大豆製品移動販売の「染野屋」、石川県の老舗豆腐店「山下ミツ商...

大豆製品移動販売の「染野屋」、 石川県の老舗豆腐店「山下ミツ商店」をグループ化  ~豆腐店の後継者問題の解決に尽力~

今後も全国の後継者不在の豆腐店を積極的に支援し、 日本の伝統食継承発展に貢献

関東を中心に100台の車両で豆腐など大豆製品を移動販売で展開している株式会社染野屋(創業:文久二年、代表:八代目染野屋半次郎/小野 篤人、本店:茨城県取手市)は、2021年10月1日付けで、株式会社山下ミツ商店(創業:明治20年、代表:山下 浩希、本店:石川県白山市)の株式を100%取得し子会社化しました。


株式譲渡成約式にて


【伝統食品メーカーの継承問題】

豆腐製造業の施設数は1960年代のピーク時には全国で51,596施設ありましたが、2018年度には6,143施設と半世紀で9割近くも減少し(厚生労働省より)、後継者不足が大きな要因となっています。

今回のM&Aも山下ミツ商店代表の山下氏より申し入れがあったものでした。


<山下ミツ商店代表 山下氏のコメント>

「後継者を育成する事が難しかった。今後は染野屋グループとして石川県で130年以上継承してきた伝統を継承していきたい」



【日本の伝統を守る全国展開戦略】

<染野屋代表 小野のコメント>

「元々私自身も後継者不在の豆腐店の跡継ぎとして当社の分家を引き継ぎました。その後本家にも後継者が居なくなり、本家と分家を統合し継承する事になりました。豆腐などの日本の伝統食は、その栄養価と環境負荷の低い植物性タンパク質の食品という事で、SDGsの達成を目指す昨今世界的には注目されている一方、日本国内では後継者不足で廃業する業者も少なくないです。山下ミツ商店は石川県で130年以上の歴史を持ったブランドで、地域に愛されて来た豆腐店。今回は100%子会社化という形をとり、ブランドは引き続き継続して染野屋グループとして当社のノウハウを共有し発展させていきたいと考えます」



【今後の展開】

当社は全国で後継者不在の豆腐店からの継承の要望があった際、積極的に援助をしていきたいと考えています。

地域で愛されていたブランドごと継承し、いくつかのブランドの連合体として全国展開をすすめ、世界に誇れる日本の伝統食を継承発展させていきたいと考えています。



【会社概要】

名称 : 株式会社染野屋

所在地: <東京ヘッドオフィス>

     〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング 6F

   : <本店>

     〒302-0005 茨城県取手市東2-1-32

URL  : http://www.somenoya.com

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