すみだ北斎美術館 5年間で85万人が来館
北斎の生誕地に開館して5周年
すみだ北斎美術館は、2021年11月22日に開館5周年を迎えます。
2016年11月22日に開館したすみだ北斎美術館(墨田区亀沢)は、浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)が生まれ、生涯のほとんどを過ごしたゆかりの地に位置しています。開館以来、展覧会事業や教育普及事業を通して北斎の生涯や作品を発信してきました。北斎の生涯と代表作を常設の展示において紹介するとともに、北斎及び門人の作品を中心に、その魅力を深掘りするテーマや、現代アーティストと北斎作品のコラボレーションをテーマにした展覧会を開催しました。総入館者数は10月31日時点で850,305人、85万人に到達しました。これからも美術館の活動を通して、すみだと北斎作品の魅力を多角的に発信していきます。
■開館5周年を記念した企画を実施します。
【開館5周年記念イベント情報】
※詳細は開館5周年記念特設サイトにてお知らせします。
<墨田区民感謝デー> 11月21日(日)
11月21日(日)を開館5周年を記念した墨田区民感謝デーとし、墨田区在住、在勤、在学の方の観覧料を無料といたします。新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のため、混雑の際は入館制限を行います。
無料となる企画展:「学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢崎宗重―」 ※AURORA(常設展示室)含む
※免許証、保険証、学生証、社員証、身体障がい者手帳などのご提示をお願いいたします。
※一般の方は通常どおりご入館いただけます。
<開館5周年記念期間> 11月21日(日)から11月28日(日)まで ※11月22日(月)は休館
・「チラシで振り返る すみだ北斎美術館の企画展2016-2021」
これまでの企画展を、各展覧会のメインビジュアルで振り返る動画を作りました。
オンラインでご覧いただけるほか、館内でも上映します。
・すみだ北斎美術館の「冨嶽三十六景」解説動画を館内上映
当館所蔵「冨嶽三十六景」について、高精細カメラによる約5分の映像とともに学芸員が解説。
オンラインでも公開します。(4K対応、制作:NHKエンタープライズ)
・すみだ北斎美術館1/100スケール立体模型が登場
建築家・妹島和世氏の設計による、すみだ北斎美術館全景の1/100スケール模型を展示します。
・ご来館の方へ、「冨嶽三十六景」のリーフレットを数量限定プレゼント
対象:当日観覧券をご購入の方。年間パスポートまたは招待券をお持ちの方。1名につき1冊プレゼントいたします。(配布数に限りがあります。)※11/21の墨田区民感謝デーで無料でご観覧の方も対象
すみだ北斎美術館 開館5周年記念特設サイト
https://hokusai-museum.jp/5thanniversary
新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のため、会期・開館時間・観覧料・イベント・講演会の開催など変更、中止の可能性がございます。最新の状況は、すみだ北斎美術館公式ホームページにて最新情報をご確認ください。
【「開館5周年記念 オリジナル手ぬぐい」を発売】
当館所蔵の『北斎漫画』三編より雀踊りと、北斎がデザインした小紋を集めた『新形小紋帳』の、2種類のデザインで制作しています。
1階ミュージアムショップにて11月21日(日)発売予定。
※画像はイメージです。発売時には色味や絵柄が変更になる場合があります。
■すみだ北斎美術館について
【コレクション】
すみだ北斎美術館は、ピーター・モースコレクション、楢崎宗重コレクション、墨田区が収集したコレクションの3つのコレクションを有し、北斎や門人の作品を中心に、約1900点(2021年4月時点)の作品を所蔵しています。
【美術館建築】
美術館の建物は、建築家・妹島和世氏により「街に開き、地域住民の方々に親しまれる美術館」をコンセプトに設計されました。空模様や周辺の風景が淡く映り込む外壁は、鏡面アルミパネルを使用しており、街に溶け込んでいます。また、どこからでもアクセスできる構造が人々に開かれた美術館を表現しており、隣接する公園と一体となったデザインです。
【AURORA(常設展示室)】
AURORA(常設展示室)は、すみだと北斎のつながりにはじまり、北斎の画業を、代表作の実物大高精細レプリカやタッチパネルを活用した展示で紹介しています。常設の展示は、一部の展示を除き写真撮影が可能です。
多言語(英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語、日本語)の解説に対応しているタッチパネルのほか、コマ送りの『北斎漫画』や一筆書きに挑戦できるゲーム、「北斎アトリエ」再現模型などがあり、楽しみながら北斎について知ることができます。
<AURORA(常設展示室)「1章 すみだと北斎」より「須佐之男命厄神退治之図」(推定復元図)>
かつて牛嶋神社(墨田区向島)に奉納され、関東大震災で焼失した北斎肉筆画の大絵馬「須佐之男命厄神退治之図」の推定復元図は、すみだと北斎のかかわりを表わす重要な展示です。
【企画展】
コレクションは、3階、4階の企画展示室で開催する企画展にて、テーマに合わせて展示しています。これまでにすみだ北斎美術館の代表作品を特集したテーマのほか、「北斎の橋 すみだの橋」、「北斎師弟対決!」など北斎研究に特化した学芸員による、北斎や門人の魅力を深掘りするテーマの企画展も行いました。
【次回の企画展】
北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―
会期2021年12月21日(火)~2022年2月27日(日)
https://hokusai-museum.jp/hokusaidenihonshi/
本展では日本の歴史に焦点をあて、葛飾北斎やその弟子などが歴史上の人物や事件を描いた作品を集めます。紫式部や武田信玄など、どこかで名前をきいたことがある、あの人も登場しますので、今までイメージしていた人物像と比べながら、北斎を身近に感じていただけると幸いです。
【2022年度企画展予定】
「北斎花らんまん」 2022年3月15日~5月22日予定
「鬼 北斎その表現に迫る(仮)」 2022年6月21日~8月28日予定
「江戸の本に親しむ(仮)」 2022年9月21日~11月27日予定
「百人一首の世界(仮)」 2022年12月13日~令和5年2月26日予定
新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のため、会期・開館時間・観覧料・イベント・講演会の開催など変更、中止の可能性がございます。最新の状況は、すみだ北斎美術館公式ホームページにて最新情報をご確認ください。
※「楢崎宗重」の名前について、機種依存文字に該当するため通常の「崎」で代用しておりますが、「立崎」が正式です。
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