つい、お金を使ってみたくなる本『人生を自由にしてくれる 本当...

つい、お金を使ってみたくなる本『人生を自由にしてくれる 本当のお金の使い方』より幸せなお金持ちになるためのお金との付き合い方を紹介

お金の価値には、「相対的な価値」と「絶対的な価値」があります。

みなさん、お金使っていますか?
「いきなりなんなんだ」と思われますよね。
今回ご紹介する新刊はお金の使い方に関する本です。

著者は歯科医師でありながら著書累計は130万部の井上裕之先生。
本書は、本業以外にも執筆、コーチング、コンサルティングなど本業以外の仕事を様々に手掛ける先生がこれまでの人生を振り返り、幸せなお金持ちになるためのお金との付き合い方を紹介するものです。

私はこの本を編集させていただきましたが、この本を一言で言い表すなら、
「つい、お金を使ってみたくなる本」
とでも言いましょうか。
「あれを買いたいな」「これよさそうだな」と思っているモノやコトに対して、背中をそっと押してくれる不思議な本なのです。

では、どんなことが書いてあるのでしょうか?
そのいくつかを紹介してみましょう。

「自分にとって、どれだけの価値があるか」を 考えながらお金を使う

(本書88ページ)
お金の価値には、「相対的な価値」と「絶対的な価値」があります。
・相対的な価値
金額が上がるほど、価値も上がる。個人の価値観は反映されない。
・絶対的な価値
金額の高低にかかわらず、「その人の気持ち」によって価値が変わる。

お金を使う上で大切なのは、「絶対的な価値」を意識することです。
金額の高低だけで判断せず、「自分にとって、どんな価値があるのか」を考えることが重要なのだそうです。

例えば、映画を見に行こうとしたとき、プレミアムシートで見るか? 普通のシートで見るか? なんてことに悩んだ時は、プレミアムシートで見ることの「価値」について考えてみるということです。
その映画が2時間だとしたら、その同じ2時間をどう過ごしたいか? それが絶対的な価値を考えることです。
こう考えるだけでも、私に関していえばですが、随分とお金を使うことに対しての悩みが減りました。

「体験」にお金を使うと幸福度が長続きする

(本書150ページ)
「学び」と同じように、「一度身につけたら、なくならない」ものがあります。それは「体験(経験)」です。
モノやお金はなくなっても、体験したことは絶対になくならない。
「体験は、自分の中に残って、確実に積み上がる資産」だと先生は言います。

ハーバード大学ビジネススクールの社会科学研究者、マイケル・ノートン教授の研究でも、モノにお金を使うよりも、体験のためにお金を使ったほうが「幸福度が高い」ことはわかっています。

「体験」はその場限りだけれど、「モノ」はいつまでも手元に残る。したがって、「モノを買ったほうが、幸福感は長続きする」などと思いがちですが、実際には、その「逆」なのだそうです。
なぜならモノは「持っていて当然」と思うようになるから。
一方で体験は、時が経つほど、かけがえのない思い出として輝き、心に刻まれていきます。

こう考えるとちょっと普段より背伸びして、高級ランチを食べてもいいかな? なんて思えてもきそうです。

見た目にお金を使うことは、相手を気づかうこと

(本書164ページ)
先生は歯科医師として、セミナー講師として、コンサルタントとして、
「自分はどう見られたいのか」
「自分の『価値』をどう見せていくのか」
「どのような印象を与えたいのか」
を常に意識し、「見た目」からメッセージを伝える努力をしているそうです。
自分をメディア化し、自らの力でプロモーションをするためにも、見た目(人に与える印象)を整えることは、とても重要なのだとか。

労働経済学者のダニエル・S・ハマーメッシュ教授の研究によれば、ビジュアルによる男性の生涯年収の差は、2700万円にものぼるのだとか。

世界のトップ経営者たちは、表情、立ち居振る舞いなどの自己表現、とりわけ笑顔を専門のコーチについて学んでいるそうです。
見た目を整えることは、人間関係を築くスタートラインに立つこと。
また、見た目にお金を使うことは、他人を気づかうことでもあると先生は言います。
相手に不快感や不信感を与えないためにも、そして理想の自分を演出するためにも、見た目にお金を使うようにするといいでしょう。

