バスケットボールブランドの新プロジェクト 「PICK UP PLAYGROUND」 11月20日(土) 代々木公園にてイベントを開催! 誰もが参加できる“ゴミ拾い×ピックアップゲーム”
コミュニティによる“自治”が公園バスケの可能性を拡げる
2021.11.10 14:45
5つのバスケットボールブランドによるプロジェクト「PICK UP PLAYGROUND」の運営団体である一般社団法人ピックアッププレイグラウンドは、11月20日(土)に代々木公園にて、誰でも参加できるピックアップゲームと公園のゴミ拾いイベントを開催いたします。
「PICK UP PLAYGROUND」1
■PICK UP PLAYGROUNDとは
「PICK UP PLAYGROUND」は、公園にバスケットボールコートがあり続ける、また日本中に増えていくという未来のために、行われるイベントです。海外では公園に集まった多様なプレイヤー達が即席のチームを組んで行うゲームのことをピックアップゲームと呼びますが、コートの周りのゴミを拾う行為も含めて「PICK UP PLAYGROUND」と名づけました。イベントに集まったプレイヤーは老若男女問わず全員でピックアップゲームを行い、終わったあとは参加者全員でゴミを拾う。そのイベントを通じて、顔見知りが増え、日常的な利用の中でも会話が生まれ、ひいてはコミュニティが育まれていく。コミュニティによってコートには自治が生まれ、そのコートの利用のルールが利用者のモラルによってつくられていく。そんな未来を描いています。
ゴミ拾いキットとドネーション「PICK UP PLAYGROUND」では、プロジェクトロゴがプリントされた軍手・トング・ゴミ袋を製作し、イベントのゴミ拾いに使用します。このゴミ拾いキットは2022年以降、全国のプレイグラウンドでプロジェクトに参加したいプレイヤーや自治体を募集し、無償で寄贈、各地でのピックアップゲーム&ゴミ拾いイベントをサポートします。
プロジェクトロゴがプリントされた軍手・トング
■11月20日(土) 代々木公園にてPICK UP PLAYGROUNDイベント開催
「PICK UP PLAYGROUND」は、第1回目のイベントを2021年11月20日(土)、日本のストリートバスケットボールの聖地と呼ばれる、代々木公園バスケットボールコートで行います。このイベントは代々木公園サービスセンターと共催、ピックアップゲームのオーガナイズを【ballaholic】と【SOMECITY】が担当します。
【AKTR】1
■PICK UP PLAYGROUNDイベント 概要
タイトル : PICK UP PLAYGROUND
サブタイトル : SOMECITY | ballaholic MIXTAPE
日時 : 2021年11月20日(土) ※雨天中止
PICK UP GAME1:11時-13時
PICK UP GAME2:14時-16時
場所 : 代々木公園バスケットボールコート
参加人数 : 各回100名上限 ※応援者多数の場合は抽選となります。
参加費 : 無料
イベント内容 : 年齢、性別、国籍、カテゴリ問わず誰でも参加できる
ピックアップゲームと公園のゴミ拾いイベント。
参加方法 : 以下応募フォームより抽選応募
※応募締め切り: 2021年11月16日(火)23:59
主催 : 一般社団法人ピックアッププレイグラウンド
共催 : 代々木公園サービスセンター
■パークスポーツとしてのポテンシャル
NBAでの日本人選手の活躍や国内プロリーグの盛り上がり、オリンピックにおける5人制、3人制の代表チームの躍動など、今までにない盛り上がりを見せる日本のバスケットボールシーンにおいて、公園で行われるバスケットボールも例外ではなく、様々なプレイグラウンドに多くのプレイヤーが集まっています。また、世の中におけるバスケットボールのポジションアップを背景に、公園にバスケットボールコートを設置する自治体も増えており、今後バスケットボールは、ランニングと並ぶ「パークスポーツの主役」に躍り出る可能性を秘めています。もとより、野球やサッカーといったスポーツに比べて、そこまで大きな場所や大規模なインフラ工事を必要とせず、また高校までの部活動においてはそれらのスポーツに匹敵する人口を有するバスケットボールは、環境が整うことにより、部活動の引退で離れてしまったこれまでのプレイヤー層を掘り起こし、競技だけではなく、人生を豊かにするためのライフスタイルスポーツとして新しい側面を提供できる可能性にあふれています。
