両備システムズとxID社が業務提携 マイナンバーカードを活用した 認証基盤の実装と新規事業開発等で、官民DXを推進
2022.01.14 11:00
株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長 松田 敏之、以下「両備システムズ」)は、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディー)」を提供するxID株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 日下 光、以下「xID社」)と業務提携契約を締結し、顧客に対するマイナンバーカードを活用した認証基盤の実装とデジタルIDを活用した各種提供サービスでの連携等に取り組むことを発表します。
両備システムズ xID
■本業務提携の背景
DX(デジタル・トランスフォーメーション)が盛んに言われる今日において、様々なサービスをオンラインで利用する機会は急激に増加しています。このような状況下において、オンライン上での本人確認やサービス提供時における個人情報提供の同意取得等の重要性は非常に高まってきました。
また、オンライン・オフライン双方で利用可能な最高位の身分証であるマイナンバーカードの普及が進んでおり、 2021年12月1日現在、国民の40%近くが所有する状況です。官民サービスを含む社会への実装がより一層期待されています。
今回、様々な分野においてシステムを提供する両備システムズと、マイナンバーカードに特化したデジタルIDを提供するxID社が連携し、マイナンバーカードを活用した認証基盤を各種システムに実装することにより、本人確認等のコストの削減やパーソナライズされたサービスの提供を実現することで、利用者中心の官民DXを推進します。
■事業連携の内容
本事業連携は両備システムズの既存サービスへのマイナンバーカード、デジタルIDの実装と、デジタルIDを活用した新規事業の創出の2つの側面があります。本連携を機にxID社のマイナンバーカード・デジタルIDに関する専門的な知見やノウハウを共有しながら連携事業・新規事業創出を拡大する予定です。
■今後の展望
両備システムズとxID社はソリューションパートナー契約を結ぶことで、両備システムズが既存・新規の顧客企業様や自治体様に対してデジタルID「xID」のインテグレーションを広く実施できるようになります。両備システムズの顧客基盤と既存・新規サービスを活かして、次世代デジタルIDの活用とユースケースの創出を進めます。
■xID株式会社 代表取締役CEO 日下 光様のコメント
私たちxID社の事業は、ともにデジタルサービスを共創するパートナーの存在が必要不可欠です。公共・民間分野を問わず、また、地域地盤においてもその時代のテクノロジーを活用し、共創により利便性の高いサービスを提供されてきた両備システムズ様と今回パートナーシップを組めることを嬉しく思います。
xID社が持つマイナンバーカードやデジタルIDの活用に関する専門性やノウハウを共有し、ともに地域、社会全体のデジタル化を推進して参りたいと思います。
■株式会社両備システムズ 代表取締役副社長 小野田 吉孝のコメント
両備システムズでは、自社の事業領域と保有するクラウド技術、グループ企業のシナジーを活用して、スマートシティの実現に向け取り組んでいます。
xID社の持つ認証基盤はその実現に向け不可欠であり、両社のコラボレーションにより、行政サービスを始めとする様々な場面でエンドユーザ様の利便性を高められるよう、取り組んでまいります。
さらには、xID社と両備システムズのクラウド基盤を活用する事で様々な共創サービスを提供し、社会のDX化に貢献してまいります。
■xID株式会社について
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovTech企業です。
官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用”をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。
xID社コーポレートサイト: https://xid.inc
■「xID」について
「xIDアプリ」は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人確認、本人認証、電子署名ができるデジタルIDアプリです。初回登録時にマイナンバーカードの署名用電子証明書をスマートフォンのNFCで読み取り、本人確認を実施することでIDを生成。以降、xIDアプリを使って電子認証・電子署名を行うことで、金融サービス利用開始時の本人確認や行政手続きをオンラインで完結させることができます。
xID社コーポレートサイト 「『xID』新バージョン公開のお知らせ」
■株式会社両備システムズについて
官公庁、医療機関など公共系ソリューションおよび文教、運輸・交通、製造・流通業向けの民需系ソリューションを展開している独立系ICT企業です。
クラウドサービスに加え、独自のセキュリティサービスおよび、スピードと安全性の両立を実現するBPOサービスを展開しているのも特長です。
自社のデータセンターから展開している各クラウドサービスは、到来するDX(デジタルトランスフォーメーション)による情報社会を見据え、様々な他社プラットフォームと連携を進めています。
両備システムズコーポレートサイト https://www.ryobi.co.jp/
■株式会社両備システムズ 会社概要
本社所在地:岡山県岡山市南区豊成二丁目7番16号
代表者 :代表取締役社長 松田 敏之
設立 :1969年12月
資本金 :3億円
事業内容 :公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供
(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、
データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、
ハードウェア販売および保守サービス
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