高校生の学びを止めない!緊急事態宣言完全対応! 自宅から参加できるAI/ICTのオンライン競技会 開催決定!
2021.09.08 13:00
シンギュラリティバトルクエスト実行委員会(事務局:一般社団法人未来キッズコンテンツ総合研究所、本社:東京都港区、代表理事:山田 洋久)は、「ギーク系部活」の高校生を対象とした、AI/ICTの知識と技術を競うオンライン競技会、全国高校AIアスリート選手権大会『シンギュラリティバトルクエスト2021』を開催いたします。
本大会では当初、昨年(2020年)同様に各高校の部室からのオンライン参加を前提としておりましたが、8月の緊急事態宣言の延長・拡大の影響で部活動を休止する自治体が増加する状況を踏まえ、1人でも多くの高校生が参加しやすい環境を整えるため、急遽レギュレーションを変更し、自宅からでも競技に参加できるシステムを整備いたしました。
第2回の今回は35道県教育委員会の後援をいただき、大会初の全国規模での開催となりますので、是非この機会に「高校生AIアスリート」としての可能性にチャレンジしてみてください!
決勝大会(2020年):競技の様子1
決勝大会(2020年):競技の様子2
決勝大会(2020年):競技の様子3
■『シンギュラリティバトルクエスト』とは
1990年代後半のインターネットの爆発的な普及以来、急激に加速する情報通信産業界における熾烈な開発競争において、アメリカのGAFAMや中国のBATHなどの「メガテック」による市場の独占は着実に進んでいます。これに対して大きく後れを取っている日本にとってAI/ICT人材の育成が、国の将来を左右する喫緊の課題となっています。
そんな中、「第4次産業革命」や「シンギュラリティ」といった、今後数十年以内の到来が予測される社会と産業の大転換点で中心となって活躍する卓越した人材は、現在の18歳以下の若者から生まれてくると私たちは信じています。
そこで、私たちは国内の高校でコンピューターを駆使して活動に励む「コンピューター部」、「ロボット部」、「プログラミング部」、「ゲーム部」そして「eスポーツ部」などを『ギーク系部活』と称し、ギーク系部活動をしている高校生から卓越した技術、情熱、感性をもつ優秀な人材/チームを発掘・育成することを目的としたAI/ICT分野の総合競技大会を企画・開催いたします。そして、その競技大会の様子を特別番組として放送・配信することで、コンピューターや次世代のテクノロジーに興味・関心を持つギーク高校生が、甲子園を目指す高校球児のように、AI/ICTとはあまり縁のない一般の人たちからも評価・称賛される「ヒーロー」的な存在であることを広く知ってもらいたいと考えています。
■5つの競技種目~ホモ・デウス世代のPENTATHLON(近代五種)~
ホモ・デウス世代のPENTATHLON(近代五種)
【AQ】AIクエスト:AIじゃんけん ※開発協力 日立ソリューションズ・クリエイト
構築したAIモデルの予測精度や速度を競う競技
【CQ】サイバークエスト:CTF ※開発協力 日立ソリューションズ・クリエイト
情報セキュリティに関する知識と技術をCTF形式(※)で競う競技
※CTF(Capture The Flag)…クイズ形式の問題を出題。問題に隠された言葉(Flag)をセキュリティの知識や専用のソフトウェアを駆使して見つけ出し、獲得した得点を競う競技
【DQ】データクエスト:人口変動分析予測AIモデルの育成 ※開発協力 MILIZE
データから社会的に有用な知見を抽出するためのスキルを競う競技
【RQ】ロボクエスト:AIロボカーレース ※開発協力 ウーブン・プラネット・ホールディングス
ロボット制御のためのプログラム作成などロボットテクノロジー関連の競技
【XQ】Xクエスト:AI七並べ(開発中) ※競技開発 フジミック/MILIZE
人とコンピューターのインタラクションに関するUI/UX、HCI、デザイン思考関連の競技
※各競技とも現在開発中につき、予選内容及び決勝競技内容が変更になる場合がございます。
■参加資格
満18歳以下で、日本国内の高校(全日制/定時制/通信制、普通科/専門学科/総合学科、特別支援学校高等部、又はインターナショナルスクール)に在籍していること
※詳細は公式WEBサイトをご確認ください
■健康管理に関する注意事項
本競技会の開催に際し、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、大会参加者、運営者及び制作関係者に対し、文部科学省の衛星管理マニュアル及び公益社団法人日本スポーツ協会の感染予防ガイドラインを遵守した運営に努めます。
※文部科学省:学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュア
ル~「学校の新しい生活様式」~ (2021.4.28 Ver.6)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00029.html
※公益社団法人日本スポーツ協会:スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガ
イドライン(令和3年2月15日更新版)
https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid1278.html
■第2回大会について
2021年度 第2回大会を下記の概要で開催いたします。結果及び大会レポートは、後日、公式WEBサイト( https://singularitybattlequest.club/ )にて公開いたしますので、ぜひご注目ください。
■大会概要
【概要】
大会名 :第2回全国高校AIアスリート選手権大会
『シンギュラリティバトルクエスト2021』
キャッチコピー:きみがきた。ギークの時代だ!
