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飛鳥クルーズ×日本工芸会コラボレーション決定  ~クルーズをより深く堪能する、究極の作品との出会い~

客船「飛鳥II」(50,444トン)を運航する郵船クルーズ株式会社(本社:横浜市西区、代表取締役社長:坂本 深)は、飛鳥クルーズ就航30周年を記念し、公益社団法人日本工芸会(以下、日本工芸会)との初のコラボレーション実施を決定いたしました。

本コラボレーションは、日本工芸会と共に日本の伝統工芸の保存・活用に貢献する取組みを進めている、当社株主アンカー・シップ・パートナーズ株式会社を通じて実現したものです。


客船「飛鳥II」


日本工芸会は、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝、以下同じ)を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織され、先人から受け継いだ世界に卓越する優れた伝統工芸の技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した創造性、芸術性に優れた作品を生み出しています。また、文化財保護法の趣旨に沿って、昭和29年以来毎年、日本工芸の美と技が結集した「日本伝統工芸展」を開催しております。


「飛鳥II」では、日本工芸会及びアンカー・シップ・パートナーズ株式会社の趣旨に賛同し、人間国宝を中心とした作品の船内常設展示(※1)のほか、クルーズ企画として、トークイベントや作品を深く知るための日本各地の「工房を巡る寄港地観光ツアー」、工芸作品を器に用いた食事の提供(※2)等を計画しています。伝統工芸作品との出会いの場としてだけでなく、新たな魅力を秘めた次世代の作家の作品展示も予定しています。知的好奇心の高い飛鳥クルーズのお客様には、様々な機会を通じて作家の想いまでを感じていただける機会となることと期待しております。また、船上では工芸品の販売も行い売上金の一部を寄付し、日本の伝統文化継承のために役立てていただく予定です。



当社では、今後も飛鳥クルーズを通して日本工芸会の取組みを継続的に支援し、日本の伝統文化及び日本各地の魅力を紹介し「地域の皆さまと地方創生」への取組みを推進するとともに、飛鳥クルーズがこれまで培ってきた和のおもてなしを更に進化させてまいります。


※1 作品の常設展示は、2022年3月以降のクルーズを予定。

※2 コラボレーションクルーズ企画は、2022年秋以降を予定。


重要無形文化財「色絵磁器」保持者 今泉 今右衛門氏



重要無形文化財「蒔絵」保持者 室瀬 和美氏


■飛鳥II概要

「飛鳥II」は日本船籍最大の客船で、約100日間の世界一周クルーズ、アジア・オセアニア方面へのロングクルーズ、日本の夏祭りを巡るクルーズ、1泊からのショートクルーズなど多岐にわたり展開。全室海側の客室、ゆったりとしたスペースや新設の露天風呂など充実の設備、日本人乗船客の嗜好に合わせた多彩な食事やエンターテイメントが特徴。乗船客1人当たりのスペースや乗組員比率は、日本はもとより世界トップレベルで、世界のクルーズマーケットで愛される美しい船体に、和の心のおもてなしをのせて皆様をお迎えいたします。



船籍    :日本

船籍港(母港):横浜港

総トン数  :50,444トン

全長    :241m

乗客数   :872名

乗組員数  :約490名

客室数   :436室(全室海側)

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