業界初※！ねじ締結の技術相談ができる新サービス「ねじの技術診断」12月1日提供開始

～ねじ締結の安心・安全・最適をご提供いたします～

2021.12.01 09:30

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ねじの製造販売を行う池田金属工業株式会社(所在地：大阪市西区新町4-7-11、代表取締役：武井宏樹)は、ねじユーザーを対象とした締結の技術相談ができる新サービス、「ねじの技術診断」を12月1日(水)より開始します。

※当社調べ

「ねじの技術診断」URL： http://www.ikekin.co.jp/contents/diagnose/diagnose.html

■提供背景

池田金属工業では、長年ねじに関する技術セミナーを開催していることもあり、ねじの締め付けトルク、ゆるみ、折損の原因究明などのご相談やお問い合わせを多数いただくようになりました。診断には複数回の試験を実施、なかには基礎的なねじ研修企画提案など、支援内容が一朝一夕にはいかないケースが出てきたのです。そんな中、お客様からは有料でいいのでそのサービスを提供して欲しいとの要望があり、この度、「ねじの技術診断」サービスを開始することにいたしました。

■サービスの事例

＊新素材(樹脂)へのタッピンねじのトルク設定に困っていた事例

ワークをお預かりして、適正な下穴、適正なトルク、適正なタッピンねじをトルクアナライザーで試験をして診断いたしました。そのデータを解析して適切な処置を提案いたしました。

＊部品を固定しているボルトが折れて部品が落下するトラブルが発生していた事例

まずオンラインで聞き取り調査を行いました。その後折れたボルトと部品をお預かりして、破断面を検査した結果、振動による「ゆるみ」の発生が原因であると仮説を立てました。その実証のために新品のボルトを振動試験機でゆるませてから折損させて破断面を比較したところ、仮説通り破断面は「ゆるみ」が原因で折損したものと一致しました。今回は自前の設備で原因が分かり、対策は打っていただけました。自前の設備で対応できない場合は、提携先検査機関と協力して課題の解決に取り組みます。