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クオンタムソリューションズ株式会社は、株式会社FOMMと 合弁契約を締結し、合弁会社を設立することが決定

クオンタムソリューションズ株式会社は、2021年7月12日付で開示した「株式会社FOMMとの資本・業務提携に関するお知らせ」において、株式会社FOMM(以下「FOMM社」という。)と資本・業務提携(以下「本資本・業務提携」という。)契約を締結したことはお知らせいたしましたが、それに加えて、2021年8月24日付で、FOMM社と合弁契約を締結し、合弁会社を設立することを決定いたしましたのでお知らせいたします。



■1. 合弁会社設立の目的

本資本・業務提携では、当社グループがFOMM社に対して出資する予定ですが、FOMM社との協議等の結果、それに加えて中国におけるEV(電気自動車)の生産体制及び販売体制の構築・整備をより迅速に行うため、当社グループとFOMM社との間で、香港に合弁会社を設立(商号:Quantum FOMM Limited、以下「新会社」という。)することで合意し、新会社を中心として、中国国内での、EV生産体制及び販売体制の構築・整備を行っていくことといたしました。新会社への出資は、当社グループとしては、当社の100%子会社であるAsia TeleTech Investment Limited(以下「ATT」という。)から直接行う予定であり、FOMM社側からは、FOMM社本体から行う予定です。



■2. 本資本・業務提携の目的・戦略等

(1) 短期的(12カ月)施策

FOMM社で現在生産している既存の「FOMM ONEモデル」を小幅に改良したFOMMの車両をできるだけ早く中国で量産することを検討します。その際、中国の効率的なサプライチェーンを活用して生産コストを可能な限り削減することを実現します。

生産コスト削減により販売価格の引き下げを行う予定であり、それにより、新会社及びFOMM社の売上及び利益は比較的短期間(目標期間12カ月以内)で大幅に向上すると考えられます。


(2) 中期的(12~24カ月)施策

インターネットを使ったよりプレミアムで、人と車のインタラクションを備えた新型EVの発売を目指し、まずは、人口の多い中国の小規模都市や農村部の町を中心として中国市場に新型EVを投入します。

「人と車のインタラクションを備える」とは、人と人との対話、言語、しぐさ(ジェスチャー)、視線のやりとりと同様の作用を、同時にかつ相互的に組み合わせて、車との相互作用に利用するものを意味します。ドライバーは状況や背景に応じて望ましい操作モードを直感的に選択することができ、車両側が(ドライバーの)音声による指示、しぐさ、視線の方向を確実に検知し、これらを組み合わせることでそれらが意味するものを自動的に判断します。

FOMM社は、小型EVを生産しており(新型EVも小型EVの予定)、小型EVは、人口の多い中国の小規模都市や農村部の町の適しています。小規模都市や農村部の町の道路は狭く、通行が困難で普通の車では通過できない、車の扱いが難しいなどの問題があり、小型EVの大きな需要がが見込まれます。


以上(1)及び(2)に関する当社意向を元に、現在FOMM社との間で鋭意協議中です。



■3. 合弁会社の概要


【合弁会社の概要】


■4. 合弁会社の業績の見通し

新会社は、今後、中国本土(上海の予定)に子会社を設立し、EV生産体制及び販売体制の構築・整備を行っていく予定ですが、業績の見通しについては、現在精査中であり、見通しがつき次第、開示させていただきます。



■5. 業務提携の相手先の概要


【FOMM社の概要】


■6. ATTの概要


【ATTの概要】


■7. 日程


【日程】


※合弁契約締結前にATT持分比率100%にて新会社を設立し、契約締結後、FOMM社から新会社に出資をすることにより合弁会社とする予定です。



■8. 今後の見通し

本件に関する業績への影響は、現在精査中です。精査完了後、開示が必要であれば、速やかに開示させていただきます。

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