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ポイントを使用した入札制度の特許取得に関するお知らせ  ポイント新単位「リバイバルゲルト」の名称の商標も登録

デッドストックの医療用医薬品を購入・売却するサービス 「リバイバルドラッグ」にて取得した特許を他業種にも展開

株式会社リバイバルドラッグ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:蒲谷 亘)は、調剤薬局が抱える医療用医薬品の過剰在庫(以下「デッドストック」)を会員の医療機関の間で購入・売却することができるインターネットサービス「リバイバルドラッグ」を医薬品の卸売販売業免許を取得した上で、2006年7月より運営して参りました。


この度、リバイバルドラッグで採用しているポイントによる入札方法について、2019年1月の特許に続き、2021年10月に追加の特許を取得し、あわせて、ポイントの名称に代わる新たな単位として「リバイバルゲルト」の名称を、商標登録したことをお知らせいたします。

リバイバルゲルトロゴ


■リバイバルドラッグの概要

調剤薬局は、地域における医療提供の場として、処方箋を有する患者の調剤の求めに応ずる義務(薬剤師法第21条)があるため、一般的に在庫を多く保有する必要があります。

一方で、地域ごとに異なる医薬品へのニーズや使用期限があるため、多くの医療用医薬品がデッドストックとなり未使用のまま廃棄されています。

このため、調剤薬局単位では、経営圧迫の一大要因となり、また社会的には持続可能な開発目標SDGsに反し廃棄され、国民医療費の増大といった問題の一因にもなっています。


リバイバルドラッグは、こうした課題に対して、インターネット上でデッドストックとなった医療用医薬品の流通市場を創設し、予め定めたルールにより販売価格が自動的に決定される仕組みの下、調剤薬局で不要になった医療用医薬品を全品目の検品を行ったうえで出品し、別の調剤薬局や他の医療機関が購入することができるようにしました。


こうした取り組みを評価いただき、2017年11月には会員の所在地が47都道府県を網羅しました。2021年11月現在の会員数は6,417店舗です。



■特許の概要

特許の概要は、価値のある商品を販売する際に価格を固定した状態で入札により販売し、「ポイント=リバイバルゲルト」を使用して、多くのリバイバルゲルトを入札した参加者が商品を落札して購入するための装置およびプログラムです。

これまでの入札制度では、商品の希少価値が高い、数量が限られる、数は多数あるが需要と供給のバランスが合わない場合などでは、商品の購入者を決める方法として、金銭的な入札値で決める方法、所謂、オークション形式や、先着順、抽選等がありました。


しかしながら、オークション形式では商品の本来の価値以上に価格がつり上がってしまう場合があります。また、先着順では時間的な公平性に欠け、抽選では運に左右されるため、いずれの方法も落札できなかった参加者の納得を得られませんでした。

あわせて、販売者側にとっても、近年横行する買い占め問題や予想を上回る購入希望者が殺到した場合には販売を中止する事態を招いたり、順番待ちによる三密が発生するなど、ポスト・コロナの中、本望ではない販売方法となる可能性があります。


本発明では、参加者自身が手持ちのリバイバルゲルトの中から入札に使用する数量を決定し入札します。

その上で、落札できた参加者は提示されていた価格の金銭的な支払いを行い、使用したリバイバルゲルトは回収されます。

一方、落札できなかった参加者には、入札に使用したリバイバルゲルトは返還されます。これにより、次回以降の入札に参加する場合には、今回落札した参加者よりも手持ちのリバイバルゲルトの数で入札が優位になるため納得感が得られやすくなります。



■特許に関する情報

発明の名称  :入札装置及びプログラム

特許出願の番号:特願2021-006973

起案日    :令和3年10月19日



■商標に関する情報

商標 :リバイバルゲルト

登録 :第6227209号

登録日:令和2年2月18日



■今後の展望

入札の参加者がリバイバルゲルトを取得する手段として、商品の購入に伴う取得や、課金による取得といった従来の方法は勿論、ふるさと納税の返礼、海の清掃などのボランティア活動、金銭を伴わない善意に対しての配布なども考えられます。


さまざまな手段で取得したリバイバルゲルトは、他の商品を購入する場合の入札に使用することで、より利用する機会が増えて価値が高まります。

例えば、繁忙期の公共交通機関の旅券や人気イベントのチケットの販売、小売店の人気商品や数量限定商品の販売する場合にリバイバルゲルトによる入札を使用し、商品の購入者を公平に決定することで、企業の集客力の強化やイメージアップが図れるものと考えます。

また、既存のポイント制度は商品の値引きに使用する場合が大多数と考えられますが、これをリバイバルゲルトに変換し、別の商品を購入する際の入札に使用することで、値引きによる損失を軽減することも可能です。

あるいは、ゲームアプリ内での希少アイテムの入手方法や課金制度に使用するためにソフトウェアに組み込むなど、IT分野を中心に幅広く応用できるものと考えます。


コロナウイルス感染症による入場制限など、これまで通り全ての利用者に公平に平等に接する事はすぐには難しいかもしれませんが、弊社が取得した特許は、ポスト・コロナあるいはウィズ・コロナの時代における顧客満足度の向上にお役立ていただけるものと考えております。



■リバイバルドラッグ概要

名称  : リバイバルドラッグ

運営会社: 株式会社リバイバルドラッグ

所在地 : 神奈川県川崎市高津区溝口6-13-7 タウエレット

代表  : 代表取締役 蒲谷 亘

設立  : 2003年5月

URL   : https://www.revivaldrug.co.jp

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