日本各地の和紙とご縁をつなぐ トラベルノート「万覚帖」販売開始
第一弾 こもろ浪漫イベントタイアップ「小諸万覚帖」。
企画屋かざあな(所在:東京都港区、運営:スタイルプラス株式会社)は、日本各地の和紙を使った、ご当地和紙のトラベルノート「万覚帖(よろずおぼえちょう)」の販売を開始いたします。
第一弾は中紙に長野県の内山紙(うちやまがみ)『内山障子紙』を使用。カバーは埼玉県比企郡小川町の小川和紙『取りヨゴ紙』に柿渋を塗り重ね、旅先で持ち歩くことを考慮したサイズ感に加え、しなやかさと軽さを追求したつくりとなっています。
企画屋かざあなは、2020年に市松罫(R)の和紙ノート「UKIE」をパリで販売したことを皮切りに、さまざまな和紙製品の開発や、手漉き和紙の原料を家庭で育てる「わしのねり」プロジェクトなどを行ってきました。この度新たな取り組みとして、日本各地の和紙とコラボレーションした、ご当地和紙のトラベルノート「万覚帖」の製作を開始しました。
「万覚帖」とは、備忘録としてさまざまなことを書きとめておく雑記帳です。旅の記憶をつづるのはもちろんのこと、寺社を参拝した証の御朱印や、旅先の地図やチケット、写真など、いつまでも残しておきたい旅の思い出を閉じ込めることで、一生の宝ものとなる一冊になります。
ご当地和紙のトラベルノート「万覚帖」は、中紙に日本各地のご当地和紙を使用します。蛇腹折りのノートは使い終わったら差し替えられるリフィル式。旅先で持ち歩くことを考え、コンパクトな文庫本サイズに仕上げました。
■第一弾 トラベルノート「小諸万覚帖」販売
第一弾となる今回は、長野県小諸市にある創業160年を超える老舗紙店「大和屋紙店」さんにご協力をいただき、雪深い奥信濃で作られる内山紙(うちやまがみ)の『内山障子紙』を使用しています。『内山障子紙』は、長野県生まれの文豪 島崎藤村が小諸に滞在した頃、この障子紙を切った紙を大和屋紙店で求め、原稿用紙として使っていたといいます。
内山紙は江戸時代から透明度の高いよい障子紙の代名詞とされてきました。原料の楮を雪の上に並べ、天日干しして繊維を漂白する「雪さらし」という技法でつくられ、ふっくらとしなやかで、きめの細かい強靭な和紙となっています。
トラベルノート「小諸万覚帖」は、10月16日(土)から11月21日(日)に開催される小諸市内の寺社や店舗を回遊するイベント「こもろ浪漫」とタイアップし、販売しております。
小諸市内の旧北国街道沿いには、江戸、明治、大正、昭和の多くの建築物が混在し、近年では小諸に魅了された移住者や若い方が、既存の建物を活用して飲食店を開業するなど、新たな息吹も感じられます。
トラベルノート「小諸万覚帖」をもって探索してみては如何でしょうか。
<イベント詳細サイト>
カバーは埼玉県比企郡小川町の小川和紙『取りヨゴ紙』に抗菌作用もある柿渋を塗り重ねました。『取りヨゴ紙』の“ヨゴ”とは、和紙を漉く前の作業で取り除かれた楮の表皮や筋など、本来はゴミ扱いされてしまうものです。それらを集めて原料にして漉いたのが『取りヨゴ紙』。一枚一枚異なる繊維の紋様と、天日干しされた板目の跡が独特の表情をつくっています。この紙を手揉みすることで強度が高まり、柿渋の経年変化により、長く使うほどに味わい深い風合いを増していきます。
ご当地和紙のトラベルノート「万覚帖」が、皆さまの旅のお供になれば嬉しく思います。
■商品概要・販売先
商品名 : ご当地和紙のトラベルノート「万覚帖」
サイズ : 文庫本サイズ 蛇腹折り12面(両面24面)
中紙仕様 : 長野県の内山紙(うちやまがみ)障子紙
カバー仕様: 埼玉県比企郡小川町の小川和紙『取りヨゴ紙』+柿渋塗
販売先 : 企画屋かざあな運営hazamaサイト
■企画屋かざあなとは?
企画屋かざあなは、各地域に根ざした文化や伝統を次世代に、世界につなげるために応援しています。不足している手漉き和紙の原料を家庭で育てる「わしのねり」プロジェクトや本場奄美大島紬×Artプロジェクトなど進行中。
10月30・31日(土・日)には裏参道ガーデンで伝統工芸とアーティストとのコラボレーションから生まれた作品等を展示する「kazaana2021展」を開催。
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