生活様式や働き方を便利だと感じていますか、不便だと感じていますか?

ニューノーマルな生活様式や働き方を便利だと感じているか調査したところ、「不便」(回答率67.8%)が「便利」(同32.2%)を上回り、約7割が不便だと感じていることがわかりました。

世代別にみると、「便利」と回答した割合は、20代・30代(合計回答率40.0%)では、40代~60代(同27.6%)に比べ12.4ポイント高く、若い世代の方がニューノーマルな生活様式や働き方を柔軟に受け入れている様子がうかがえます。(図表C)


図表C_ニューノーマルな生活様式や働き方の便利さ


(2)で選んだ項目について、望ましい変化だと感じているかを質問したところ、現在の暮らしを便利だと感じている人は全員、「リモートワークの定着」、「睡眠時間の増加」、「時間の使い方にゆとりができた」、「就職・イベントの地域格差の減少」(回答率100%)について、変化を好意的に捉えています。また、他の項目についても、望ましい変化と捉えている割合が高いことが、便利な生活の実感に繋がっていると考えられます。

一方で、現在の暮らしを不便だと感じている人は、「運動機会の減少」(回答率87.0%)、「異性や人脈拡大の出会いの減少」(同83.3%)、「身なりへの配慮、関心の低下」(82.1%)、「対面コミュニケーションの減少」(75.2%)、「外食の減少」(62.3%)、「会食・宴席の減少」(55.4%)について、過半数が望ましくない変化と捉えていることがわかりました。現在の暮らしを不便だと感じている人は、対面コミュニケーションや外食、運動が制限されることに対して不便に感じていると考えられます。(図表D)


図表D_望ましい、望ましくないと感じるニューノーマルTOP10


[総評]

昨今の社会情勢により、外出時のマスク着用や密の回避、テレワークの推進などニューノーマルな生活様式が定着しつつある中で、リスモンが独自に「ニューノーマルな生活様式への意識」調査(6月8日~6月10日)を行ったところ、500人から回答が得られました。

今回の調査では、約9割の人が生活様式や働き方に変化を感じており、ニューノーマルを実感していることが分かりました。具体的にニューノーマルを感じている項目については、「外出時のマスク着用」のほか、「外食の減少」、「移動や人ごみの回避、ソーシャルディスタンスの確保」、「会食・宴席の減少」、「対面コミュニケーションの減少」が上位になり、移動や外食、人との接触を制限されていることが、変化の実感に繋がっている様子がうかがえます。

女性は、男性よりも「外食の減少」、「身なりへの配慮、関心の低下」について変化を感じている割合が高く、40代~60代では、「会食・宴席の減少」を実感している割合が20代・30代に比べて高いなど、ニューノーマルを感じている項目に男女差、世代差もみられました。


昨今の社会情勢の混乱はいまだに終息の見通しが立たず、人々の疲弊感も日に日に増しています。失われた今までの日常は多いものの、従来の習慣や常識を変え、より便利な生活を手に入れるきっかけと前向きに捉えることで、生活様式や働き方の向上につながるでしょう。


※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。

  https://www.riskmonster.co.jp/mailmagazine/post-9968



■リスモン調べ動画

今回発表の調査結果について、「ニューノーマルな生活様式への意識」動画を作成しました。2人のコメンテーターの掛け合いによる解説をお楽しみいただけます。

掲載サイトよりご覧ください! https://youtu.be/3mmDakTalLM



▼リスモン調べ動画キャプチャ


動画キャプチャ


[実施概要]

・調査名称 :第1回「ニューノーマルな生活様式への意識」調査

・調査方法 :インターネット調査

・調査エリア:全国

・期間   :2021年6月8日(火)~6月10日(木)

・調査対象者:20歳~69歳の男女

・有効回収数:500サンプル



■リスモン調べとは

リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。

掲載サイトはこちら: https://www.riskmonster.co.jp/study/research/



■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)

2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

リスモングループ法人会員数は、2021年6月末時点で13,430(内、与信管理サービス等6,870、ビジネスポータルサイト等3,175、教育関連3,385)となっております。

ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/

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