簡単・スピーディ設置 SDGs時代の避難所間仕切りシステムが 「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
株式会社ナガエ(本社:富山県高岡市、代表取締役社長:長柄 洋一)は、この度災害発生時に設置される避難所でプライバシーの確保や三密回避のために必要性が高まっている間仕切りシステムの新商品、『ナガエ避難所間仕切り』において2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
本商品は、シンプルなデザインで直感的な組立方法を実現し、リサイクル性が高く軽量・コンパクトで備蓄性に優れるアルミを多用した環境配慮型の商品です。
■避難所間仕切りのニーズと課題
近年、台風や豪雨、地震などの自然災害発生時に避難所が設置されることが増えていますが、その際、プライバシーの確保や三密回避の為、間仕切りの必要性が高まってきています。そして、間仕切りのシステムには、未使用時の備蓄場所(スペース)の確保や運搬、組立て易さが求められ、また、SDGsが謳われる昨今、製品ライフサイクル全体おける環境負荷低減も課題となっています。
■商品説明
1)本製品は、構造(フレーム)を形成する3つの部品(パイプ、ジョイント、スペーサー)と、仕切り布および仕切り布を押えるクリップの5つの部品のみで構成されており、少人数で直感的に組立てることが可能です。
2)シンプルな構成でパッケージングも軽量コンパクト。備蓄スペースを抑えられます。
3)プライバシー確保と三密回避を目的として間仕切りの高さは2mに設定。仕切り布は透けを抑えるポリエステルタフタを採用しました。
4)構造部分の基本部品であるパイプとジョイントは、リサイクル性が高く低環境負荷のアルミ製。運搬時の重量負荷も軽くなります。経年の使用により不要になった場合にもリサイクル材料として活用が可能です。
5)構造部分の基本部品であるアルミは不燃材料。仕切り布に採用しているポリエステルタフタは防炎加工が施され、避難所における万一の火災の発生にも考慮しました。
発売日 :2021年10月01日
販売料金 :131,300円(税込み)
組上がり寸法:約4m×4m×高さ2m(4部屋分)、1部屋は約2m×2m×高さ2m
材質 :主要部品:パイプ(A6063S-T5)、ブラケット(ADC12)、スペーサー(PP)、
仕切り材:ポリエステルタフタ(防炎仕様)
重量(箱) :20kg/箱 4コマ間仕切り付き
色調 :ベージュ色(仕切り材)
made in japan
〇グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
災害用テント等の製品はその強度や機能などを求めるため、大きく・重くなりがちであった。また、その限定的な用途と使用頻度のため、得てして審美性はなおざりになる傾向がある。本製品は特別に意匠を凝らしているわけではないが、その構造意図として、質的なシンプルさとそれがもたらす群総体での美観を意識して企画されている。四隅を連結具で固定し立方体とすることは、利用者にとって広く快適な空間をもたらすことに加え、デッドゾーンをつくらず内部空間・外部環境の有効利用にも直結する。また、間仕切りとして布や他素材を立方体の角から角まで設置できること、その仕切り方により内部に「間取り」が形成できるなど、利用環境・状況に応じた柔軟性も持ち合わせる。シンプルな部品構成、直感的な組み立てやすさ、軽量で場所を取らない備蓄体積など、そのアイデア、機能性、品質において高い評価を得た。
■グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
■会社概要
商号 : 株式会社ナガエ
代表者 : 代表取締役社長 長柄 洋一
所在地 : 〒933-0319 富山県高岡市荒屋敷278
創業 : 1954年11月1日
事業内容: ダイカスト鋳造(亜鉛・アルミ・真諭)
金型・ガス型・焼型・生型鋳造、プレス、板金加工、各種機械加工
インテリアプロダクトブランドの運営、また商品の企画・製造・販売
資本金 : 5,000万円
URL : https://nagae.co.jp/
プレスリリース画像画像一括ダウンロード
- カテゴリ:
- 企業動向
- タグ:
- 社会(国内) その他ライフスタイル 経済(国内)
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)