ジャノメ、卓上ロボット(JR3000シリーズ) 「ツインテーブル仕様」を10月28日に発売 ~生産性の向上、設備費用の削減や省スペース化にも貢献~
株式会社ジャノメ(所在地:東京都八王子市、代表取締役社長:齋藤 真)は、好評販売中の卓上ロボット「JR3000シリーズ」の新機種として、「ツインテーブル仕様」を、2021年10月28日に発売いたします。
「ツインテーブル仕様」は、ワークピースを配置するXテーブルを2つ有しており、作業者が出来上がったワークピースの取り出しと、新たなワークピースの配置を行っている間に、もう一方のテーブルでロボットが作業を行えるので、ロボットと作業者の待ち時間が減少し、生産性の向上が図れます。
ツインテーブル仕様の卓上ロボットは、アジア地域を中心に、手作業では細かく手間の掛かるスマートフォンのねじ締め工程などで「単位時間当たりの生産数をとにかく上げたい」といったユーザーからの需要が高くなっています。従来ですとこの様な場合、ロボットを2台設置し、交互運転させていたため、トルク管理型電動ドライバーなどの高価なアプリケーションツールが2セット必要でしたが、本ロボットを使用すれば1セットですみますので、設備費用の削減にもつながります。
また、ロボット2台よりも設置面積が少なくてすみますので、省スペース化にも貢献します。
本機は用途別に、塗布用の「JR3303T」と標準用・ねじ締め用の「JR3353T」の2機種を用意しました。両機種ともアプリケーション専用のソフトで、ティーチングペンダントを用いた対話方式の簡単ティーチングが可能です。また、PCソフトを用いたティーチングでは、USBカメラによる簡単且つ正確な位置の設定も可能となっています。
その他、塗りつぶし機能、グラフィック編集機能、ねじ締めエラー検出機能などの用途に合った数々の便利な機能もご利用いただけます。
当社としてはこれからも、技術面・サービス面でのお客様サポートと生産現場での作業用途に合わせた製品・ソフトウェアの開発を進め、ラインナップの充実を図ってまいります。
【「卓上ロボット(JR3000シリーズ)ツインテーブル仕様」の機能・特長】
・生産性向上
手作業工程の自動化と、ツインテーブルによる待ち時間の減少により生産性向上
・安定した製造品質
剛性が高く、高精度なロボットなので、長期間安定した製造が可能
・簡単ティーチングによる高速立ち上げ
アプリケーション別に専用ソフトでパラメータ設定だけで基本的な動作が可能
USBカメラによる簡単且つ正確な位置設定が可能
CADデータや画像データから座標設定できる、グラフィック編集機能
・左右のテーブルそれぞれにスタートスイッチを用意。左右で異なるプログラムの運転や、外部機器から運転をスタートすることも可能。
・LAN・USBメモリ用ポート標準装備
・最大999プログラム、32,000ポイントのプログラム記憶容量
【新製品概要】
商品名 :卓上ロボット(JR3000シリーズ)ツインテーブル仕様
国内希望小売価格:オープン価格(個別にお見積り)
発売日 :2021年10月28日
<主な仕様>
●JR3303T
用途 :塗布
動作範囲X(L・R)×Y×Z:300×320×50mm
Xテーブル芯間距離 :180mm
最大可搬質量ワーク :7kg
最大可搬質量ツール :3.5kg
外観 :図1
●JR3353T
用途 :標準・ねじ締め
動作範囲X(L・R)×Y×Z:300×510×100mm
Xテーブル芯間距離 :303mm
最大可搬質量ワーク :15kg
最大可搬質量ツール :7kg
外観 :図2
製品改良等のため、上記の仕様を予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
【株式会社ジャノメ 会社概要】
会社名 : 株式会社ジャノメ
代表者 : 代表取締役社長 齋藤 真
所在地 : 〒193-0941 東京都八王子市狭間町1463
創業 : 1921年10月
設立 : 1950年6月
資本金 : 113億7,300万円(2021年3月31日現在)
主な事業内容: ・家庭用ミシン及び関連商品の製造ならびに販売
・洋裁関連商品及び学校教育教材等の販売
・産業機器の製造ならびに販売
URL : https://www.janome.co.jp/
※2021年10月1日より、社名を「株式会社ジャノメ」に変更しました。
(旧社名:蛇の目ミシン工業株式会社)
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- 企業動向
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