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身延町で「あけぼの大豆」の収穫オーナーを募集中!  ~長い歴史を誇る大豆のおいしさを知ろう~

2012.07.09 10:30

山梨県南巨摩郡身延町のJAふじかわ中富支店では、身延町曙地区と大須成(おおすなり)地区で明治時代から栽培されてきた「あけぼの大豆」の収穫オーナーを募集しております。

■オーナー制度について
「多くの人に、あけぼの大豆のおいしさを知ってもらい、消費者との交流を深めよう」と2001年にスタートし、今年で12年目を迎えます。

オーナーは、身延町平須にある地元農家所有の畑の大豆を、1区画(60株)当たり5,000円で購入。大豆は農家が栽培・管理し、10月中旬にオーナーが区画内の60株(約5キログラム)を収穫します。
収穫日当日はオーナーを対象に県立なかとみ青少年自然の里で「あけぼの大豆」を使った豆腐加工体験(要300円)も行われる予定です。
オーナーの募集は7月に始まり、全80区画が埋まり次第、締め切ります。収穫までの流れと、申し込み・お問合せ先は下記の通りです。

≪収穫までの流れ≫
JAふじかわ中富支店にオーナー希望の申し込み(電話)
    ↓
区画料金の支払い
    ↓
地元農家が栽培・管理
    ↓
収穫の約2週間前に案内書を送付

≪申し込み・お問い合わせ≫
JAふじかわ中富支店(身延町西嶋625)
電話:0556-42-3500
FAX :0556-42-3312


■あけぼの大豆とは
富士見山ろくの標高400~600メートルに位置する山間部の貴重な穀物として、身延町曙地区と大須成地区の食を支えてきた長い歴史を誇る大豆です。
明治時代に関西から同地区に持ち込まれた白大豆系の在来種で、特徴は何といっても粒の大きさにあります。一般に市販されている枝豆の2倍ほどのサイズで、10粒並べると6寸(約18センチ)にもなることから、地元では「十六寸(とうろくすん)」の名でも親しまれています。農家はその名に恥じぬよう代々栽培法を継承してきました。

全国的に脚光を浴びたのは30年ほど前。京浜市場に出した枝豆が消費者の人気となったのがきっかけでした。その後、合併前の旧中富町が中心となって特産品化を進め、市町村合併後は中富地区にとどまらず、身延地区、下部地区などでも栽培が行われるようになりました。一般の大豆に比べ、糖の含有率が高いので、甘みがあります。枝豆で食べても、みそや豆腐に加工しても、大豆本来のコクと香りが強く、また独特の風味があります。


■あけぼの大豆を使ったレシピ
枝豆としての旬は10月上旬から約2週間ほど。みずみずしさたっぷりで、茹でても揚げても蒸しても豆本来の香りが口の中に広がり、アルコール類との相性も抜群です。11月中旬以降は、大豆として加工品の原料などにも使えます。手軽にできるレシピをいくつかご紹介いたします。

≪あけぼの大豆の枝豆≫
◆茹で方
(1)100グラムの枝豆に対して7グラムほどの塩をボールに入れ、よく塩ずりする。鮮やかな緑を残すため、最低30分はそのままにしておく
(2)沸騰した湯で好みの軟らかさになるまで茹でる
(3)湯から上げたら素早く冷ますのがコツ。平らに広げれば余熱が冷めやすい。

≪枝豆のグリーン揚げ(4人前)≫
◆材料
茹でてむいた枝豆150グラム、ちりめんじゃこ20グラム、桜エビ10グラム、スキムミルク大さじ2、卵1個、小麦粉60グラム、水50cc、塩少々
◆作り方
(1)材料すべてをよく混ぜ合わせる
(2)食べやすい大きさにスプーンですくい、油で揚げる。

≪枝豆入りミニパン(4人前)≫
◆材料
茹でてむいた枝豆80グラム、薄力粉・強力粉各80グラム、ベーキングパウダー大さじ1、牛乳150cc、ニンジン50グラム、砂糖大さじ3、塩少々、ワイン大さじ1
◆作り方
(1)ニンジンをサイコロ状に切って、火を通しておく
(2)小麦粉とベーキングパウダーをふるいにかける
(3)(2)にむき身の枝豆、ニンジン、牛乳、砂糖、塩、ワインを混ぜ、軟らかく練ってアルミカップなどの容器に入れ15分ほど蒸す。

≪一口さつま揚げ風(4人前)≫
◆材料
茹でてむいた枝豆160グラム、長芋160グラム、ゴボウ40グラム、ニンジン40グラム、シイタケ40グラム、油揚げ4枚、卵3分の2個、小麦粉24グラム、レモン20グラム、めんつゆ60グラム
◆作り方
(1)枝豆を荒くつぶす
(2)長芋をおろし金ですっておく
(3)ニンジン、シイタケ、ゴボウをみじん切りにする
(4)すべての材料を混ぜ合わせ、油揚げを半分に切り開いて材料を詰め、平らにして爪楊枝で口を止め、オーブントースターで焦げ目が付くまで焼く

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