【北海道 東川町】アイヌ文化を伝える映画「カムイのなげき(仮...

【北海道 東川町】アイヌ文化を伝える映画「カムイのなげき(仮)」の製作を発表

来年7月から撮影開始、2023年秋の公開を目指し菅原浩志氏が映画監督を務める

北海道東川町は、1903年に生まれ19歳の若さで亡くなったアイヌ文化伝承者、知里幸恵(ちり・ゆきえ)さんをモデルにした映画、「カムイのなげき(仮)」の製作を決定しました。東川町が企画し、「写真甲子園0・5秒の夏」の菅原浩志氏が監督します。本映画は、アイヌ文化と共に、大雪山国立公園を有する東川町が「大雪山文化」を次世代に伝えることを目的にしています。来年からロケをスタートし、2023年秋の公開を目指しています。
古くから、神(カムイ)が宿る厳しくも美しい大自然と共存してきたアイヌ⺠族の人々。彼らは明治以降の北海道開拓に大いに貢献し、差別・迫害と戦い続けて来ました。アイヌの血を引く知里幸恵さんは失われつつあったアイヌの伝統文化(口承叙事詩“ユカㇻ”)を 日本語に訳した「アイヌ神謡集」を書き上げ、わずか 19 歳で夭逝しました。彼女の業績はアイヌ⺠族の人々に大きな自信と誇りを与えました。映画「カムイのなげき」は、彼女の生きた姿を元に、明治・大正期、土地や生活を奪われ衰亡の危機に瀕していたアイヌ⺠族の生活や伝統・文化を、雄大な北海道の自然の中に描き出す創作物語です。

本作は、菅原浩志監督の前作、「写真甲子園 0.5 秒の夏」(2017 公開)に続き、北海道東川町が さまざまな機関・団体と連携して“オール北海道”で作り上げていく映画として、製作を進めます。撮影は来年2022年7月からスタートし、旭岳を中心とした東川町内だけではなく、北海道各地でも行う予定です。現在、製作費2億5千万円を集めることを目標に、東川町がふるさと納税、企業版ふるさと納税で寄付を募っています。

知里幸恵さんについて

知里 幸恵(ちり・ゆきえ)は、1903年(明治36年)に生まれ、1922年(大正11年)に亡くなった、北海道登別市出身のアイヌ女性です。19年という短い生涯の中で、言語学者金田一京助の協力のもと『アイヌ神謡集』を完成させ、口語伝承のアイヌの言葉を日本語に翻訳し、文字に残しました。消滅の危機に追い込まれていた、アイヌ伝統文化の復権復活へ重大な転機をもたらしたことで知られています。

スタッフ

監督・脚本:菅原 浩志(「ぼくらの七⽇間戦争」「写真甲子園0・5秒の夏」「早咲きの花」「ほたるの星」「北の残照」「ヌプリコロカムイノミ」)
プロデューサー:作間 清子
撮影:上野 彰吾
美術:長 寿恵
編集:時任 賢三
助監督:桑原 昌英
企画協⼒:写真⽂化⾸都「写真の町」北海道東川町

みなさまからのご支援、お願いいたします。

「カムイのなげき(仮)」の映画製作にあたり、多くの個人及び企業様の協賛をお願いいたします。本事業へのご支援につきましては、個人版ふるさと納税、企業版ふるさと納税にてご支援をお願いいたします。詳しくは、各サイトよりご参照ください。

ご支援への特典

映画『カムイのなげき』にご⽀援いただいた皆様には特典をご⽤意いたしております。
■1,000 万円以上
特設サイト:ロゴ(⼤)、映画内エンドロール:ロゴ(⼤)、ポスター:社名(⼩)、フライヤー:社名(⼩)、無料上映会放映権:10 回、DVD:100 枚(映画完成から約1年後)
■500 万円以上
特設サイト:ロゴ(⼤)、映画内エンドロール:ロゴ(⼤)、無料上映会放映権:3回、DVD:50 枚(映画完成から約1年後)
■100 万円以上
特設サイト:社名(中)、映画内エンドロール:社名(中)、無料上映会放映権:1回
■30 万円以上
特設サイト:社名(⼩)、映画内エンドロール:社名(⼩)

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