エアー・ウォッシュ・フローリングが 「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
創業150年を迎えた老舗のフローリングメーカー、株式会社イクタ(愛知県瀬戸市、代表取締役社長:宮田 浩史)のエアー・ウォッシュ・フローリングが、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
幼少の頃からアレルギーに苦しみ、自分と同じ悩みを持つ人の助けになりたいという気持ちを胸にエアー・ウォッシュ・フローリングの技術を開発した株式会社ウエルクリエイトの中原社長。床材専門メーカーとして長年、施工性・意匠性を追求する中、人の役に立つ床材を模索してきた株式会社イクタ。エアー・ウォッシュ・フローリングはそんな二社の苦心の共同開発の末に誕生した独自の機能性床材です。
<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>
抗ウイルス・抗菌建材の多くがその機能付加のため薬剤を用いる中、本製品は酸化チタンを使った光触媒による効果を実現しており、半永久的に効果維持が期待出来る点を高く評価する。太陽光や室内照明に反応しウイルス・菌・VOC・臭いの原因物質を除去することはさることながら、更に暗所でも酸化チタンの特性により抗ウイルス・抗菌効果を発揮することも注目すべき点である。同調した研究者と研究機関、メーカーによる長年の開発が実を結んだ好例として高く評価。
<製品・特長>
「エアー・ウォッシュ・フローリング」とは、「暗所対応型の最適化複合光触媒」の技術を用いて、床に落下するウイルスや細菌・VOC・臭いの原因物質等を除去する独自の複合フローリング材です。この機能は、北九州市、九州工業大学、株式会社ウエルクリエイトの産官学の連携によって共同開発した技術。自然光だけでなく、LEDなどの室内照明にも反応する他、光の当たらない暗所でも、助触媒が働き、抗ウイルス・抗菌効果を発揮します。現在、株式会社イクタの約70%のフロアー製品に同機能を搭載しています。
詳細: http://ikuta.co.jp/airwash/
<グッドデザイン賞とは>
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
<株式会社イクタ>
1870年創業のフローリング業界のリーディングカンパニー。最近では、光触媒機能を備えた抗ウイルス・抗菌の健康床材「エアー・ウォッシュ・フローリング」が注目を集めています。「ジャパン・レジリエンス・アワード2020」最優秀賞を受賞。続いて2021年「データプレミアム格付け・トップランナー認証」を取得。
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