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2000年に世界保健機関（WHO）と国際薬剤師薬学連合（FIP）は共同で、“Developing Pharmacy Practice”を公開し、薬局は従来の「調剤業務」から「患者ケア」へシフトすべきだと宣言しました。以後20年経過した現在、各国の薬局の役割は薬剤供給にとどまらず、禁煙、節酒、食事・運動など生活習慣の改善の支援やワクチン接種まで、地域住民の健康に貢献する場所へと変わってきています。

今回の講演では、薬局臨床研究の成果によって医療制度が変わり、薬剤師の役割が広がっているカナダ・アルバータ州の薬局での研究事例を紹介します。今後も続くと思われる薬局薬剤師の役割の拡大について、私見も含めてご紹介します。

京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 特定准教授
【研究テーマ】
■薬局での慢性疾患患者支援研究
・ COMPASSプロジェクト・ RxING-Japan 研究
■薬局薬剤師向け教育プログラムの開発
■薬局薬剤師業務の国際比較
【著書】
■行列のできる薬剤師 3☆ファーマシストを目指せ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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※株式会社グッドサイクルシステムは、薬局やドラッグストア向けの業務支援システムやサービスを手がける会社です。主力プロダクトはクライアント端末にiPadを活用できるスマート薬歴『GooCo（グーコ）』。大手薬局チェーンなどを中心に全国の4,000店舗を超える薬局で活用されています。

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