感じたこと思ったことを五・七・五のリズムやフォトで 表現してみよう 第三十三回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 約54万人が参加の国内最大俳句コンテスト、作品応募開始!
2021.11.02 17:45
株式会社伊藤園(社長:本庄大介、本社:東京都渋谷区)は、入賞作品をお~いお茶商品に掲載して発表する国内最大規模の俳句コンテスト「第三十三回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の作品募集を2021年11月3日(水・祝)より開始いたします。締切は2022年2月28日(月)(当日消印有効)です。
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は感じたことや思ったことを、季語や定型にこだわることなく、五・七・五のリズムにのせてのびのびと表現していただき、どなたでも自由な発想でご応募いただけるコンテストとして1989年(平成元年)からスタートしました。
第三十二回は過去最多の205万句以上のご応募をいただき、累計応募句数は3,970万句に到達、応募作品数日本一※の俳句コンテストとして皆様にご参加いただいております。
(※)月刊公募ガイド調べ(2021年10月8日)
前回はコロナ禍での開催となりましたが、WEB応募者を対象としたアンケートにおいて、「自粛生活で時間ができ、自己表現がしたくなった」「外出できず、楽しい事もなかったが、俳句づくりで一生懸命になれた」などの声もいただいており、新俳句大賞への応募が、長引く自粛生活の気分転換になったことが分かりました。
新俳句大賞の特徴は、季語などの俳句のルールにこだわらないため、初応募の方の入賞が多いことです。俳句初心者の方の思いのまま創作した自由で新鮮な作品を、俳人を含めた幅広いジャンルの審査員が選考するため、他の俳句大会では評価されにくい句にも注目していきます。またTwitterから応募できる新俳句フォトの部では、日ごろ撮りためた画像から俳句づくりも可能ですので、「俳句創作は苦手」という方にも気軽に参加いただけます。
なお新俳句大賞HPでは、10月24日に配信したオンライン発表会のアーカイブ映像を見ることができます。文部科学大臣賞をはじめ、各部門大賞作品の選評のほか、受賞者の紹介をしており、新俳句大賞創作の参考にしていただくことができます。
<第三十二回 文部科学大臣賞>
花鳥風月私はここに海入れる
木村 稀々香(きむら ののか)さん 14歳 滋賀県野洲市
<第三十二回 新俳句フォトの部大賞>
けど明日は光の中の古写真
西島 千尋(にしじま ちひろ)さん 32歳 静岡県裾野市 ※年齢は応募当時
第三十二回 新俳句フォトの部大賞
文部科学大臣賞受賞作品が掲載された「お~いお茶」
第三十二回 最終審査会の様子
応募要項
※詳細は伊藤園新俳句大賞ホームページ( https://itoen-shinhaiku.jp )をご参照下さい。
■応募部門(7部門)
「小学生の部(幼児含む)」「中学生の部」「高校生の部」「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」「英語俳句の部」「新俳句フォトの部」
■募集要項(新俳句フォトの部以外)
●応募期間
2021年11月3日(水・祝)~2022年2月28日(月) 当日消印/送信有効
●応募方法
ハガキ、FAX(A4サイズ)、インターネットのいずれかの方法で、日本語、英語を合わせてお一人様6句までご応募いただけます。
「応募部門と作品」「郵便番号」「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「Eメールアドレス」「句会・学校名・サークル名(所属している場合のみ)」を明記してご応募ください。
※ハガキの場合は「応募部門と作品」のみを裏面に、その他を表面にご記入ください。
●応募宛先
ハガキ : 〒102-8553 東京都千代田区紀尾井町3-23
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」係
TEL : 03-3264-4050
(受付時間 10:00~18:00 ※土日祝日・年末年始を除く)
FAX : 03-3263-5668
ホームページ: https://itoen-shinhaiku.jp
●賞
入賞:文部科学大臣賞 日本語俳句より1名様(賞金50万円と副賞)
金子兜太賞 日本語俳句より1名様(賞金20万円と副賞)
大賞 各部門より1名様(賞金20万円と副賞)
その他、佳作特別賞までの合計2,000名様の作品を
「お~いお茶」シリーズパッケージに掲載。
入選:部門問わず佳作の5,000名様に、入賞入選者7,000名様の作品が
掲載された作品集『自由語り』を進呈
●発表
伊藤園ホームページなどにて上位入賞作品2,000句を2022年7月7日に発表(予定)。
また、応募者には審査結果を7月上旬頃に郵送またはメールにて通知いたします。
なお、入賞作品2,000句を2022年秋より「お~いお茶」シリーズパッケージに順次掲載いたします
