【青森屋】馬耕をしていた頃の青森の暮らしの再現をする「きみがらプロジェクト」、新フェーズとして「馬のたい肥化」開始|開始日:2021年10月1日
青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」は、2021年10月1日、「馬糞(ばふん)のたい肥化」を開始します。これは、2019年10月に始動した、かつての青森の暮らしを再現する取り組み「きみがら(*1)プロジェクト」の一環です。これまで取り組んできた、馬耕(*2)の復活、飼料用トウモロコシの栽培、余ったトウモロコシの皮を工芸品に作り変える活動に加えて、プロジェクトの次のステップとして始める新たな取り組みです。
*1 青森の方言でトウモロコシの皮の意味。
*2 馬の力を借りて田畑を耕す農法。
*1 青森の方言でトウモロコシの皮の意味。
*2 馬の力を借りて田畑を耕す農法。
馬糞のたい肥化で、より近づく「かつての青森の暮らし」の再現
青森屋が2019年から取り組んできた「きみがらプロジェクト」は、馬の力を借りて畑を耕し、馬糞はたい肥となり、作物を育て食料を確保していたかつての青森の暮らしの再現を目指した活動です。2020年は、馬耕、トウモロコシの栽培、馬の飼料、皮を利用した工芸品づくりまでの資源循環に着手しました。2021年は馬糞のたい肥化を開始し、馬とトウモロコシの資源を無駄なく使う活動を継続していきます。
敷地内にたい肥場を設置
青森屋には、馬車を引く馬が3頭とお客様のお出迎えをするポニーが2頭います。敷地内にたい肥場を新設し、毎日排出される馬糞を活用して、たい肥化します。たい肥化には、水分量と通気性を管理し、微生物の働きで発酵を進めることが必要です。馬糞とおがくずを混ぜて水分調節をし、定期的に空気に触れるように混ぜ合わせます。完成したたい肥は、2022年に畑で使用することを目指します。
今後の予定
2021年 9月 たい肥場 完成予定
10月 たい肥化 開始
2022年 3月 畑でたい肥使用
5月 種まき
10月 たい肥化 開始
2022年 3月 畑でたい肥使用
5月 種まき
「馬糞のたい肥化」概要
開始日:2021年10月1日
場所 :敷地内
場所 :敷地内
<関連情報>
・きみがらプロジェクトとは
かつて青森県は名馬の産地として知られ、馬と人が共に暮らしていました。馬の力を借りて畑を耕し、馬糞はたい肥となり、作物を育て食料を確保。そして馬の飼料用トウモロコシのうち余ってしまう皮は工芸品に作り変えていました。青森屋では馬耕を復活させ、材料となるトウモロコシをホテルの敷地内で生産し、工芸品の製作技術をスタッフが習得する取り組みを2019年より開始しています。
きみがらプロジェクト紹介動画:[https://youtu.be/07g0J46Bobo]{https://youtu.be/07g0J46Bobo}
きみがらプロジェクト紹介動画:[https://youtu.be/07g0J46Bobo]{https://youtu.be/07g0J46Bobo}
・馬耕の技術を身に付けるまで
青森をはじめ全国各地で盛んだった馬耕は、昭和30年代頃から耕うん機が普及するにしたがい行われなくなり、現在では限られた地域や人々にのみ受け継がれています。青森屋で挑戦するにあたり、まずは知識を深め農機具を調達するところから始まりました。北海道や長野県など全国へ足を運び、農機具の扱い方や、人間と馬を訓練する方法など、専門的な知識を学びました。上手に耕すには、馬に決まったコースを一定の間隔で進んでもらい、人間が手先に伝わる振動と土の状態を見て鋤(すき)を調整する必要があります。実際に訓練してみると、普段運行する馬車やお客様のお出迎えの業務とは大きく異なる技術が必要なことに、馬も人間も苦労しました。
・管理は手作業!トウモロコシの栽培
きみがらスリッパに使われるトウモロコシには、主に飼料用に栽培される「デントコーン」という品種が最も適しています。デントコーンは日本国内でも各地で栽培されていますが、多くは茎や実を農機械で破砕して収穫されます。スリッパの材料を揃えるには、実をひとつずつ収穫し、皮をむき、乾燥させる昔ながらの手作業が必要です。初年度は生産組合の畑で、収穫、種まき、草取りを学びました。青森屋の畑での初収穫を迎えた2020年10月、約700本を収穫できました。
・工芸品製作の技術習得と宿泊者体験アクティビティの実現
2019年12月から、きみがらスリッパやミニぞうりを編む技術を生産組合の方々から学ばせていただいています。2020年12月からは、宿泊者に工芸品づくりをしてもらう「きみがらミニぞうり作り体験」を開始しました。スタッフが習得した技術を活かして宿泊者にきみがらプロジェクトの活動を伝えています。体験者数は、2021年4月時点で約170名になりました。
・「十和田きみがらスリッパ生産組合」の協力
きみがらプロジェクトは、十和田きみがらスリッパ生産組合の協力を得て進めています。生産組合は、きみがらスリッパの製作・販売を通し、技術を継承するため、昭和38年に設立されました。組合員はほとんどが地元で農業を営むかたわら、工芸品の製作に携わっています。製作にあたっては、材料となるトウモロコシを生産・収穫し、皮をむき、乾燥させ、色の良い皮だけを選別し、編む工程を、半年以上かけて行います。今回、馬や農業、工芸品を通して青森の文化を満喫してほしいという青森屋の思いと、きみがらスリッパを後世に伝えるために作り手を増やしたいという生産組合の思いが合致し、プロジェクトの計画に至りました。
<最高水準のコロナ対策宣言>
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=FFBEHpl4IHw
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所、全客室に除菌用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所、全客室に除菌用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる「3密」の見える化および混雑予測サービス実施
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる「3密」の見える化および混雑予測サービス実施
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}
星野リゾート 青森屋
「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。
〒033-0044 青森県三沢市字古間木山56/客室数 236室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/}
〒033-0044 青森県三沢市字古間木山56/客室数 236室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/}
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