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原発事故で避難を余儀なくされた12市町村の今を伝える展示会 「ある日、あの場所」11月23日から2022年1月30日まで開催

2021.11.19 13:00

西会津国際芸術村(福島県耶麻郡西会津町、指定管理者:一般社団法人BOOT)では、2021年11月23日から2022年1月30日までの会期で「ある日、あの場所」展を開催いたします。

双葉郡出身のフォトグラファー、イガリタカシ氏が撮影した写真の展示と震災から現在に至る復興の変遷をたどるパネルを展示します。

本展は、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライトの企画の元進められ、東日本大震災から10年、原発事故で避難を余儀なくされた十二の市町村の今を伝えます。


「ある日、あの場所」フライヤー


■主催者のコメント

東日本大震災から10年。

震災や原子力災害から立ち上がる「まち」や「人」にとっては節目でも何でもなく、これまでも、これからも続いていく時間の一部に過ぎない。

地震や津波でも甚大な被害を受けたが、インフラなどハード面の整備はかなり進んでいる。

急速な過疎や高齢化は、原子力発電所の事故がなくてもいずれ直面する未来だったかもしれないし、もしくは原子力発電所の建設によって先送りにしていた過去の課題といま対峙しているのかもしれない。


今の状況は、復興した、と言えるだろうか。

そうでなければどうなったら復興した、と言えるだろうか。

今回の展示だけでは、原発事故により複雑化した特有の困難さや、それを乗り越えようとする人々の営みのほんの一部しか伝えられないかもしれないません。

それでも、ほんの一部でも知るきっかけ、

考えるきっかけとなることを願いながら、本展示会を開催します。


                        福島大学FURE展示会



■「ある日、あの場所」開催概要

開催期間:2021年11月23日(火)~2022年1月30日(日)

     ※年末年始休館日 2021年12月27日(月)~2022年1月4日(火)

開館時間:10:00~17:00

開催場所:西会津国際芸術村

主催  :福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライト



■福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライト

福島大学うつくしまふくしま未来支援センターは平成23(2011)年4月、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故からの復旧・復興の支援を目的に誕生しました。

サテライトは、被災地域と大学をつなぐ現地の拠点として、同24(2012)年6月、川内村に開設。現在は富岡サテライトと浪江サテライトに職員を配置し、被災12市町村を対象とした支援活動を行っています。


<団体情報>

富岡サテライト

所在地: 福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚622-1 富岡町役場内

URL  : https://ifs.fure.fukushima-u.ac.jp/



■つくる つたえる かんがえる/西会津国際芸術村NIAV

西会津国際芸術村は、2002年に廃校となった木造校舎(旧新郷中学校)を創造活動・ギャラリー・地域文化の育成・グリーンツーリズムの拠点等に活用している福島県西会津町が管理する文化交流施設です。


<施設情報>

所在地  : 〒969-4622 福島県耶麻郡西会津町新郷大字笹川上ノ原道上5752

開館時間等: 10:00~17:00(会期中は休みなく開館)

URL    : https://nishiaizu-artvillage.com/

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