「スマートフォンで現場の作業は現場で完結」 ―建物管理向け作業管理アプリリリース―
2021.11.01 08:00
住友セメントシステム開発株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大塚 千明)は、建物管理向け作業管理システム「FM for Dynamics」のモバイルアプリ版を強化、2021年11月1日にリリースすることをお知らせいたします。
当社は、2009年から建物(オフィスビル、商業施設、工場、ホテル等)のメンテナンス作業管理を行うクラウドサービス「FM for Dynamics」(以下、FMD)をビルオーナー、オーナー代行、建物管理会社向けに提供しております。FMDは、年間・月間の作業計画を立て、実施結果を報告書として自動的に出力するサービスです。
クラウドサービスにより作業の実施状況がリアルタイムに確認でき、建物管理のSLA(Service Level Agreement)の根拠の一つとして、ご利用して頂いております。
当社では、2013年に日常の点検・検針作業をタブレットで記録するモバイルアプリの提供を開始しました。その後、スマートフォンの普及に伴い、2019年には修繕、検針作業を記録できるスマートフォン向けのアプリをリリースし、2021年5月には検針メーターの画像をAIで解析し自動で読み取る機能(特許出願中)を追加しました。
この度、利用者のニーズを反映し、作業担当者が携行しやすいスマートフォン1台で点検、修繕、検針作業が記録できるアプリとしてリニューアルします。
■サービスの特徴
(1)スマートフォン・タブレット1台で複数の作業記録(点検、修繕、検針)に対応
現場では点検や検針などの定例業務の他、不具合や修繕の報告といった突発的な業務の記録、報告を日常的に実施しています。FMDでは1つのアプリで点検、修繕、検針の記録が完結します。点検表は提出用の書式を変えずに、スマートフォンに合わせた入力画面をエクセルで作成できます。
記録した情報は日報、月報などの報告書にすぐに出力できます。
(1)点検、検針、修繕が1つで完結
(2)複数の作業を切り替えながら同時に対応。手戻り感ゼロへ。
点検作業中に検針を行うなど、複数の作業を同時に実施することが可能です。メニューをタッチするだけで、点検、検針、修繕の作業が切り替えられます。入力途中の情報も保持され、もとの作業に戻れば作業の記録を途中から再開できます。作業の切り替えに伴う記録の中断を解消し、手戻り感なくご利用可能です。
(2)簡単に作業を切り替えて利用可能
(3)QRコードを活用して、最低限の入力操作で記録が可能。
不具合等が発生した建築部位・設備機器に貼り付けたQRコードを読み込むだけで、対象の機器を特定し、設置場所などの情報が自動的に読み込まれるため、発生している事象や結果を入力するだけで、作業の記録が完結します。
(3)QRコードで場所を特定
(4)写真への朱書き機能
従来は、点検実施時や不具合場所の報告では、デジカメで写真を撮影して事務所に戻ってから写真を編集して報告書に貼付するなど時間がかかりましたが、写真撮影後にその場で編集や朱書きが行えます。例えば、建物の壁や床などの判別しづらい面を特定する場合にも、簡単な操作で正確な記録を残すことが可能です。
(4)写真に朱書き機能
■今後の展開予定
(1) 同一の点検表を複数人で同時に記録する機能
(2) 不具合の発生個所を図面上で管理・確認する機能
■サービス紹介URL
URL: https://www.fmsol-sumitem.com/fmd/
■会社概要
会社名 : 住友セメントシステム開発株式会社
所在地 : 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー3階
代表 : 代表取締役社長 大塚 千明
設立 : 1988年12月
資本金 : 1億円
事業内容: ソフトウェアサービスの開発、販売
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