アルテア、SDGsに関するレポートを発表
~アルテア製品が貢献するCO2排出削減量や、自社の取り組みなどを網羅~
シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、人工知能(AI)に関するテクノロジーをグローバルに提供するAltair(本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、日本法人:東京都中央区、以下アルテア)は、サステナビリティへの取り組みに関するレポート(英語)「Altair Sustainability Report 2020」( https://hubs.ly/Q011SJzn0 )を発表しました。
本レポートは、アルテアが取り組むSDGsに関する活動をまとめています。アルテアはピープル(People)、プロダクト(Product)、プラネット(Planet)の3つを軸にサステナビリティに取り組んでおり、レポートでは従業員に対する考え方や活動、アルテア製品が環境へ与える影響、イノベーション活動によるエネルギーコスト削減などを具体的に紹介しています。
本レポートの要点は以下の通りです。
● アルテアの従業員に対する考え方「多様な人材を活かす」
アルテアは多様な文化がイノベーションを育むと考えており、ダイバーシティ、専門性、個人の成長を重視しています。フレックスタイム制や在宅ワークを早くから導入し、従業員のワークライフバランスを確保するほか、組織全体で黒人の責任者を増やす取り組み「ALTAIR BLACK EMPLOYEE RESOURCE NETWORK(ABERN)」や、テクノロジー分野における女性の活躍を目指した「Altair Women in Technology(WiT)」を組織しています。3,000人を超える従業員の定着率は、業界標準をはるかに超えており、アルテアの女性従業員は全従業員の20%を占め、29%が管理職として働いています。
● アルテアの地域社会への貢献
アルテアは女性のキャリアアップや学校教育など、地域社会活動に貢献する様々な団体を積極的に支援しています。DAPCEPやMCWTで講師のボランティアを行ったり、ドイツがん支援、Unicef、Green Umbrella Foundationへの寄付を続けるなど、アルテアは各団体を通じて地域社会の一員としてコミュニティづくり、その発展に貢献していきます。
● CO2排出量の削減に貢献するアルテアのテクノロジー
アルテアは、経済協力開発機構(OECD)の枠内に設立された国際エネルギー機関(IEA)が設定した目標とマイルストーンに足並みを揃え、2050年までに温室効果ガスの「ネットゼロ」の達成を目標にしています。多くの業界で採用されているアルテアの構造設計と最適化のソリューション「Altair OptiStruct」は、構造物の強度や性能特性の分析と最適化により、軽量で構造的に効率のよい設計に貢献し、グローバルでの使用率は2013年から2020年の間に10倍に増加しました。アルテアでは、Altair OptiStructの普及が材料使用量や燃料消費量の削減、何百万トンものCO2排出量の削減につながっていると考えます。
● 10年目の開催を迎える自動車業界唯一のアワード「Altair Enlighten Award」
Altair Enlighten Awardは、自動車の軽量化とサステナブルに特化した自動車業界唯一のアワードです。2013年に米非営利団体の自動車研究センター(CAR)と共同で設立し、毎年開催しています。自動車の軽量化における革新的な技術にスポットライトを当て、温室効果ガス排出量削減、水やエネルギーの消費量の軽減、材料の再利用やリサイクル、軽量化などの取り組みを表彰しています。2020年は日産自動車が受賞(参考:超軽量ボディサイドパネルがAltair Enlighten Awardを受賞!-アルミとCFRPのマルチマテリアル構造+トポロジー最適化で50%の軽量化を実現-)( https://www.nissan-global.com/JP/NRC/NEWS/detail_03.html )しました。
● アルテア子会社Toggledが開発したエネルギーコストを削減できるLED製品
アルテア子会社で、スマートビルディング技術の未来とユーザーフレンドリーなLED照明を開発するToggledは、テクノロジーのリーディングカンパニーとして、世界中の働き方と人々の暮らし方を改善することをビジョンに掲げています。手掛ける製品は、従来の蛍光灯システムと比較して、企業や一般住宅の毎月のエネルギーコストを40~70%削減することが可能です。LED蛍光灯「Toggled LED チューブ」は50,000時間の定格容量とクラス最高の保証制度を持ち、平均的な蛍光灯の利用年数と比べると、二倍の16年間の寿命です。
アルテアの創設者兼CEOのJames Scapaは次の通りエンドースメントしています。「当社は、当社の文化と価値観に基づいて常に多様な労働力、柔軟な職場環境、家族やワークライフバランスのサポートを行ってきました。働きやすいユニークな職場を創り上げてきたことにより、離職率は非常に低くなっています。私たちは、当社の文化、すなわち、未来を見据え、誠実で垣根のないコミュニケーションを行い、先例のないテクノロジーとビジネスを探求し、多様性を受け入れ、リスクを取り果敢に挑戦する文化そのものがイノベーションの拠り所になっていると考えています。当社らしさを貫くことで多くの成功を収め、それが従業員、顧客、パートナー、株主の成功につながり、より持続可能な未来への貢献にもつながっています。」
アルテア日本法人社長の加園 栄一は次の通りエンドースメントしています。「日本の産業界でSDGsの理解が進む中、本レポートを通じてアルテアの環境や労働などに関する先進的な取り組みを皆様にご紹介する機会を得られたことを大変嬉しく思います。当社は、アルテア本社や各国のアルテアオフィスと連携を取りながら、今後も積極的にSDGsの取り組みを推進していくことをお約束します。」
【アルテアについて(Nasdaq:ALTR)】
アルテアは、製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、および人工知能(AI)の分野において、ソフトウェアやクラウドソリューションを提供するグローバル企業です。多種多様な業界におけるお客様が、持続可能な未来を創造しコネクテッドな世界において力を発揮するためのテクノロジーを提供します。詳細については https://www.altairjp.co.jp/ をご覧ください。
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