開催方式 :オンライン
主催 :シンギュラリティバトルクエスト実行委員会
運営事務局 :一般社団法人未来キッズコンテンツ総合研究所
【スケジュール】
<参加募集>
・日程:7月8日(木)16時~9月21日(火)18時まで
<地区予選>
・日程 :9月26日(日)
・試験時間 :12時30分~15時00分
・解答と解説:15時00分~16時00分
※各都道府県から各競技の1位が予選を通過し、研修会及び二次選考に参加
<研修会・地区ブロック二次選考>
・日程:10月~11月
※二次選考通過者が地区ブロック代表チームを編成し決勝大会に出場
<決勝大会>
・日程:12月26日(日)
【賞品】
総合得点が最も高かった地区ブロック代表チーム:賞金10万円
優勝チーム :ゴールドメダル、AIアスリート認定証
準優勝チーム :シルバーメダル、AIアスリート認定証
第3位チーム :ブロンズメダル、AIアスリート認定証
各種メダル
地区予選参加者全員:AIアスリート認定証・大会オリジナルステッカー
AIアスリート認定証
<副賞>
国内最先端AI/ICT企業によるオンライン特別講座(予定)
【協力】
<教材協力>
東京学芸大学大学院
東京工業大学工学院機械系
東京工芸大学芸術学部ゲーム学科
武蔵野大学データサイエンス学部
帝京大学教育学部
島根大学総合理工学部
<オンライン講座 提供協力>
株式会社ドコモgacco
<開発協力>
ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社MILIZE
スキルアップAI株式会社
株式会社フジミック
<システム協力>
株式会社龍野情報システム
株式会社フジアール
株式会社フジミック
※順不同
<esportsアドバイザー>
日本学生esports協会/Gameic理事長:前川 友吾
<特別協賛>
ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社
<特別協力>
一般財団法人三菱みらい育成財団
<後援>
北海道教育委員会、青森県教育委員会、岩手県教育委員会、秋田県教育委員会、
山形県教育委員会、福島県教育委員会、茨城県教育委員会、
栃木県教育委員会、群馬県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、
神奈川県教育委員会、新潟県教育委員会、富山県教育委員会、福井県、
山梨県教育委員会、長野県教育委員会、愛知県教育委員会、京都府教育委員会、
兵庫県教育委員会、奈良県教育委員会、和歌山県教育委員会、
鳥取県教育委員会、島根県教育委員会、岡山県教育委員会、広島県教育委員会、
山口県教育委員会、徳島県教育委員会、愛媛県教育委員会、
高知県教育委員会、福岡県教育委員会、長崎県教育委員会、大分県教育委員会、
宮崎県教育委員会、沖縄県教育委員会
【URL】
<公式Webサイト>
https://singularitybattlequest.club
<FOD/フジテレビオンデマンド>
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2766/2766110002/
<公式Facebook>
https://www.facebook.com/singularitybq
<公式Twitter>
https://twitter.com/SINGULAofficial
<公式Instagram>
https://www.instagram.com/singula_official
<公式YouTube>
https://www.youtube.com/channel/UCDkWs2GPHylZeKITWXrWi5g
【キービジュアル大会タイトルロゴ・エンブレム/ロゴ】
大会タイトルロゴ2021(エンブレム)
大会タイトルロゴ2021
◇大会背景
1990年代後半のインターネットの爆発的な普及以来、急激に加速する情報通信産業界における熾烈な開発競争において、アメリカのGAFAM(注1)や中国のBATH(注2)などの「メガテック」による市場の寡占化は着実に進んでいます。これに対して大きく後れを取っている日本にとってAI/ICT人材の育成が、国の将来を左右する喫緊の課題となっています。
内閣府は2019年3月に「AI戦略」を発表。政府が掲げるSociety5.0の実現に向けて、AIという観点から方策を策定するという方針が示されました。特に人材育成面においては内閣府が示した「年間100万人の全ての高校生」「文理を問わない全ての大学・高専生年間50万人」「年間100万人の社会人」などへのAI人材教育の目標に沿う形で、同年11月に文部科 学省から発表された「AI戦略等を踏まえたAI人材の育成について」では、「新学習指導要領の下で、全ての高等学校卒業生(約100万人卒/年)に、「理数・データサイエンス・AI」に関する基礎的なリテラシーを習得させるとともに、問題発見・解決学習の体験等を通じた創造性を涵養する。」と言う大目標が掲げられています。
注1 GAFAM:アメリカ合衆国を代表するIT5社、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの総称
注2 BATH :中華人民共和国を代表するIT4社、Baidu、Alibaba、Tencent、Huaweiの総称