日経ナショナル ジオグラフィック社（代表：滝山晋、所在地：東京都港区虎ノ門）は、『ディープフェイクニセ情報の拡散者たち』を9月21日（火）に発行しました。

　本書は、ジョー・バイデン（米国大統領）の選挙にも関わり、エマニュエル・マクロン（フランス大統領）、アナス・フォー・ラスムセン（NATO前事務総長）をはじめとする世界のリーダーのアドバイザーとして活躍している著者が書き下ろした、あらゆる情報が信用できなくなる未来を世界に警告する迫真のレポートです。

　AI技術の進歩により、行ったこともない場所で、やっていないことをやり、言っていないことを言っている、ニセの動画も簡単につくれるようになりました。腐敗した政治家や悪質な国家、テロリスト、犯罪者が用いれば「ディープフェイク」は民主主義と個人の自由を脅かす新たな武器にもなり得ます。

　「ロシアが見せる匠の技」「翻弄される発展途上国の市民」「世界を震撼させる新型コロナウイルス」など、陰謀や情報操作が実際に行われている事実を紹介し、その裏側にある、一般には見たり聞いたりすることのできない危険なフェイク情報を解説します。本書は、国際的な政治とテクノロジーに関するアドバイザーとして活躍する著者が、世界中の情報が、危険で信用できない「インフォカリプス」の状態になる未来を見通す迫力たっぷりの警告書です。

『ディープフェイク　ニセ情報の拡散者たち』

ニーナ・シック著／片山美佳子 訳／2021年9月21日発行／定価 1,870円（10%税込）／248ページ／四六判／ソフトカバー／日経ナショナル ジオグラフィック社 発行

ナショジオストア  https://nationalgeographic.jp/atcl/product/21/081800025/

Amazon         　https://www.amazon.co.jp/dp/4863135130

【主な内容】

第1章　ディープフェイクはポルノから始まった

第2章　ロシアが見せる匠の技

第3章　米国が占う西側諸国の未来

第4章　翻弄される発展途上国の市民

第5章　犯罪の武器になる野放しのディープフェイク

第6章　世界を震撼させる新型コロナウイルス

第7章　まだ、希望はある

著者　ニーナ・シック

解説者、著作家、政治アドバイザー。テクノロジーとAIが政治にもたらしている変化に精通している。ブレグジット（英国のEU離脱）、フランス大統領エマニュエル・マクロンの選挙運動、2016年と2020年の米国大統領選などの選挙における他国の干渉、そして誤情報やニセ情報の進化に関連する仕事に携わってきた。次世代のニセ情報や、AIを使って作られるディープフェイクを研究し、これまでジョー・バイデン（米国大統領）やエマニュエル・マクロン（フランス大統領）、アナス・フォー・ラスムセン（NATO前事務総長）をはじめとする世界のリーダーのアドバイザーとして活躍。ドイツ人とネパール人の両親を持ち、７カ国語を話す。ケンブリッジ大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの学位を所持。ロンドン、ベルリン、カトマンズを拠点にする。

■ジョー・バイデン米大統領の選挙に関わり、多くの要人のアドバイザーとして

　活躍する著者が、陰謀や情報操作など実際のニセ情報を紹介し、その裏側まで迫る　

　迫真のレポート！

■今、読んでおきたい！著者から全世界に向けて放つ、危険な未来を予測する

　警告書！