●審査員(50音順、敬称略)
日本語俳句:浅井愼平(写真家)、安西篤(俳人)、
いとうせいこう(作家・クリエイター)、
金田一秀穂(日本語学者)、黒田杏子(俳人)、夏井いつき(俳人)、
宮部みゆき(作家)、村治佳織(ギタリスト)、吉行和子(女優)
英語俳句 :アーサー・ビナード(詩人)、星野恒彦(俳人)
審査員
応募要項
※詳細は伊藤園新俳句大賞ホームページ( https://itoen-shinhaiku.jp )をご参照下さい。
■募集要項(新俳句フォトの部)
●応募期間
第1回:2021年11月3日(水・祝)~2021年12月12日(日)
第2回:2021年12月13日(月)~2022年1月16日(日)
第3回:2022年1月17日(月)~2022年2月28日(月)
※各回、締切後に新俳句フォト賞5作品を決定し発表
※新俳句フォト賞発表
第1回 2022年1月11日(火)、第2回 2022年2月21日(月)、第3回 2022年3月31日(木)
※受賞者には入賞通知がダイレクトメッセージで届きます。
●応募方法
・Twitterで伊藤園新俳句大賞公式アカウント( https://twitter.com/itoen_newhaiku )をフォロー
・ご自身の写真と俳句(すべて未発表に限る)を「#新俳句フォト #おーいお茶」のハッシュタグをつけて投稿する
●応募資格
・本キャンペーンの実施要項全てに同意された個人の方
・Twitterのアカウントをお持ちの方
※18歳未満の場合は保護者の同意を得た上でご応募
●賞
新俳句フォト賞:各回5名 計15名様「お~いお茶 緑茶 525mlペットボトル」
1ケース(24本入り)
<新俳句フォト賞に選ばれた15作品の中から以下の賞を選出>
大賞 :1名様 賞金20万円と副賞
優秀賞:3名様 賞金5万円と副賞
●審査員(敬称略)
浅井 愼平(写真家)
浅井 愼平
第一回から第三十二回までの応募推移
第三十二回応募内訳
<参考>伊藤園お~いお茶新俳句大賞について
■企画誕生の背景
伊藤園が世界で初めて緑茶の缶飲料化に成功し、発売5年目にあたる1989(平成元)年は、松尾芭蕉の「奥の細道」300周年ということもあり、俳句が静かなブームとなっていました。また前年には俵万智氏の「サラダ記念日」の販売部数が260万部になり、カルチャーセンターでもこの頃から俳句、短歌の人気が高まり、伝統的な短詩形文学の世界に新たな関心が寄せられました。しかし、多くの方々は初心者ということもあって作品発表の機会がほとんどなく、発表したいという想いが強まっていました。
そこで日本文化が育んだ緑茶を扱っている伊藤園が、伝統的な日本文化である俳句の一般愛好者に貢献できないか…ということで企画の検討が始まりました。
■企画のコンセプト1
俳句は、独自の細かい約束ごと(季語、定型など)が重んじられます。しかし、この約束ごとを満たさなくても素晴らしい句はたくさんあります。約束ごとにとらわれない表現は初心者が取り組みやすいと同時に、ベテランと同じ土俵で「表現力」を競い合うことが出来ます。
こうして、創作上の制限をできるだけ省き、五・七・五のリズムで自由に表現する「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」が誕生しました。従来の俳句の作風にとらわれず、広く新しい視点で審査を行うために、俳句の第一人者に加え、写真、演劇、文学…といった様々な分野の方々に審査をお願いしております。
■企画のコンセプト2
伊藤園の「お~いお茶」は、世界で多くの方々に愛飲されており、そのパッケージは、メディアとしても活用できます。1989(平成元)年に誕生した「お~いお茶」は、いつでもどこでもおいしい緑茶を飲んでいただこうと開発した、伊藤園の日本茶飲料ブランドであり、創作上の制限を設けない「新俳句」は「お~いお茶」にふさわしいものだと考えました。短文表現の発表の場として、自社製品のパッケージを開放することは現代にマッチした新しい文化活動であると考えております。
■新俳句大賞の反響と貢献
第一回は41,373句であった応募作品数は、前回大会(第三十二回)で累計応募総数が3,970万句を突破いたしました。新俳句の大きな特徴の一つに、初めて俳句を創作した方からの応募が多いことが挙げられます。同時にベテラン俳人にとっても、新俳句大賞は、「俳句の新しい楽しみ方ができる場」として定着してきたようです。
最近では、俳句を取り上げたテレビ番組が人気になるなど、これまで俳句との接点が少なかった中高生や、若い世代の俳句への関心が高まっているほか、教育現場でも日本文化の継承として俳句創作が定着しつつあります。
さらに、「お~いお茶」は、日本のみならず世界の方々に愛飲されております。新俳句大賞への海外からの応募は90カ国以上に及び、“HAIKU”としても注目されております。世界のティーカンパニーを目指す伊藤園は、海外において日本の伝統飲料・緑茶の発展と、同じく日本の伝統文化である俳句を通して日本文化を守り、広く社会に伝えていきたいと考えております。
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