ACE2の結合阻害組成物SGFの開発特許を取得 感染拡大に備え医療連携機関(自由診療)へ提供開始
2022.01.18 11:00
この度、DEXON(デクソン)ファーマシューティカルズ株式会社(東京都中央区、代表取締役:古賀 祥嗣)は、ウイルス感染予防(新型コロナウイルスCOVID-19を含む)に有効なACE2結合阻害組成物SGFを開発特許取得し(特許7007754)、新型コロナウイルスのオミクロン株による第6波の感染拡大に備えるべくこれを医療連携機関(自由診療)にて提供します。
SGF-EVsのSpike-ACE2結合阻害効果
■作用機序
SGFを吸入器で吸引することで、COVID-19などのACE2を受容体とするウイルスと、ACE2との結合を阻害します。具体的にはSGFは乳歯歯髄幹細胞に由来するACE2を発現したエクソソームを含有しており、このエクソソームを用いることにより、SARS-CoV-2の生体細胞への吸着を阻害または遮断することが出来ます。
これまでCOVID-19の治療ではACE2陰性のMSC(間葉系幹細胞)を用いる方が良いと報告されていましたが、逆にACE2陽性の組成物を用いて健常者のCOVID-19を予防できることを発見し、より効果的な組成物を発明しました。
■医療機関への提供方法
予防に用いるSGFは院内製剤として医療連携機関において調製されており吸入器にて吸引または点鼻にて使用します。
院内製剤の性質上医療連携機関において受診が必要となりますが身体における侵襲が極めて低い医療行為であるため遠隔診療を実施し、希望者の自宅にSGFおよび吸入器を配送することで国内全域での提供を目指します。
■安全性
SGFは医療連携機関(ソラリアクリニックグループ 代表 古賀 祥嗣)にて2017年より自由診療に用いられ、既に2,500人以上(2021年10月現在)の方がこのSGFによる治療を受け重篤な副作用が無いという結果から安全性も極めて高いことが証明されています。
■今回の発表の背景
今回の発表については、COVID-19が発生した2019年以降デクソン社代表取締役である古賀 祥嗣が医療連携機関において臨床および研究による成果を得て特許を取得し、今回の発表に至りました。
■予防方法の実施医療機関
ソラリアクリニックグループ
〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 5F
TEL : 03-5524-1850
Email: info@ginza-solaria.com
【会社概要】
会社名:DEXONファーマシューティカルズ株式会社
代表者:代表取締役 古賀 祥嗣
所在地:東京都中央区日本橋3丁目5-12 ヒューリック八重洲通ビル3F
設立 :2020年4月30日
資本金:1,650万円