“仮想集落”トカイナカヴィレッジが 千葉県館山市、福島県飯舘村の農園と友好交流協定を締結
いなかと都会を繋ぎ、ファンを増やす! “いなかの窓口”事業 ぞくぞくと輪が広がっています。
2022.02.07 09:30
神奈川県川崎市多摩区にある“仮想集落”トカイナカヴィレッジは、渋谷駅から13キロの利便性と自然豊かな約1万6千平方メートルの里山と農地を活用し、イナカをアソブ体験施設として2017年の開村以降農業を中心に様々な活動を展開してきました。そしてこのたび、千葉県館山市の安西農園並びに福島県飯舘村の山のこだわりやと友好交流協定を締結しました。昨年3月の宮崎県諸塚村と結んだ地方創生事業の包括連携協定に続き2例目、3例目となります。
都会と田舎。トカイとイナカ。その双方の良いところを持つ立地と環境をイナカ体験だけでなく、地方のHUB施設として情報の再発信、ファンづくりに役立てることも目指しています。
飯舘村山のこだわりやとの盟約書締結式
【友好交流協定の内容】
館山市の安西農園とは「生で食べられるトウモロコシ」の共同栽培や収穫体験、飯舘村の山のこだわりやとは「いいたて雪っ娘かぼちゃ」や「パプリカ」の共同栽培の他、明治大学農学部本所ゼミの協力を得て、双方の土地を行き来しながら、食・農を中心に組み立てた、その地域を知る体験イベントを複数回実施しました。最大の特徴はトカイナカで『その地』を見立てたイベントを開催、まるで訪れたかのように『情報』や『村人』に触れられるのがポイントです。
【課題解決に向けた活動】
館山市は令和元年房総半島台風で、飯舘村は福島第一原発事故で甚大な被害を受けました。
災害復興のボランティア活動だけでなく、様々なイベントや交流事業を通じてお互いの親交を深めながら、その地域の現状や良さを継続的に伝えファンを増やすことを目的としています。
【トカイナカヴィレッジについて】
川崎市多摩区の生田緑地に隣接した約1万6千平方メートルの敷地に里山や畑が広がる農業体験施設。都会と田舎の両方の良さを味わえる“仮想の村”として地域住民や専業農家、障害者施設などと協働し「楽しめる農業」を目指しています。事業の一つ“いなかの窓口”は住民同士の交流を元に関係人口づくりや特産物の販売、課題解決などを行っています。ご興味のある自治体・地域・団体さま、あなたの大切な土地のファンを作りを当村と一緒にやりませんか?
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