コロナへの感染症対策意識は、8割半が高い意識で継続 「発酵食品」「植物性たんぱく質」を食べる人の増加傾向続く 最新レポート「健康ニーズ基本調査2021」を発表
2021.12.13 09:30
株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、15~79歳の男女を対象として「健康」をテーマとした自主企画調査を実施いたしました。1998年から毎年継続的に実施している調査となり、2020年より続くコロナ禍において、生活者の健康実態と生活実態を捉えます。
今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内いたします。
■調査結果のご紹介
【調査結果1】
コロナへの感染症対策意識、「とても意識」「意識」合わせて8割半と高い対策意識
コロナ禍が続く2021年秋における生活者の感染症対策意識を確認した。「とても意識している」「意識している」「少し意識している」「あまり意識していない」の4段階で確認したところ8割半が「とても意識している」「意識している」のいずれかを選択しており、意識の高さがうかがえる。「少し意識している」と相対的に意識がやや低い回答をみると男性10代と女性20代が約2割。
【調査結果2】
感染症対策の「手洗い」「マスク」「うがい」「体温測定」は昨年同程度または微減
昨年調査時(2020年)に顕著に増加した「マスク」「体温測定」については、実行している人の割合が昨年とほぼ同程度で推移し、「手洗い」「うがい」は昨年と比べて微減程度におさまった。
生活習慣・運動・健康管理・リラクゼーションのカテゴリで上位の行動を確認すると、昨年調査時(2020年)に5ポイント程度増加した「規則正しい生活」「なるべく歩く」等は引き続き同程度で推移している。
【調査結果3】
コロナ禍による生活変化により「ストレスをためないこと」への関心増大
「食事・食生活」「睡眠・休養」「身体を動かす」等で関心のあることを確認したところ、「ストレスをためない」が2019年のコロナ前の調査と比べて、5ポイント以上増加していた。コロナ禍による外出自粛等の生活の変化も少なからず影響を与えていると推察される。
また、ストレスを低減する「ギャバ」については、直近5年で認知率が10ポイント近く増加しており「ストレス」への関心が増大していることがうかがえる。
【調査結果4】
「美容」への関心、男性10代が2割弱
コロナ禍と直接的な影響が小さいと推察される時系列変化として、男性10代の「美容」への関心増がみられた。「美容」への関心は、男性のいずれの年代でも1割を超えていない中、男性10代は2割弱。時系列でみても、これまでの男性10代の「美容」への関心が1割を上回ったことはなく、前回調査(2019年)時に至っては、10代男性の「美容」への関心は0.0%であった。男性の美容への関心の芽吹きとなるか着目したい。
【調査結果5】
食生活では、「発酵食品」「植物性たんぱく質」を食べる傾向が高まる
直近5年間の健康や美容を意識して積極的に実行していることをみると、食事では「発酵食品を食べる」「大豆など植物性たんぱく質を食べる」がいずれも5ポイント以上増加。また「なるべく水を飲む」も2017年と比較すると増加。食生活の面では「夜遅く食べない」が5ポイント程度増加。
■調査概要
調査名 :健康ニーズ基本調査2021
※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の
一部を抜粋してご紹介致します。
調査期間:2021年9月16日(木)~2021年9月30日(木)
調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」
(一都三県に居住する15~79歳までの男女)
調査方法:郵送調査及びFAX調査
回答者数:1,391名(配布数2,300名、回収率60.5%)
性別・年齢・エリアの母集団人口構成比に基づきウェイトバック集計を実施
【調査結果1】
コロナへの感染症対策意識、「とても意識」「意識」合わせて8割半と高い対策意識
コロナ禍が続く2021年秋における生活者の感染症対策意識を確認した。「とても意識している」「意識している」「少し意識している」「あまり意識していない」の4段階で確認したところ8割半が「とても意識している」「意識している」のいずれかを選択しており、意識の高さがうかがえる。「少し意識している」と相対的に意識がやや低い回答をみると男性10代と女性20代が約2割。
Q. コロナ禍が続いていますが、あなたは今現在どの程度感染症対策を意識していますか(単一回答)
図表1
【調査結果2】
感染症対策の「手洗い」「マスク」「うがい」「体温測定」は昨年同程度または微減
昨年調査時(2020年)に顕著に増加した「マスク」「体温測定」については、実行している人の割合が昨年とほぼ同程度で推移し、「手洗い」「うがい」は昨年と比べて微減程度におさまった。
生活習慣・運動・健康管理・リラクゼーションのカテゴリで上位の行動を確認すると、昨年調査時(2020年)に5ポイント程度増加した「規則正しい生活」「なるべく歩く」等は引き続き同程度で推移している。
Q. あなたが健康や美容を意識して積極的に実行していることは?(複数回答)
※「生活習慣」「運動」「健康管理」「リラクゼーション等」の4つのカテゴリから上位の項目を掲載
図表2
【調査結果3】
コロナ禍による生活変化により「ストレスをためないこと」への関心増大
「食事・食生活」「睡眠・休養」「身体を動かす」等で関心のあることを確認したところ、「ストレスをためない」が2019年のコロナ前の調査と比べて、5ポイント以上増加していた。コロナ禍による外出自粛等の生活の変化も少なからず影響を与えていると推察される。
また、ストレスを低減する「ギャバ」については、直近5年で認知率が10ポイント近く増加しており「ストレス」への関心が増大していることがうかがえる。
Q. あなたが関心のあることは?(複数回答3つまで)
図表3-1
Q. 成分・栄養素について、名前だけでも知っているものは?(複数回答)
図表3-2
【調査結果4】
「美容」への関心、男性10代が2割弱
コロナ禍と直接的な影響が小さいと推察される時系列変化として、男性10代の「美容」への関心増がみられた。「美容」への関心は、男性のいずれの年代でも1割を超えていない中、男性10代は2割弱。時系列でみても、これまでの男性10代の「美容」への関心が1割を上回ったことはなく、前回調査(2019年)時に至っては、10代男性の「美容」への関心は0.0%であった。男性の美容への関心の芽吹きとなるか着目したい。
Q. あなたが関心のあることは?(複数回答3つまで)
※「美容」の回答データについて、直近5回分の調査結果を掲載
図表4
【調査結果5】
食生活では、「発酵食品」「植物性たんぱく質」を食べる傾向が高まる
直近5年間の健康や美容を意識して積極的に実行していることをみると、食事では「発酵食品を食べる」「大豆など植物性たんぱく質を食べる」がいずれも5ポイント以上増加。また「なるべく水を飲む」も2017年と比較すると増加。食生活の面では「夜遅く食べない」が5ポイント程度増加。
Q. 食事や食生活で、あなたが健康や美容を意識して、積極的に実行していることは?(複数回答)
図表5
■本レポートについて
今回のリリースでご紹介した「健康ニーズ基本調査2021」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった栄養素・健康用語・気になる症状等、幅広く分析を行っています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。
【レポート販売のご案内】
○アウトプット
【健康ニーズ基本調査2021】
(1)調査報告書(PDF版・76ページ):2021年11月発行
(2)集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他
◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にてお承りいたします。
【都度お見積りさせていただきます】
※弊社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
■調査購入のご案内
【健康ニーズ基本調査2021】
・定価 460,000円(税別)
・MDBメンバー価格 420,000円(税別)
■お問い合せ先
株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
担当 : 山口・荒木
TEL : 03-3578-7607
Email: info_mlmc@jmar.co.jp
本件引用の際は、お手数ですが、上記あてに掲載紙をご送付ください。
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