ゼロカーボン時代のバッテリー保全機器を開発 ~アドテックの回路設計及び通信技術で センシングからクラウド構築まで~
AKIBAホールディングスグループの株式会社アドテック(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下津 弘享)は、2015年にIoTシステム・製品部門を創設して、回路設計と通信技術のシステムノウハウを活かしたIoT関連製品の開発、販売を行っていますが、今回バッテリー特性を常時監視できる鉛電池遠隔監視ソリューションを開発いたしました。
【ADTEC 鉛電池遠隔監視ソリューションの機能及び特長】
・バッテリーパラメータのセンシングから、通信、クラウド環境の構築まで、トータルシステムのご提案が出来ます。
・稼働中でも鉛バッテリーのパラメータ測定ができます。
・既存環境(バッテリー)に後付けが出来ます。
・バッテリーの電圧と劣化の尺度となる内部抵抗値および、環境温度の測定が可能です。
・端末は被測定バッテリーから電源供給しますが、測定とデータアップロード時(約1分程度)以外はスリープし、消費電流を落としているため、平均消費電力は約1.5mW程度となり、バッテリーへの影響を抑える事ができます。
・バッテリーパラメータの測定間隔は1回/1日ですが、ご要望に応じて測定間隔をカスタマイズできます。
・開発品のデータ通信はLTE-MまたはNB-IoTとしていますが、他のプロトコルや、無料のSigfoxやLoRa(R)等のアンライセンス系LPWA方式やWi-Fi、有線LANなどへのカスタマイズにも対応できます。
・クラウドサーバーシステムについてもご提案できます(新規構築やオンプレミス環境への接続開発など)
・クラウドに接続したPCやスマートフォンで、バッテリーパラメータの監視(グラフやログデータの表示)が可能ですし、劣化が進んだ場合のアラート発行や、ブラウザ上のユーザーインターフェースのカスタマイズにも対応します。
・同じ施設内のバッテリー群のセンシングのため、公衆回線でクラウド通信出来る「親機」と、設備内で親機にデータを送る「子機」で測定システムを構築でき、通信料の低減が図れます(下図参照)。
※BT = Bluetooth(R)
アドテックは長年、産業用・組込用の メモリモジュールや、CFカード、CFast(R)、SD、microSD、SSD を供給。様々な分野、ユーザ様に高信頼性の製品を製造・販売しております。
これらのメモリ関連と共に、IoT機器の開発・販売にも取り組んでおり、鉛電池遠隔監視ソリューション以外にも、IoT機器の開発やソリューション提案などについて、回路、通信、組込みソフトウェア、クラウド開発などで豊富な経験を持つエンジニアが、ご相談に対応いたしますので、お困り事があれば、お気軽に弊社窓口までご連絡ください。
▼本製品についての詳細はこちら
https://www.adtec.co.jp/iot/advantage/#products
【株式会社アドテックについて】
アドテックは、1983年2月(2015年10月に商号変更により新設分割)に発足した電気機器メーカーです。1993年からメモリモジュールの製造販売を開始しており、メモリに関して20年以上の実績があります。近年は、電子部品およびコンピュータ関連の開発・製造ならびに販売事業に加え、AKIBAホールディングスグループ内の豊富な実績とノウハウで培った高い技術力で、IoT時代のお客さまの多種多様なご要望にお応えしております。
本リリースに記載されている会社名製品名、サービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。
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