Veevaが、被験者、試験実施医療機関、スポンサーをつなぐデジタル臨床試験プラットフォームを発表
~ Veeva Digital Trials Platformはステークホルダー間におけるシームレスな臨床試験の実施とデータフローを実現。患者中心の臨床試験に向けて業界を前進させる新機能を搭載 ~
2021.10.21 11:00
Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva) は、被験者、試験実施医療機関、スポンサーをつなぐ完全なテクノロジーエコシステムを提供することによって臨床試験の実施を大幅に迅速化する新しいソリューション「Veeva Digital Trials Platform」を発表しました。Veeva Digital Trials Platformは現在、アーリーアダプターに提供中です。 (本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です。原文は下記よりお読みいただけます。)
この包括的な製品群を構成するコアソリューション
◉ Veeva Vault Clinical Suite:スポンサーとCRO向けの主要なクリニカルオペレーションおよびクリニカルデータマネジメントテクノロジーです。Vault Clinical Suiteは拡張され、Site ConnectとeConsentが新たに加わりました(現在、米国で提供中)。将来のリリースではePRO、Virtual Visits、eSource、Sensor Dataが追加される予定です。
◉ Veeva SiteVault Free:試験実施医療機関がVault Clinical Suiteを使用することでオペレーションを刷新し、スポンサーと連携した臨床試験を実施できるようになるアプリケーションです。
◉ MyVeeva for Patients:被験者の臨床試験への参加を容易にする単一の直感的なアプリケーションです。
◉ Veeva SiteVault Free:試験実施医療機関がVault Clinical Suiteを使用することでオペレーションを刷新し、スポンサーと連携した臨床試験を実施できるようになるアプリケーションです。
◉ MyVeeva for Patients:被験者の臨床試験への参加を容易にする単一の直感的なアプリケーションです。
いずれのソリューションも、被験者、試験実施医療機関、スポンサー固有のニーズに合わせて設計されていますが、すべてのステークホルダー間でのシームレスな試験実施とデータフローを実現する接続性を備えています。
被験者からの同意取得プロセスは、Veeva Digital Trials Platformがコラボレーションとデータフローをどう促進するのかを示す好例です。スポンサーがVeeva eConsentを使用して同意フォームを作成し、承認すると、Veeva SiteVault Freeを使用している試験実施医療機関に自動的に送信されます。試験実施医療機関は受信した同意フォームを適宜変更し、IRBの承認を得たうえで、MyVeevaモバイルアプリケーションを使用して被験者からの同意を取得します。被験者ステータスと同意フォームは、バリデーション済みかつスポンサーに報告可能なデータとして、Vault Clinical Suiteで直ちに利用できる状態になります。
Veeva Digital Trials Platformは、完全かつ標準化された連携性のあるソリューションを求めるライフサイエンス業界の声に応えることにより、データの精度と被験者の多様性を向上させ、臨床試験の迅速化と効率化を実現します。
Veeva Vault R&D担当ヴァイスプレジデントであるJim Reillyは、次のようにコメントしています。「当社は、Veeva SiteVault Freeを利用する試験実施医療機関の間で拡大するコミュニティと、Vault Clinical Suiteを利用しているスポンサーをつなぐことにより、臨床試験実施のデジタル化の動きを加速させることを目指しています。Veeva Digital Trials Platformによって、被験者、試験実施医療機関、スポンサーにとって臨床試験がより容易なものとなり、迅速化できるでしょう。」
被験者からの同意取得プロセスは、Veeva Digital Trials Platformがコラボレーションとデータフローをどう促進するのかを示す好例です。スポンサーがVeeva eConsentを使用して同意フォームを作成し、承認すると、Veeva SiteVault Freeを使用している試験実施医療機関に自動的に送信されます。試験実施医療機関は受信した同意フォームを適宜変更し、IRBの承認を得たうえで、MyVeevaモバイルアプリケーションを使用して被験者からの同意を取得します。被験者ステータスと同意フォームは、バリデーション済みかつスポンサーに報告可能なデータとして、Vault Clinical Suiteで直ちに利用できる状態になります。
Veeva Digital Trials Platformは、完全かつ標準化された連携性のあるソリューションを求めるライフサイエンス業界の声に応えることにより、データの精度と被験者の多様性を向上させ、臨床試験の迅速化と効率化を実現します。
Veeva Vault R&D担当ヴァイスプレジデントであるJim Reillyは、次のようにコメントしています。「当社は、Veeva SiteVault Freeを利用する試験実施医療機関の間で拡大するコミュニティと、Vault Clinical Suiteを利用しているスポンサーをつなぐことにより、臨床試験実施のデジタル化の動きを加速させることを目指しています。Veeva Digital Trials Platformによって、被験者、試験実施医療機関、スポンサーにとって臨床試験がより容易なものとなり、迅速化できるでしょう。」
好調な出足を見せるVeeva Digital Trials
業界初(*)のデジタル臨床試験アプリケーションであるVeeva Site Connectは、試験実施医療機関とスポンサー間の情報共有を手作業による紙ベースのやりとりから、自動化されたデジタルな交換プロセスへと変革します。現在、上位20社に入る製薬大手、バイオ企業、そしてCelerion社のようなCROをはじめ、アーリーアダプターのスポンサーに採用されています。
