北海道と並び羊肉消費量が多い地域である岩手県遠野市で、「遠野ジンギスカン文化発祥の店」として知られるジンギスカン専門店 有限会社安部商店(本社：岩手県遠野市　代表取締役：安部吉弥)では、イタリア産羊乳チーズ「ペコリーノ・ロマーノ」の魅力を様々なレシピでご提案するブランド「PECORINO」(ペコリーノ)の第二弾となる新商品として、ベイクドチーズケーキ「ペコリーノ・フォルマッジオ」を発売いたします。

より多くの皆様に知っていただきたく、マスコミの皆様、貴誌の読者様にご紹介申し上げます。

ペコリーノ・フォルマッジオ

■遠野ジンギスカン発祥の店(「遠野ジンギスカン物語」)

柳田國男の「遠野物語」で知られ、年間およそ百八十万人の観光客が訪れる岩手県遠野市。人口三万人ほどの小さな町ですが、羊肉の一人当たりの消費量では、北海道と一、二を争うほどジンギスカンが大変盛んな地域で、地元の美味しい名物として古くから市民に親しまれてきました。

弊社は、そんな「遠野ジンギスカン」元祖の店として、これまで三代にわたり「秘伝の味」を大切に守ってまいりました。その独特なタレの風味と、職人手切りの上質な肉の組み合わせは、他店には絶対に真似のできないもので、お客様にも非常にご好評をいただいております。

遠野ジンギスカンで一番特徴的なのは、野外で「バケツ」を使って食べることです。この通称「ジンギスカンバケツ」は、弊社の現会長、安部好雄がおよそ五十年前に考案したものです。現在では、市内の精肉店やスーパーでも鍋とバケツの無料貸し出しが行われており、野外で食べるときはバケツで食べるのが当たり前。この「ジンギスカンバケツ」は、遠野ジンギスカンの代名詞となっています。

■新商品開発の背景

通常、「羊」に関連する「食」と言えば、ラムチョップやジンギスカンなど、肉料理をイメージする方がほとんどです。しかし、あまり知られてはいませんが、羊乳を原料として作られるチーズも、非常に美味で、大変魅力がある食材です。

羊あるいは雌羊のことをイタリア語では「ペコーラ」と言います。「ペコリーノ・ロマーノ」は、主にイタリアのサルディーニャ地方で羊乳を原料として作られるハードチーズで、その歴史は古くイタリア最古と言われています。元々は保存食だったため塩気があるのが特徴で、ほのかな酸味と羊特有のコク・旨みが楽しめるチーズです。弊社は、「ペコリーノ・ロマーノ」の美味しさを様々な形で皆さまにお楽しみいただきたいという思いから、2018年に食のブランド「PECORINO(ペコリーノ)」を立ち上げ、第一弾の商品として四種類のピザを発売、現在まで大変ご好評を頂いております。

このたび弊社では、ペコリーノチーズの特徴である塩気とほのかな酸味、そして羊乳特有のコクと旨味を、スイーツに生かすことができないかと考え、しあわせ乳業株式会社(本社：岩手県宮古市　代表取締役：佐藤力)と共同でチーズケーキの開発に着手。岩手の豊かな大地が育んだ素材とペコリーノチーズを組み合わせ、これまでにない味わいのベイクドチーズケーキ「ペコリーノ・フォルマッジオ」が完成いたしました。

長引くコロナ禍でお出掛けする機会なども少なくなり、日常生活の中に楽しみや喜びをいかに見つけられるかが、健康な暮らしを送る上でも大切になってきている様に思います。今回の商品が「日常の中のちょっとした食の楽しみ」として、皆様にお使い頂けましたら幸いです。

■「ペコリーノ・フォルマッジオ」の特長

1．羊乳チーズ「ペコリーノ・ロマーノ」を使用

イタリア産の高級羊乳チーズ「ペコリーノ・ロマーノ」を原料として使用したチーズケーキです。

2．チーズケーキの常識を覆す、全く新しい美味しさ

サワークリームが持つ酸味と甘味に、ペコリーノチーズ特有の塩味とコクを組み合わせて、従来のチーズケーキにはない、全く新しい風味に仕上げました。

3．豊かな大地が育んだ素材を使用し、ひとつひとつ丁寧に手作り

熟練した職人が、完全自然放牧の牧場の牛乳からフロマージュブランをつくり、バニラやトンカ豆で豊潤な香りを加えて、じっくり丁寧に焼き上げています。

■「ペコリーノ・フォルマッジオ」の概要

名称　　　： ペコリーノ・フォルマッジオ

販売開始日： 2021年10月1日(金)

販売価格　： 2,580円(税込)

内容量　　： 直径12センチ、約300グラム

販売店　　： 有限会社安部商店(店頭・ホームページ・電話・ファックス)、

　　　　　　 道の駅「遠野風の丘」

URL　　　 ： https://www.anbe.jp/atm2021_1.htm

ペコリーノ・フォルマッジオ

■会社概要

商号　　： 有限会社安部商店

代表者　： 代表取締役　安部吉弥

所在地　： 〒028-0542　岩手県遠野市早瀬町2-4-12

設立　　： 1963年5月

事業内容： 食品小売／卸売業、飲食業

URL　　 ： https://www.anbe.jp/