■必要なのはコミュニティと自治
一方で、公園というパブリックなスペースで行われるバスケットボールは、ゴミや騒音、利用ルールの問題など、パブリックがゆえの調和が求められます。プレイグラウンドが増えることによってプレイヤーが増えることは好ましくても、それによって地域や社会において新たな問題を生み出すことは、その発展を自ら止めてしまうことになりかねません。バスケットボールがパークスポーツの主役になる上で必要なのは、プレイグラウンドとプレイヤーだけではなく、そこに生まれるコミュニティであり、「自分たちのコートは自分たちで守る」というプレイグラウンドへの感謝や愛、そして自治のスキームです。
■井上雄彦さんからの応援コメント
漫画家生活かけだしの頃、原稿仕事の始まる前や終わった後、私は屋外リングのある場所を求めて、明け方の武蔵野を自転車でさまよっていました。
あれから30数年。
屋外リングの数は増えましたが、部活か学校の休み時間でしかやれない状況は、実はそれほど変わっていないのかもしれません。バスケはもっと私たちの生活の近くにあっていいと思っていたところ、「PICK UP PLAYGROUND」のお話を聞き、その考え方に深く共感しました。
プレイできる場所に感謝しその場所をきれいにすること。
自分だけでなく他の人のことをおもんばかって共存していくこと。
これらは私たちの家庭や部活や身近な場所で知らず知らず受け継がれてきた考え方とも通じるし、社会の個性と言えるものだと思います。年齢性別身体能力にかかわらず、バスケがしたいなと思った時に気軽にプレイできる場所が増えていくことを願っています。
ところで「PUP」のロゴには、「スラムダンク」の赤い髪の天才..がちらっと見えています。この活動を、あまり出しゃばることなくそっと後押ししていきたいという、私の気持ちの表れだと思っていただければ幸いです。
井上雄彦
■PICK UP PLAYGROUNDコレクション第1弾
2021年11月13日(土)10時 各ブランドECサイトにて一斉発売
PICK UP PLAYGROUNDコレクション
【AKTR】【ALLDAY】【ballaholic】【SOMECITY】【TACHIKARA】の5ブランドにより「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトに関連したコレクションを発表。11月と12月の2回に渡って販売します。販売はそれぞれのECサイトにて。
<PICK UP PLAYGROUND WEB>
<AKTR WEB>
<ALLDAY ECサイト>
<ballaholic WEB>
<SOMECITY ECサイト>
<TACHIKARA WEB>
■一般社団法人ピックアッププレイグランド
2005年に株式会社ナイキジャパンから東京・渋谷の代々木公園に2面のバスケットボールコートが寄贈された際に生まれた5on5の大会が【ALLDAY】ですが、2005年を皮切りに17年間に渡って育まれてきたストリートバスケットボールのシーンから、ドメスティックバスケットボールアパレルブランド【AKTR】と【ballaholic】、バスケットボールブランド【TACHIKARA】、ストリートボールリーグ【SOMECITY】を加えた5つのブランドによって発足したのが「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトです。
その運営団体として5ブランドで「一般社団法人ピックアッププレイグラウンド」を立ち上げます(※法人登記準備中)。
5つのブランドは「PICK UP PLAYGROUND」コレクションを同時発売し、その売り上げの一部を一般社団法人へ寄付。
その寄付金を活用して前述のゴミ拾いキットを製作し、無償で全国のバスケコートへ寄贈するエコサイクルをつくります。
■会社概要
会社名 : 一般社団法人ピックアッププレイグラウンド
代表理事: 秋葉直之(ALLDAYプロデューサー/NPO法人コンポジション 専務理事)
理事 : 高橋渉(タチカラホールディングス株式会社 代表取締役)
棚町義一(ballaholicブランドディレクター/株式会社アウトナンバー)
新田寛之(千日商店株式会社 代表取締役)