機械翻訳の普及・改良を目的として、機械翻訳に関する情報発信やステークホルダー間の情報交換を行っている一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(1991年設立、所在地：京都府相楽郡、会長：隅田 英一郎、以下、AAMT)は、今年創立30周年を迎えました。AAMTが12月に開催するオンラインイベント「AAMT 2021, Online～機械翻訳最前線～」では、年次大会に加え、創立30周年を記念したイベントを併催する形で開催いたします。

創立30周年記念イベントでは、当協会の創立30周年を記念して所縁のある講師の方をお招きし、AAMTと機械翻訳の歴史・未来を語る講演を開催いたします。また、今年逝去された当協会設立者でもある、長尾 真先生を偲ぶ講演も予定されており、我々の30年に及ぶ活動を感じていただけるイベントになると考えております。また年次大会では、昨年と同様に急速に発展している機械翻訳に関連した最新情報を発信いたします。

AAMT 2021, Online

■「AAMT 2021, Online」について

AAMTは、AI翻訳技術(ニューラル機械翻訳、NMT)により、急速に翻訳品質が向上した機械翻訳技術をビジネスに取り入れる企業が増加していること、機械翻訳技術の利用が地方自治体、国内産業でも急速に進んでいる現状を鑑みて、広く一般に向けた年次大会を開催しております。今回は、最新の翻訳技術に関する講演の他、機械翻訳利用に関するガイドライン、法的課題に関する講演等、様々な分野で活躍の皆様に講演をいただくことで、翻訳に関わる多くの皆様に向けた情報を提供いたします。また、30周年記念イベントとして当協会に所縁のある講師の方々による30周年記念講演等も予定しており、協会の軌跡を振り返りながら機械翻訳に関する未来を語る場としても位置付けております。

＜開催概要＞

日時：2021年12月8日(水)　13:30～19:15(創立30周年記念イベント)

　　　2021年12月9日(木)　10:00～18:00(年次大会)

　　　※お申込みいただいた方は2日間共通で視聴可能です。

場所：Zoomウェビナーにて開催

　　　お申し込みについては以下を参照してください。

　　 https://aamt.info/aamt-2021-online/

※申し込み締め切り：12月7日(火)

創立30周年記念イベントの後には、オンライン交流会を開催いたします。

また、機械翻訳に関する企業展示をオンライン上で実施いたします。

(展示期間：12月8日～15日)

図)AAMT 2021, Onlineプログラム

12月8日プログラム

12月9日プログラム(1)

12月9日プログラム(2)

■入会キャンペーンについて

ただいま、年次大会の開催にあわせて入会キャンペーンを行っています。

非会員の参加費5,000円のところ、当協会への入会を同時に行うことで、入会金免除の上、年会費のみにて参加できます。オンライン交流会では、実際に機械翻訳の研究に携わっている研究者・技術者をはじめ、機械翻訳サービスを提供している企業と直接情報交換をすることができます。

■アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)について

元京都大学総長、故 長尾 真 名誉教授が機械翻訳の普及・改良を目的として設立した国際機械翻訳協会のアジア太平洋を担当として1991年4月に設立された団体です。

現在は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のフェローである隅田 英一郎を会長として、機械翻訳の普及・改良を目的として、機械翻訳に関する情報発信を行っています。

所在地： 〒619-0289　京都府相楽郡精華町光台3-5

　　　　 NICT 先進的翻訳技術研究室内 アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)事務局

メール： aamt-info@aamt.info

URL　 ： https://aamt.info/