(*)当社調べ
Celerion社のエグゼクティブディレクターであるJulie Saathoff氏は、次のようにコメントしています。「Veeva Site ConnectおよびVeeva eConsentのアーリーアダプターとしてVeevaとのパートナーシップを強化させることで、試験実施医療機関と被験者の体験を変革できるものと期待しています。当社は年間約200件の臨床試験を実施しているため、ステークホルダー間の情報フローの自動化は、オペレーションの大幅なスリム化、コラボレーションの強化、プロセスの迅速化に役立つでしょう。また、効率化によって患者ケアの改善やイノベーションの拡大と迅速化につながるでしょう。」
LEO Pharma社は先頃、Veeva Digital Trials Platformの全面採用に向けたVeevaとのパートナーシップを発表しました。Veeva Clinical Operations Suiteの導入成功を踏まえて、既存のVeeva臨床開発テクノロジーの標準化を完了させ、今後発表されるVeevaソリューションのアーリーアダプターとして、Veevaのデジタル臨床試験のロードマップ形成を支援します。
LEO Pharma社のエグゼクティブヴァイスプレジデント兼R&D責任者であるJörg Möller氏は、次のようにコメントしています。「当社は臨床試験を変革する方法を模索してきましたが、COVID-19でその進展に拍車がかかりました。変化を続ける市場の動きに迅速に対応することで、臨床試験を遅滞なく継続できました。Veevaとの提携は、当社の2030年戦略の軸として、革新的な治療法を患者さんにより早く届けると同時にサステナブルな事業を継続する支えとなるでしょう。その実現には、卓越した製品実績のあるVeevaは長期のパートナーとして理想的であり、患者支援をより早くより良くできるよう取り組みを進めていくことができます。」
(*)当社調べ
Celerion社のエグゼクティブディレクターであるJulie Saathoff氏は、次のようにコメントしています。「Veeva Site ConnectおよびVeeva eConsentのアーリーアダプターとしてVeevaとのパートナーシップを強化させることで、試験実施医療機関と被験者の体験を変革できるものと期待しています。当社は年間約200件の臨床試験を実施しているため、ステークホルダー間の情報フローの自動化は、オペレーションの大幅なスリム化、コラボレーションの強化、プロセスの迅速化に役立つでしょう。また、効率化によって患者ケアの改善やイノベーションの拡大と迅速化につながるでしょう。」
LEO Pharma社は先頃、Veeva Digital Trials Platformの全面採用に向けたVeevaとのパートナーシップを発表しました。Veeva Clinical Operations Suiteの導入成功を踏まえて、既存のVeeva臨床開発テクノロジーの標準化を完了させ、今後発表されるVeevaソリューションのアーリーアダプターとして、Veevaのデジタル臨床試験のロードマップ形成を支援します。
LEO Pharma社のエグゼクティブヴァイスプレジデント兼R&D責任者であるJörg Möller氏は、次のようにコメントしています。「当社は臨床試験を変革する方法を模索してきましたが、COVID-19でその進展に拍車がかかりました。変化を続ける市場の動きに迅速に対応することで、臨床試験を遅滞なく継続できました。Veevaとの提携は、当社の2030年戦略の軸として、革新的な治療法を患者さんにより早く届けると同時にサステナブルな事業を継続する支えとなるでしょう。その実現には、卓越した製品実績のあるVeevaは長期のパートナーとして理想的であり、患者支援をより早くより良くできるよう取り組みを進めていくことができます。」
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで、1,100社を超える顧客に技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功にコミットする様々なサービスを提供しています。パブリック・ベネフィット・コーポレーション企業としてVeevaは、顧客や従業員、提携企業、株主、サービス提供業界を含むすべてのステークホルダーの利益バランスを保つことにコミットします。詳しくは、https://veeva.com/jp/をご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions (including the on-going impact of COVID-19), particularly within the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended July 31, 2021.This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで、1,100社を超える顧客に技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功にコミットする様々なサービスを提供しています。パブリック・ベネフィット・コーポレーション企業としてVeevaは、顧客や従業員、提携企業、株主、サービス提供業界を含むすべてのステークホルダーの利益バランスを保つことにコミットします。詳しくは、https://veeva.com/jp/をご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions (including the on-going impact of COVID-19), particularly within the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended July 31, 2021.This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.