大切な人との縁をつなげるために贈り物にお金を使う

(本文 160ページ)
みなさんはお中元やお歳暮を贈っていますか?
私は贈っていません。
お中元やお歳暮は本来、「お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈るご挨拶」です。最近では企業でも社会でも、「虚礼廃止」の風潮があり、年賀状なども書かないという人も増えています。

ただ、虚礼廃止はあくまで「形だけで心のこもっていない、意味のない」儀礼をやめること。「虚礼廃止」でやめたいのは、お互いの「関係」ではなく「形だけの贈り物」なのです。

それらを一概に「虚礼」と決めつけることに、違和感を覚えると先生は言います。
本当に贈りたいのは、「品物」以上に、相手に対する「感謝の気持ち」であると先生は言います。
以下は本書をそのまま引用します。
贈るものは「年に一度、3000円程度」のもので十分。
感謝の気持ちを込めて、贈り物をする。
贈られたほうも、感謝の気持ちを持って受け取る。
贈り物は、感謝のやりとりです。お互いの存在を思い出し、気持ちを寄せることです。
こうした感謝のやりとりこそ、お金の正しい使い方だと思います。
贈り物を選んでいる時間は、「相手のことを考える時間」です。
この時間こそ、最高の贈り物です。
いかがでしょうか?
なんとも贈り物をしたくなってきませんか?

運も、仕事も、お金も、人が運んでくるものです。
「人とつながるためにお金を使う」
「人との縁を切らないためにお金を使う」
「人間関係を広げる、人間関係を深めるためにお金を使う」
ことも必要。

豊かで幸せな人生を送るために、普段の「お金の使い方」をちょっと見直してみてはいかがでしょうか?

ここで紹介したものは本書のほんの一部です。
「つい、お金を使ってみたくなる本」
書店で見かけたらぜひ手に取ってみていただけると嬉しいです。

書籍概要

タイトル:人生を自由にしてくれる本当のお金の使い方
ページ数:200ページ  著者:井上裕之
価格:1,540円(10%税込) 発刊日:2021年10月18日
ISBN: 978-4-86667-315-8
http://www.asa21.com/book/b591207.html
【目次】
はじめに
第1章 あなたは、何のためにお金を使いますか?
第2章 お金は「循環」させて増やしていく
第3章 人生をより自由にしてくれるお金の使い方
第4章 「お金に困らない人」の考え方
おわりに


豊かな人生を手に入れたいと願うすべての人へ。
累計130万部の著者が自身の経験を振り返り教える
「人生に価値をもたらし」「幸せなお金持ち」
になるための本当のお金との付き合い方。

お金に対して「漠然とした不安」があるのは、お金の本質がわかっていないからです。
どんなにお金を稼いでも人生のバランスが取れていないと人は幸せにはなれません。
本書は仕事、人間関係、健康、貢献、お金のバランスを整えることで循環させ、一生お金に困らない幸せな人生を送るためのお金との付き合い方を紹介していきます。

著者について
井上裕之(いのうえ・ひろゆき)
いのうえ歯科医院理事長。歯学博士、経営学博士、東京医科歯科大学非常勤講師を含め国内外7つの大学で役職を務める。世界初のジョセフ・マーフィー・トラスト公認グランドマスター。1963 年北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了後、「医師として世界レベルの医療を提供したい」という思いのもと、ニューヨーク大学をはじめペンシルベニア大学、イエテボリ大学などで研鑽を積み、故郷の帯広で開業。その技術は国内外から高く評価されている。情報番組「未来世紀ジパング」にて、最新医療・スピード治療に全国から患者が殺到する様子が取り上げられる。本業の傍ら、世界中の自己啓発や、経営プログラム、能力開発を徹底的に学び、ジョセフ・マーフィー博士の「潜在意識」と、経営学の権威ピーター・ドラッカー博士の「ミッション」を統合させた成功哲学を提唱。「価値ある生き方」を伝える講演家として全国を飛び回っている。
著書は累計発行部数130 万部を突破。 実話から生まれたデビュー作『自分で奇跡を起こす方法』(フォレスト出版)は、テレビ番組「奇跡体験! アンビリバボー」で紹介され、大きな反響を呼ぶ。ベストセラー『「学び」を「お金」に変える技術』(かんき出版)、『本物の気づかい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書多数。

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