ブライトライト、認知症の昼夜逆転・夜間せん妄の改善に光療法を...

ブライトライト、認知症の昼夜逆転・夜間せん妄の改善に 光療法を積極的に展開中

~激増する認知症患者と介護者の心身の負担を軽減するために~

ブライトライト専門店(所在地:兵庫県神戸市、代表者:向井 嘉一)では、光療法を認知症の昼夜逆転・夜間せん妄の症状に対して、医療・介護分野へ周知・導入を推進させるため、様々な学会や大会にて積極的に展示活動を展開しております。
http://kaigo.ovtp2.net/

■光療法の有効性
世界一の長寿国である日本は、高齢化に伴って増える認知症患者の介護という大きな問題を背負っています。本人の苦しみはもとより、介護者の負担は非常に大きいものがあります。
高齢者が高齢者を介護するケースも増え、様々な面からの対策が望まれています。
特に、昼夜逆転・夜間せん妄の状態に至ると、本人と介護者の心身の負担は極端に重くのしかかり、それに耐えきれず生活が破綻して悲惨な状況に陥る場合も見られます。

光療法は、認知症による昼夜逆転・夜間せん妄などに効果を発揮することが数多く報告されています。しかし、医療や介護現場で十分に周知されているわけではなく、まだまだ啓蒙活動が必要であるのが現状です。


■光療法の有効性
光療法は認知症そのものを治療するわけではありません。
強い光を照射することにより昼夜のメリハリをつけ、夜に睡眠を集中させて心身を安定させ、からだ全体の生体リズム(※)を整える自然療法です。
認知症そのものを治すことはできなくても、睡眠と覚醒のリズムを正常化することにより、夜間せん妄や異常行動が改善または消失し、本人と介護者の心身の負担が大幅に改善されることが数多く報告されています。

認知症患者に光療法を適用した研究は、日本では1990年代から現在に至るまで数多くの文献が発表されており、既に認知症に対する効果が実証されています。
また、最近では体内時計という言葉が流行しており、新聞・雑誌・テレビなどのメディアでも「光」が取り上げられています。

文部科学省のサイトにおいても、「光の治療的応用 ― 光による生体リズム調節 ― 」と題して、光の効果のメカニズムが説明され、特に高齢者の不眠に対しては、「いきなり睡眠薬を投与するのではなく、生活習慣を見直し、光を浴びることから始めるのが望ましいといえる。」と明言されています。

・光の治療的応用 ― 光による生体リズム調節 ― (文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/07091111/007.htm

※生体リズム:人間の身体の中では、体内時計をもとに様々な周期性のある活動が行われています。
       例)昼夜のリズムを刻む概日リズム、体温のリズム、
         ホルモン分泌のリズム 等


■医療・介護分野で普及していない光療法
しかし、このように有効性が実証されている光療法も、医療・介護の分野では十分に周知されていません。
実際に光療法を取り入れている医療・介護施設は極めて少なく、また、光療法について触れている介護関連の書籍もほぼ出版されていない状況です。
つまり、光療法という有効な対処法が、全く日の目を見ることなく放置されている状態なのです。

なぜ、このような状況に陥っているかは定かではなく、あまりにも光が身近すぎるせいか、周知させる努力が足りなかったのか、具体的な導入方法がわからず浸透しなかったのか等々、理由の如何は推測の域を出ていません。


■認知症に関連する学会や大会で積極的に展示
弊社ではこのような状況を打開するため、認知症に関連する学会や大会に積極的に展示して周知する努力を行っており、これまで下記の大会に展示してきました(予定を含む)。

・全国日本介護老人保健施設大会
・全国日本老人福祉施設大会
・日本認知症ケア学会大会
・岡山県介護福祉士会介護フェアー
・日本認知症学会(予定)
・日本老年精神医学会(予定)

実際に展示を行うと、「エビデンス(証拠)はありますか?」という質問をいただく場合も多く、最近では光療法製品のカタログ以外に、エビデンスとなる文献リストを作成して配布するようにしています。
http://kaigo.ovtp2.net/archives/43


■介護施設へ光療法を導入する指導書を作成
文献レベルで光療法の有効性が実証されていたとしても、それを現場のスタッフの方が容易に実行できるか否かが、実際の導入を決定する際には重要です。
そこで、4つの介護施設(老健3サイト、特養1サイト)に実際に光療法をモニター実施していただき、その導入方法を確立することを目指しました。
これらのモニター結果は、今年10月に予定されている日本介護老人保健施設大会(沖縄)で口演発表される予定です。
http://kaigo.ovtp2.net/archives/432

そして、これらのモニターを通して、そのノウハウを「指導書」としてまとめました。
この指導書は下記のサイトから誰でもダウンロード可能なので、できるだけ多くの医療・介護施設に利用して頂きたいと考えています。
http://kaigo.ovtp2.net/archives/164


■関連情報サイト
・アルツハイマー型認知症患者の昼夜逆転・せん妄・介護
http://portal.lighttherapy.jp/patient/post_98.html

カテゴリ:
調査・報告
タグ:
福祉 医療
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